6月30日（水）

今日で1年も半分が終わり、後半戦へと突入だが、2月以降は何かと忙しい毎日だった。お陰であっと言う間に時が過ぎた訳だが、今後は益々忙しくなりそうで、気がつけばクリスマスだったり大晦日だったりなんて感じになりそうだ。
今日は日本のレストランの話を。先日NYチームと池袋サンシャインシティをウロウロした時の事、ゆっくりする暇もなかったので、取りあえずクイックランチをという話になり、地下にあるイタリアントマトJr.に入ったのだが、seriously ヤバかった。ニコリーノ入れた我々5名は全員非喫煙者だ。ところがお昼時のレストランは禁/喫煙席の区別がなく、前後左右からモクモク状態。パッシブスモーキングもいいとこで、NY生まれ育ちのお2人は呆れ顔。しかしなぜこのレストランに入ったのかと言えば、ソーちゃんの偏食が原因である。その前の晩も、近所の洋食レストランで、それ以外食べられないと言うので、トマトとチーズだけのピザとトマトソースだけのスパゲッティを特別に注文したのだが、日本のシェフというのは、サービス過剰な傾向があり、頼んでいないのにピザにはオニオンが入り、チーズの上にはパラパラとパセリがかかっていた。そして、パスタには海老び姿が。。。。彼女はもちろん食べられないので、オニオン除去の大手術を行なう羽目になったのだが、かなりブーたれていた。でもね、日本ってそういう国なのよ。客に言われた通りに出すのがサービスでなく、客の注文以上の事をするのがサービスという概念なのよ。カルチュアルギャップだったね、Sorry！

6月29日（火）

我が家の夏の風物詩、コイの腹這い寝が早くも登場。そして同時にファッ様はトイレの便器に寄り添ってダラーッとするようになる。邪魔だ、とてつもなく邪魔だ。しかし、今年は体温調節がうまく出来ないニコリーノの為に、ちょっとでも暑いとエアコンのスイッチがONになるので、彼等は比較的涼しく過ごしていらっしゃるはず。月末の東京電力の請求書が恐ろしいが、まぁ赤ちゃんのいる家庭では避けては通れぬ道なのだ。
ここ何日かは、NYチームの日本滞在補佐や、昼の仕事のわやわややら、プライベートでのあまり良くないニュースやら、蒸し暑さやら、いろいろと種類の異なる某が入り交じって、複雑な感情に支配されている。しかし。一見良くないニュースも、取り方次第ではまだまだ希望は持てる訳で、人間というもの、肉体は永遠不滅ではなく、いつか必ず滅びる運命にある。だから、言わずもがな目に見えない精神の方が、プライオリティは高い訳で、時にそれは何千年も語り継がれたり、多くの人々に影響を及ぼしたり、いつまでも存在を感じる事が出来たり、至極偉大なものに違いない。だから、前向きに頑張ろうmyファミリー！

6月27日（日）

現在、江ノ島の「紀伊国屋旅館」に宿泊中のNYご一行様だが、本日午後、何も問題なければ大塚に戻ってくる予定で、また忙しくなりそうだ。現在も、ニューヨークメッツのファンであるWoodyの為に、BSで放映中のサブウェイシリーズを録画中。夜8時になれば、眠くなってしまうソーちゃんだからして、夜はTV観戦でもしていただきホームシックにでもなってもらうか。
で、その大リーグ中継であるが、BSは副音声で地元局のオリジナル実況が入るし、地元のCMタイムの間は、NHK側の実況や、日本選手のハイライト等が入る仕組みになっていてストレスなく観戦出来るのだが、昨晩録画したフジテレビの深夜の中継はおぞましいの一言。解説に大リーグの何を理解しているのだがよくわからない喧しい人物を据え、副音声もなく最初から最後まで的を外した日本語による不適切な実況を入れ、挙げ句の果てに試合途中で放送を打ち切っていた。馬鹿だ。意味が分からない。もし外国人が放映観てたら100で言うと、100怒るだろうし、こんな認識だからこそ、いつまでたっても日本のスポーツジャーナリズムは、世界から馬鹿にされ続けるのだ。もっと現実を知れボケフジテレビ！

6月25日（金）

嵐のような1日が、今終わった。今日はニューヨークからおともだち一家が到着する日で、まずは上野駅までBMWでピックアップに行く。気温こそ低かったけれど、湿度が異様に高く、もー蒸し蒸し状態で不快指数高し。ジャイアントパンダ像もよけい蒸し暑そうに見える。ほとんど1年半ぶりの再会だったけれど、最初に目が行ったのは、持っているバッグの巨大さだった。こりゃ、そのまま山手線に乗るのは問題あるわなと妙に納得し、一向＋巨大荷物と共に事前に手配しておいた大塚のウィークリーマンションへ。荷物を降ろすや否や、顔だけは驚くほど大人っぽくなったソーちゃんが早く赤ちゃんに会いたいと、昔と同じくわがまま言うので、周辺をろくすっぽ案内する事もなく我が家へ。それからはもう飯作ったり、プリペイド携帯をセットアップしたり、小旅行のための路線を調べたり、成田エクスプレスの時刻表を調べたりなんだりで、とーっても忙しくなり、ちゃんと会話も出来ないまま、みなさまお帰りになった。明日はママは一足早くニューヨークへ戻り、ソーちゃんとダディの2人は自分たちだけで、鎌倉まで泊まりがけで行くそうだ。果たして無事辿り着け（戻ってこられ）るのだろうか。

6月24日（木）

暑いですねーみなさま。いかがお過ごしでしょうか。我が家のニコリーノはストローラーに秘密兵器の日除けを携え、現在お出かけ中。暑いからほどほどほどにして帰っておいでね。さて、世の中では、相変わらず中学生が5歳児を突き落としただの、渋谷駅で駅員が撃たれただの、田園調布駅で外国人による集団強盗事件があっただの、はたまた、イラクでは韓国人人質が殺害されただの、AOLが9200万人分の顧客情報を流出しただの、暗くて空しいニュースばかりが報道され続けているが、生きりゃそんなに悪い事でもないですから、無理しちゃ駄目ですよ、裸足は慣れてますから（曙）で行きましょみなさま。
昨晩は（ニコリーノの出産ドタバタで映画館で見損なっていた ）「Love Actually」をDVDで観た。うふふ、結論から言うと、どこまでもイギリス的且つイーストエンダース的で非常に面白かった。Everybody loves somebody somewhere somehow... なんて感じのオムニバスラブストーリーの数々。観る側の期待を裏切らないストーリー展開、豪華絢爛な出演者、洗練されたウィットとユーモア、オシャレな感覚、最後はお決まりのお涙頂戴でエンタテインメント性とっても高いです。別の言い方をすると、この映画は「イギリス人による、イギリス人って凄いでしょ」を指し示す為のものだからして、アメリカナイズされている人にはあまり向かないかも。さて、返却する前にもう一度観るかな。

6月21日（月）

いやいや凄い風だった。台風一過の本日は、気持ち良く晴れているが、個人情報流出関連の影響をモロに受けた職場は、未だ台風のど真ん中に位置し、暴風雨が吹き荒れている。1日中オフィスにいたので、台風の様子はわからないほどだった。冗談抜きで修羅場と化しているのです（あたりまえだけどね）。
ソフトバンク社に限らず、情報というものはいつでもどこでも漏れているのが現状。Y!BBの流出は規模が桁違いだったから大問題になっているけれど、◯万単位の流出は今や日常茶飯事となっている。また、仮にどこかの顧客でなくても、特にインターネットを通じて自ら個人情報送受信した場合、抜かれる確率は相当高い。ショッピングとか、どこかのサイトの会員になったとか、直接的なアクションを起こさなくても、日々の生活において、何気に接続したホームページにスパイウェアが組み込んであって、情報が盗まれるなんて事は映画の話ではなく、既に現実として起こっている。情報流出に詳しい者としては、「情報を取り扱う者を誰も信用するな」と言いたい。つまり、予め情報は漏れ得る事を念頭に入れ、制限して差し出す事が今後は重要となる。書く必要がなければ、携帯の番号は書かない。生年月日は書かない。パスワードは誕生日や電話番号等、分かりやすいものにしない等、コンシュマーレベルでの自衛が当たり前となってきている。みなさまも、しっかりプロテクトしましょうね。

6月19日（土）

最近めっきり猫兄弟の話題が少なくなったとお嘆きの貴兄もいらっしゃる事だろうが、彼等は彼等なりに元気にやってます。まず、コイはニコちゃんの存在が未だにちょっと怖いらしく、遠巻きにしつつも、寂しいとか、妻や自分になつきたいとか、そういう一線を越えると、存在自体どうでもよくなってしまうらしく、けっこう近くに寄ってくる。ニコちゃんはと言うと、この毛のお兄ちゃんたちが何なのか認識していないので、彼等が近くでうごめいていても、見て見ぬ振りをしている。そして、ファッちんはと言うと、ほとんどの場面において、今までと何一つ変化する事なく、マイペースで暮らしている。ただ、違う部屋でニコちゃんが大泣きしていたりすると、気になるのか、様子を見には来る。しかし、あくまでも様子を見に来るだけで、何かするでもなく、様子を見終わると踵を返して元居た場所へ戻って行くのだった。ふ、おまえらしいよ。
さて、再びどでかい台風が近づきつつあるニッポンだが、ニューヨークからおともだちがやって来るってのに、飛行機の離着陸はダイジョウブかいな？ 天気図を見ると、あまりにも雲の渦が大きいので、ちょっと心配になってしまった。早いとこ逸れるか、温帯低気圧に変わって、大人しくなってちょうだいね。

6月18日（金）

そして、この者も、サクランボに興味津々で、このように皿ごとハブっといっていらっしゃった。実際は少し齧ってあげたサクランボを口の前に差し出すと、オートマティカリー丸ごとチューチュー吸いまくっていたニコリーノだった（お腹こわさないでね！）。本当はこれくらいの月齢の赤ちゃんに生果汁は早過ぎるので、水で薄めてなんて、ものの本には書いてあるのだが、ね、本人が欲しがる場合仕方ないんです。
本日はお休みだったので、ゆっくりしようと思っていたが、部屋の模様替えやら、区役所へ行かなければならない用事なども出来たので、結局昼間は忙しかった。部屋に戻ると、千葉県は四街道より宅急便が届いており、包みを開けるとちっちゃなちっちゃなイチゴ柄のコンバースが。ニコリーノ初めての靴は千葉県から。marimari、もうしばらくは靴は履けないけれどどうもありがとうね、感謝します。その後、インターネットをのぞくと、Y!BB社の新たな顧客情報流出関連ニュースが各新聞社HP一面にドカドカとあり、昼の仕事に十分関連ある事柄だけに、先を考えるとそれなりにイヤーな気持ちとなった。現在は、模様替えの済んだ新しい机で、夜のお仕事に精を出している最中の大塚より good night and see you tomorrow!

6月17日（木）

今月頭に書いた山形出身のニューヨークのおともだちが、現在娘（ソーちゃん）と共に、帰国中。目的は就学前（アメリカでは9月から新学期なので）に、山形県の公立小学校に体験入学する事と、東京でソーちゃんとダディ（ジューイッシュ）2人でサバイバル出来るかを試す事。みなさまは、25日に東京にやって来るのだが、本日仕事を終えて大塚に戻ってみれば、一足先に山形より季節の便りが届いていた。 これって佐藤錦だよね？ あああああああ！ しかも段ボールいっぱいに！ そう言えば電話で話した時に「庭にサクランボなってるので送りますよ」なんてさりげに言ってたっけ。うふふふ、早速頂くと、これがもう絶妙に美味いではないか。甘さも、酸っぱさも、フルボディで官能的。こんなもんが普通に庭にはえてる山形県っていったいどんなドリームワールドなんだ？ いやぁ、ご馳走様でした。妻はついつい 食べ過ぎて、少々もたれて渋い顔をしているが、今宵はいつも以上に幸せ感じたっす。Thank you for sending us such delicious cherry!

6月15日（火）

陽性型の梅雨の谷間で気持ちの良い晴天が2日も続いている東京地方。ずーっとじめじめされるよりも息抜きが出来るので助かる。残念なのは、こんなに天気がいいのに、1日中居たくもない暗ーいオフィスに缶詰にされる事で、まぁこればっかりはね、生きて行くには仕方のない事で、それでもニューヨーク時代に小銭が稼げなくて困りに困った事を思えば、稼げる今は幸せな状況ではある。
世の中では、犯罪の低年齢化が叫ばれ、実際一部ではあるが、子供が子供らしからぬ事件を起こす事が多くなった。これは、日本に限らず世界的な傾向であるが、少子化の現実を考えれば、そのような事件が起こる割合は非常に高いと言える。それにしても日本で起こる事件の数々は不健康極まりないものが多い。バイオレンス、ロリータ性犯罪、いじめ、虐待、そのどれもが、我々大人が戸口を開いて、本来純真無垢で未発達な子供達を、次期尚早に汚れた結果の現れである。冷静にテレビを観てほしい。今のお子たちが憧れるアイドルやらは、中学生だったり、時に小学生だったりする。彼等、彼女等は不必要に際どい服を着て、艶かしく歌い踊る。インターネットは悪の巣窟にも関わらず、現実的には垂れ流し状態で、子供たちが初めてバイオレンスや汚れた世界を垣間見る時期も低年齢化している。また、それが「良し」とされているのだから、子供たちには気の毒だ。ニコリーノは、子供のまま大人になってしまった人間が提供する質の低い文化に不必要に晒す事なく育てたいと思う。100％は無理だろうけど、なるだけニュートラルな状態に置いてあげたい。