10月31日（火）

ハロウィーンの季節も足早に通り過ぎ、明日からは11月に突入だ。更新のなかったこの1週間は、業界4位くらいのポータルサイトであくせくディレクターとして働こうとしていたのだが、初日、2日目、3日目と経過する毎に、どうも求人・面談内容と実務内容に著しく隔たりが感じられ、この辺りを採用担当者に相談してみた所、辞めるか現状で続けるかの二者択一を迫られ、再度仕切り直しをする道を選択した。
日本語って難しいなと思う。担当者と話していても、「それは言った言わない」みたいな話になり、平行線を辿ってしまうので、その打開策として以下の通り「たとえ話」で展開してみた。「自分はこれまで他球団で、監督やコーチの立場で、選手にノックしたり、個別指導をしたり、データを駆使して企画や戦略を練ったり、関係各所と連携を取りながら試合に勝つだけでなく、いかにエキサイティングで魅力的な球団を作り上げ、価値を高め、ファンや放映権や広告収入を獲得する仕事をして来ました。でも今回御社が募集しているのは、このポジションの人間ではなく、明らかに現役のキャッチャーなわけです。実際に試合を切り盛りする現場の監督ってことです。自分はとうに現役を引退しているので、スキル的にも経歴的にもこのポジションで働くわけにはいかないし、仮にヤクルトの古田監督みたいにプレーイングマネージャーをしてくれと言われても、結果としてどちらも疎かになりがちなのでやはり難しいですね....」。しばらくは全員キョトンとしていたが、一言「お辞めになる意思は硬いようですね」と採用担当はいい、巨大なオフィスビルの自席に戻り、わずかな荷物をまとめてから山手線に飛び乗った。1週間....人生最短の転職期間だった。Oh dear!

10月22日（日）

久し振りの雨で嬉しい....と言いたい所だが、あまりにもドライコンディションだったせいで、既に先週末に風邪を患ってしまい散々な週末だった。しかも明日からちょっと遠くのオフィスビルまで初出勤せねばならないってのに、雨足が強まりそうで何だか気が滅入る。
昨日は久し振りにIKEAに行って来た。行きの首都高が「ちょっともう絶対おかしい」としか思えないほど渋滞していて、下の道で10分の行程を60分もかかり、たかだか千葉県船橋市くんだりに行くのに2時間以上もかかってしまった。IKEAは港南店がオープンしたってのに、相変わらずの激混みぶりで、到着して早々ニコさまが「オキレ」になられ、後はもう買物なんてゆっくりする状況じゃなかった。なので、踏み台やキッチンラグ等をさっさと購入し、ミートボールとホットドッグを平らげてから船橋を後にし、そのまま首都高で三郷インターまで走り実家に。夜は精をつけなきゃと、みなで焼き肉を食べに行ったが、夜遅くに下痢になった。今日は、朝から石材店の営業担当と打ち合わせ。だいぶ値切らせていただいたが、正式に発注をかけるまでこぎ着けた。この後、最終デザインチェックなど行いながら、約1ヵ月ほどで新しいお墓が完成する見込み。仏壇の横にチョコンと置かれている父も、ようやく広々としたスペースに移動と相成る訳だ。お墓を建てるまでは長丁場だったけど、これで一安心となることを祈る。

10月20日（金）

いつまでたってもベイビーフェイスのコイも、あっという間に9才半。今や立派なじいさんだ。老猫化の顕著なファファと違って、コイは見た目も行動もまだまだ若いし毛並みも立派でいけている。猫じゃらしでの遊び方も昔と変わらずダイナミックで可愛いらしい。どうか病気せず、いつまでも元気でいてくださいな。
最近の趣味のひとつに、ブックオフで面白い絵本を見つけるというのがあるのだが、大人がどんなに可愛い、面白いと思っても、お子ちゃまが好きになるかどうかはまた別問題。そんな中での成功例としては、「リサ＆ガスパール」があげられる。パリに住んでいた事のある者としては、この絵本シリーズ、まったくをもって放っておけない。パラッとめくっただけでパリーのエスプリーがツンと香って胸の奥の方がキュンとしまくるのだ。この思い多少通じたのか、ニコちゃんも特にガスパールを気に入ったらしく、読むのをけっこう楽しみにしてくれている。それから「ムーミン」。自分がお子の頃、ライブでオンエアしていた同作品だが、女の子的な世界だったので実は子供心に興味が持てなかった。最近ではクラッシクアニメと位置づけられており、DVDを借りたり絵本を買ったりしないと接する事もないのだが、これがYahoo!とかBIGLOBEの無料動画でストリーミングで観られたりする。そして、この歳で観てみると、北欧ワールド（特に価値観）は、今の時代を予見していたのか、警鐘を鳴らしているような話も多く、実に興味深い。子どもからしても他の作品と違って特別で、なんだかドキドキするらしい。そんな訳で、キティちゃんやらミッキーやらと違って、人工調味料のあまり効いていない、オーガニックな作品を意識的に子育てに取り入れている我が家でした。

10月18日（水）

イタタタタ。。。激しい筋肉痛だ。あまりにも体がなまっているので、ちょっとしたジョギングとエクササイズを再開したのだが、走り出してすぐに、思っている以上に体が重いことを実感。一言でいうと「oh!ヒザにくるね」だ。40才も過ぎて普通に生活しているだけでは、なかなかメタボリック予備軍から逃れる有効な手だてはなく、気が着けば内蔵脂肪がどんどん増加していく。手で触れる場所ではないだけに、どうやって実感するのかと言うと、鏡に向かって横向きになるといい。ああもう体の厚みが倍増！みたいな。自分の場合元々筋肉質なだけに、けっこう分かり易いんだよねー、ああー。
さて、来週からは6時台に起きて、21時台に帰って来るような、所謂一般家庭のお父さん的な生活が始まる。しばらくは超パパっ子だったニコちゃんだが、自動的にママと過ごす時間が増え、前回もそうだったのだが、いつの間にか「ママママ」言うようになり、はて？パパって誰だっけみたいになるのだ。最近では、そろそろオムツ外れの微妙な時期を迎えていることもあり、日々ベッタリとケアしてあげたいところだが、まぁ背に腹は代えられぬ。妻よ、ニコをよろしく頼む。そして、相変わらずよくゲロをお吐きになるファッ様の世話も頼んだよ。

10月16日（月）

後楽園遊園地改め東京ドームシティってなかなかファンキーな場所だ。たぶん水道橋や後楽園という駅の立地は、どこまでも上野駅的であり、放射状に伸びたJRの各沿線より北関東のヤンキー系ファミリーが集いやすい条件にあると思われる。その証拠に「えっ？」と思うような、北関東訛りのお下品な言葉をお使いになられるお父様やお母様やお子様を、ことの他、多くお見受けするのでございます。それからドームシティのお隣りのラクーアを含めて、どうしてこんなにアトラクションの利用料が高額なのか？？？甚だ疑問。小さなティーカップにニコちゃんと乗り込み、短い時間グールグルと回してキャッキャキャッキャやるだけで1回200円払うのだ。これはまだカワイイ方で、ノリタイノリタイとせがまれるメリーゴーラウンドは、ドームシティのが1回400円、ラクーアのなんて1回600円でっせ！ドルに換算したら、1回5ドル！あり得ん、ぜーったいにあり得ん。セントラルパークの超豪華なカルーセルなんて、1回50セントだぞ。アメリカに長く暮らしていたから、日本のこういう不当な物価高って悔しい。いろんな所で子育てし辛い国なのだ。

10月15日（日）

気が着けば、新しい家のリビングルームもすっかりキッズ仕様になっている。最近の生活はあらゆる面でお子ちゃま中心で、自分の時間は即ち、ニコちゃんがおやすみになった後か、若しくは起きる前に限られる。今や場所にも時間にも制限があるのだ。やりたいことなんて簡単には出来ゃしないのだ。こんな状況を数年前に具体的に想像する事は出来なかったが、実際暮らしてみると、やはりどこかに諦めが必要だと痛切に感じている。何せ、before子持ち以前の常識をそのまま引っ張っていては、矛盾が生じ、成立しない事柄が続々と顕われる。あらゆる場面が、人生初めてのシチュエーションだから、様子を見ながら対峙するしかないのだが、このあたりのバランス感覚がなかなか微妙で難しい。お子は可愛い。掛け替えのない存在だ。でも、自分のことも大事だ。妻のとの関係やともだちとの関係も然り。週末の過ごし方なんかも、お座なりにしたくはない。このあたりの歯痒さは、ストレスとなって左肩こりとなって積み重なっているようで、これを打っている瞬間も、左肩の絶え間ない重鈍痛に悩まされている次第。今とってもやりたいこと＝誰にも邪魔されず、ゆっくり温泉につかりたい！

10月13日（金）

だけど大安。プエルトリ子が我が家に遊びに来た。6月下旬に仕事絡みで何度か渋谷で会って、その後は父の葬儀で会って以来だから、約2ヵ月ぶりとなる。彼女とは同世代で、ロンドンで知り合ってからずっと仲良くしてもらっている、自分に取っては貴重な「長いともだち」だ。お互い酸いも甘いも経験して来たのだが、今ココへ来て、比較的似たような境遇で日本社会に苦しめられている。四十路はいろいろ辛い。が、今日もそういう具体的な話をした訳でもなく、ただ談笑してニコちゃんと遊んで、そしてmyカレーやら残り物のおでん？やら、お土産に頂いた銀のぶどうの「かご盛り白らら（チーズケーキ）」を食べ散らかして楽しく過ごした。まぁ言葉以外で励まし合い、くじけず頑張りましょうと、そういうことだ。
驚いたニュースがひとつ。ヤンキースのコーリー・ライドル投手操縦の軽飛行機が、マンハッタンはUESのハイライライズに衝突し、亡くなってしまった。つい先日プレーオフで登板している姿を観たばかりだし、決して好きなタイプの投手ではなかったが、人柄は良さそうだし、移籍してきてから何となく気にはなっていた。で、先日書いたウィザースプーンの時と同じように、故人のバイオを何となく眺めていたら、ゲッ！またもや3月22日生まれ。。。誕生日が同じだった。勿論これらは単なる偶然に過ぎないのだが、こういった類いの見事なインシデントって、自分にとって何らかの需要で有益なイベントが起こりますよというサインである場合が多い。ちょうどこの2日間、長い間推移を見守って来た転職話が見事終息し、それと同時に新規でインタビューに出向いて、今後の身の振り方を即決するなんて出来事があった。myレーダーによると、この決断は自分に取っては的確なdestinationであり、注意を惹き付けられる「偶然」が、これを後押ししてくれることで、増々興味深い再始動となりそうだ。また忙しくなると、このページの更新頻度が落ちそうだが、まぁそれも含めてどうなることやら乞うご期待。ライドル投手のご冥福を心からお祈りいたします。

10月12日（木）

Google、Yahoo!、MSN、アスクジーブス、エキサイト、A9 等々、どれも種類が異なるがサーチ（検索）エンジンと呼ばれるものだ。最近、これに関する本を読んで思ったのだが、世の中は昭和生まれの我々旧人類が思っている以上に、加速度的に未体験ゾーンに突入している。そもそも、インターネット検索って何だろう？ もちろんそれは我々が「意思」と共に、WEB上にあるドキュメントを調べる行為であるが、最近は簡単なワード（クエリーと呼ばれる）をボックスに打ち込むだけで、まぁまぁ的を得た検索結果が表示されるまでテクノロジーは進化している。自分などは、サーチエンジン出始めの頃から検索しまくっているので、その進化のスピードには驚きを隠せない。ただ大きな危惧も抱いている。
最大手Googleに限らず、ローカル環境までをもインデックス化し検索可能にしてしまったり、検索履歴を記憶され最適化された広告が出現したり、また検索結果そのものがパーソナライズされる等の革新技術は、便利かもしれないが、確実にプライバシーを蝕んでいる。現在でも既に地球人口よりも多いドキュメントがインデックス化されているが（それも人類史上始まって以来のペースで）、やがてはありとあらゆる機器が接続され、あらゆる情報が検索可能な世界になっていくのだろう。つまり、その中には衆人環境では見られたくない事情（ドキュメント、行動記録、画像、動画、メールすべて）も含まれる訳で、今後はいかに「デジタライズしない」かが庶民が平和に暮らす鍵になると思われる。今日もWEB上のあなたの発言のすべては、どこかのロボットにクロールされインデックス化されている。特に、SNS、blog、WEBmail等からは逃れ用がない。これらの情報はあっさりと検索され、あなたがいつ誰と表参道ヒルズを訪れ、何を食べたり買ったりしたかも、見ず知らずの会った事もない人たちにバレバレになる。怖い時代です。

10月10日（火）

本年度のアカデミー作品賞受賞作「クラッシュ」をレンタルして観た。いきなり話は逸れるけど、LAPDの正義漢オフィサー役のライアン・フィリップってリース・ウィザースプーンの旦那だったのね。ウィザースプーンって「ウォークザライン」でアカデミー主演女優賞穫ったけど、90年代にアメリカでデビュー当時を観てた頃から、何となく気になる存在だった。で今、彼女のプロフィールを眺めていたら、アレレ誕生日が同じだった。だからか！
さて、作品であるが、一度でもアメリカの都会に住んだ事のある人ならば、作中のベースとして描かれている人種＆宗教＆ステータス＆学歴などの差別社会は嫌というほど経験するはず。それを口や態度に表明するかどうかの違いで、エピソードのどれもこれもが "あるある関口宏" 世界がベースになっている。普通、こういった種の当たりまえは誰もが表沙汰にはしたくないアメリカ社会の暗部であり、特徴でもあるのだが、この映画はそれらをニュートラルに扱って編み入れているだけでも、今までになかったタイプの作品に仕上がっていると思う。巧妙な所は、最低最悪の方向に事態は向かいつつも、ギリギリのところでヒューマニティが抑止力として働いている点で、これは現実社会の在り方そのままでもある（実際働かないと哀しい事件に発展するのだが）。とにもかくにも、アメリカ人に限らず人間って偏見の塊だ。相手を知らない（知り得ない）思い込みに端を発する行動って恐ろしい。例え悪気がなくても、何気ない一つの行動が社会に間接的に与える影響って、案外計り知れないものがあるんだなと思い知らされた気がした。

10月8日（日）

秋です。週末はだいたいこんなもんです。何をしているのかと言うと、だいたいは遠くの芝生にボールを放り投げ、ニコちゃんとよーいドンで取りに行く競争をしている。この何ヵ月かは週末となると、必ずと言っていいほど埼玉に帰っていて、その埼玉の唯一の長所（緑が多い）を生かすべく、都内にはない規模の特に芝生のきれいな公園に出向いて、裸足で走り回っている次第であるが、いやこれが実に気持ちいい。代々木公園とかにも芝生はあるけれど、裸足にはなれないもんね。
さて、先日もちと書いたが、お墓である。単刀直入に「難しい」。予算とかもちろん設定してあるのだが、あまりにも専門的な世界なので、結局は石屋の営業担当のいいなりになりがち。交渉の過程で話されるのは、石の種類、デザイン・加工別料金、その他オプションの選択等々。石なんて、基本的には山ん中にゴロゴロしてるもんだし、値段なんて始めからあってないような「言い値」の世界だからして、「河北山崎だと300万円以上、新緑宝石だった250万円で、マホガニーなんかだともっといきますねー」と言われても、まったくもうピンとこない。素人目にもきめが細かくて黒っぽい石の方が、美しいし長持ちもするから高いのはわかるのだが、実際のところは石屋にしかわからないので値引き交渉がやりにくい。だってこっちにゃカードがぜんぜんないんだもの。いろいろあるけど、最終的にはとにかくいいものを建てたいなぁ。

10月7日（土）

本日は秋晴れの下、ご近所の豊成小学校「校庭」にて、ニコちゃん2回目の運動会が行われるはずだったが、ええええ！こんなに天気いいのに「体育館」でやんの？ なぜなら関東地方の方ならご存知の通り、前日は記録的な豪雨でそこいら中水浸しだったから、早い段階で「体育館開催」が決定してしまったのだ。ウチは決してそうではないのだが、多くの家庭ではお揃いのTシャツをこさえたりして準便万端整えていただけに、せまーい空間での晴れ舞台は残念で仕方なかったに違いない。
実際朝9時に集合してみたら、体育館は思った以上に狭かった。そして、自分の子だから傾向は熟知しているのだが、予想通り、今回も大泣きで踊りも駈けっこも満足に出来なかった。とにかく人ごみが苦手なのだ。。。本能的に「コワイ」と一度でも感じてしまったらダメダメのグズグズなのだ。。。今回は事情があり、保護者競技（輪くぐり）と親子競技（GOGOキャタピラーズ）は自分が参加する事に！ キャタピラーズは、丸めて字の如くキャタピラにした段ボールの中に親子で入ってハイハいして進むもの。ニコちゃんはグズグズだったがパパの姿を見つけるなり、がぜんやる気満々になられたようで、けっこう楽しんでハイハイしていた。この競技のハイライトは、ゴールした後に（用意してあった）ミッキーのお面を親子で頭に着けての体操なのだが、いやぁひげ面で41才で人前でミッキーの踊りをするなんて夢にも思いませんでした。競技が終了し、2歳児クラス（うさぎ組）は解散となり、妻とばあばで早目に小学校を後にし、清々しい秋晴れの大塚をゆっくり楽しくお散歩しながら家路に着いたのでした。来年こそ笑顔でガンバロウ！

10月5日（木）

世の中はやれWEB2.0だSNSだblogだと喧しい2006年だが、ちょっと待て。キミたち調子に乗って使ってるとマジ痛い目に遭うよ。自分の場合、90年代初頭、まだ研究者や技術者やらのみの宝物だった時代＝インターネット黎明期からこの技術に触れ感心し、束の間のワープロ（OASIS）期を経て、当時住んでいたボストンで、やっとこさ念願かなって初めて自分のノートブック（Mac）を購入し、独学しこのHPの前身を立ち上げて、写真入り日記＝断じてblogではない＝を始めたもんだ。当時はWEB技術やプロバイダーなんかも整備されつつあったが、まだ今ほど無限大にwwwも広がっていなかったので、ある程度の基本学習は必須であった。ハードウェアなんかも不完全な代物が多く、よくクラッシュしたり、超スローモーで肩こりしたりしたもんだ。不完全だったからこそ、それが何なのかちゃんと理解しているつもりだ。
それから10年経って、ご存知の通り、ITワールドは技術革新と共に飛躍的な広がりをみせ、ホラそこのあなたもネットなしじゃもう生きられないでしょ？ ホリエモンみたいな弊害も当然生まれたが、今や誰も彼もが大した予備知識なしに、なんでかんでも出来る気にさせられる。でもね、やっぱり「本質」は理解する必要があると、最近起こるネット系の事件を見て切に思う。基本的に道具というのは使い方次第で、両刃の剣となる危険性をはらんでいる。便利であればあるほど尚更ちゃんと使わないと危ない。個人情報漏洩にしても、知的所有権侵害にしても、ファイル交換にしても、スパムやウイルスやハッキングや誹謗中傷に至るまで、たぶん、1回アナログ、またはリアルに置き換えて、そんなことしたらどうなるのか考えてみると良いと思う。You shall make a mooth ride like us!

10月3日（火）

先週くらいに一度書いたが、現在徳井家は新しいお墓を建てている真っ最中。このままでは無縁仏になりかねない熊本の菩提寺から埼玉へ改葬しようという流れなのだ。で、いざ建てるとなると、お墓についていろいろと調べる必要もあり、研究を始めたのだが、いやぁ...これがいろいろとあるので困ってしまう。かっちりした宗派の由緒正しい墓地では制約も多いのだろうが、今流行の公園墓地みたいな所では、思った以上にwhat's going on here?。実際に霊園を歩いてみると、その自由奔放さにただただビックリしてしまう。墓石のデザインも石もサイズも和洋折衷多種多様。墓石には好きずきにレリーフやメッセージが彫刻されバラエティに富み、ドローンではなくむしろあっけらかーんと明るい。本来であれば、お地蔵さんでも立っていそうな場所には、故人の好きだった縁の品々、例えば犬、猫、麻雀牌、車、野球やサッカーボール、サラブレッド、etc...などの彫刻がでーんと置いてあったりもする。
こんな昨今のお墓事情であるが、たぶん昔から変わらないのは、お墓を建てるには土地代（永代使用料）や管理費みたいのを霊園に、墓石を石屋に発注する仕組みで、どちらも驚くべきお値段だったりする。えー！こんな石が250万？ たったの1平米が50万円？ ひゃーっ！　何でも全国の平均墓石代は04年で175万円ほどで、これに永代使用料等が加わり、大体200万円〜300万円というのが庶民のスタンダードらしい（都内はもっと高いし場所がない）。ウチもいろいろと悩み中ではあるのだが、今月中にはデザインやら石やら彫刻やらいろいろと決めないと、年内に納骨出来そうにないので早いとこ詰めなければ。

10月1日（日）

前回の映画話しをちょっと捕捉。結局その晩に観たのは「ナニー・マクフィー魔法のステッキ」という作品でvery good one。さすがエゲリス人、ユーモアとデザインセンス抜群ですな。話自体もブリティッシュコメディを正当的に踏襲していて、最初からエンディングは予測出来るのだが、それでもなお何ら恥じる事なく正々堂々とラストに向かって突き進む様、ある意味潔くて心地良いです。ただ、ナニーの初見、たいそうビビリます。それがエマ・トンプソン（脚本も担当）だと分かるまでにずいぶん時間がかかってしまった。コリン・ファースも翻弄されまくりで本領発揮していて◎。
本日は、再び雨降り過ぎで、このところ続いていたパークライフが実行出来なかったため、代わりに母のリクエストに応え、最近何かとビジネスうまく行ってる感のある「ニトリ」まで車を走らせた。倉庫型の店舗は広大で買物し易い。商品はユニクロのホームファニチャー版といった感じで、シンプル＆ノーブランド。とにかく大方の商品が安いので好感は持てた。ちょうど大きめの鍋が欲しかったので、けっこう深い6.4リットル容量のテフロン加工ものを1490円で購入。今後、パスタとかカレーとかシチューとか作るのに重宝しそう。その他、細々とキッチン回りものを手に入れ、雨の日はこういうところで過ごすに限るねと一同納得して帰路についたのだった。来週はまた公園行けるといいねニコさま。