9月30日(水)

あっと言う間に9月もおしまい。まだまだ蒸し暑くなる日もあるから、え、もう? という感じも強いが、秋分の日も過ぎたし、中秋の名月も何とか出たし、どうあがこうと秋なのである。そろそろ、空蝉橋通りの桜並木も紅葉し始めつことと思われるが、今年は異常だった暑さのお陰で、かなり桜も参ったらしく、この段階で茶色く変色し枯れてしまった葉っぱも多く見受けられる。段々、日本独特の移ろい行く微妙な季節が大雑把になって行く様を見ると、胸が締め付けれる想いがする。
9月は毎日遅くまで残業し、一所懸命小銭を稼いだ。それもこれも、10月末に企画している南国旅行の為であるが、あまりにも疲弊してしまい、ストレスもピークに達している。最近は基本的に怒りっぽいし、グチっぽい。旅行に行く前に肝心の本人がつぶれてしまっては何にもならないので ほどほどにしたいところだが、ああこればっかりは仕方ない。ニコちゃんも日々成長し 益々目も離せなくなり、休みの日も、なんだかんだと休めたためしはない。誰もが通る道筋だろうが、それにしても毎晩11時になると、耐えられないほど眠たくなる自分が悲しい今日この頃。ああ頑張らねば。。。

9月28日(火)

BMWに受難が続いている。まずは、2ヶ月ほど前、足立区のペットショップコジマ駐車場で何気に前向き駐車をしようとしていたところ、右斜め前方に停まっていた日産の何とかと言うセンスのないワンボックスのバンパーに、右前バンパー部分が無意識にこすってしまい、10円玉でたった30センチくらい引っ掻いたような傷が出来てしまた。たまたま車に戻ってきた、かなり嫌な感じの足立区のおやじが必要以上に騒ぎ立て、一時険悪ムードになったが、駐車場の整理係がこれを目撃したとして、逃れられず警察を呼び、結局は保険で75,000円取られる羽目に。。。
それから1ヶ月後、しばらくぶりにBMWを車庫から出そうとしたら、ドアが開かない。ん?と、こじ開けて車内に入るが、案の定エンジンがかからない=バッテリー上がりだ。すぐに保険屋に電話し、その手のレスキューを呼び、どうにかエンジンはかかったが、BMWは昔式の盗難防止システムが敷かれているので、メインコンソロールに暗証番号を入力しなければ、カーステは聞けないし、パネルにも何も表示されない。でも、購入した時点でそんな番号どこにも見当たらなかった、結局は購入した中古車屋に助けてもらい、何とかなったのだが、途中バッテリー交換を急ぐあまり、車線変更違反で待ち伏せた白バイに6,000円切符を切られるわ、バッテリーはBOSCHの27,000円のものしか交換出来と言われるわ、散在アゲイン。そして何日か前、北池袋ドンキホーテのせっまーい駐車場で、左に停まっていたベンツにこすらないように集中するあまり、自分の車の右側面を柱こすってしまい、けっこうな傷が! あああああついてねー! 一体どうしたと言うんだマイカーライフ!

9月25日(土)

3年前の今日、ファッ様はまだ焦げ臭さの消えない、ニューヨークはダウンタウンの窓辺で、寝息を立てながらうたた寝をしていた。911から2週間が経過した彼の地は、まだ殺伐としていて、自分のそれまでの人生で感じた事のなかった危機感を強く覚えた。「このままで果たして世界はだいじょうぶなのか?」。目の前で大勢の人々が虫けらの捻りつぶされ、高熱で焼かれ、あれほど自由に溢れた街は突然不自由になり、上空を戦闘機が旋回し、その日を境に、人生観も大きく変化した。ファッ様はあの焦げ臭い窓辺で何を思っただろうか。どことなく突然緊張して歩く人々の様子を見て、何を感じたのだろうか。
3年経過した今も、娘が生まれ父親になった今も、東京に移り住んだ今も、あの時感じ取った人類へのメッセージは忘れない。ファッ様もきっと、青のときの決意を胸に、今日もグーグー眠ったり、ゲロをはいたりしているんだな、きっと。

9月24日(金)

今日は休みだったにも関わらず、けっこう早めに起床し1日をスタートさせ、午前中にはアカチャンホンポにニコリーナ用品を買いに行った。10月末に初の飛行機遠出を計画しているので、まずは常温でそのまま食べられる和光堂の離乳食を購入。むしゃむしゃ食べてくれたら、レンジもお湯もない道中ずいぶん楽になる。そりゃ保存料とかいろいろ悪いものも入っているのかもしれないが、まぁ期限付きだから仕方ない。その他、最近はすっかり大人なみにウンチが臭くなったので、それ専用のにおわないゴミ箱。さらに、つかまり立ちや、伝い歩きを始めたので、パンツタイプのムーニー、8ヶ月用のおしゃぶりとホルダー等々いろいろ購入。これから赤ちゃん産もうって方、成長にあわせマジいろいろ必要になるんですな。
さらに帰り道 にドンキに寄って、玄関にテンポラリーに設置してあるゲートの上部を補強する為の突っ張り棒やら、離乳食を作りやすいよう小さ目のソースパンやら、結局は赤ちゃん用品ばっかり大量に購入。非常に狭い駐車場で柱にBMWをこすったりと悲しい出来事もあったが、久し振りにたくさん買い物して、自分も妻もなんだかスッキリ。部屋に戻って、常温離乳食をトライアウトしたら、あははは、何の問題もなし、美味しそうにペロッと平らげてくれた。これで、本格的に旅OK ね。

9月22日(水)

nicoちゃんも月齢7.5ヶ月ともなると、世の中のあらゆるものに興味を持ち、手にするものすべて口に運び、移動出来る場所すべてに一度は移動し、つかまって立てる可能性があれば必ず立とうとして、危なっかしくて目が離せない。昼間はリビングにいることが多いので、玄関、バスルーム、キッチンに出られないよう、突っ張り棚を横に突っ張って、nicoちゃんだけの侵入を防いでいる。猫兄弟たちは、突然随所に現れたこの柵に戸惑いを覚えるのは当然で、始めのうちは迷惑そうにジャンプして越えたり、ファファなんて面倒くさがって隙間からスルリすり抜けたりしていた。
その光景をじっと見つめていたnicoちゃん。最近になって猫たちの動作を真似て、柵を越えようとしたり、くぐろうとしたりチャレンジしているではないか。。。ああ毛のお兄ちゃんたちよ、余計なこと教えないでくれ。nicoちゃんが向こう側へ行けてしまっては何の意味もないのだよ。本人たちも最近薄々気づいている事。柵の向こう側に居さへすれば、逆に自分たちがnicoちゃんの容赦ないむしり毛攻撃に遭う可能性が低くなるって現実。そう、柵は実はキミたちをプロテクトする為でもあるのよ。なのに、相変わらず、猫兄弟はリビングにいて、時たまnicoちゃんの攻撃に遭い、迷惑そうにピョーンと柵を越えて行くのだった。この闘い、まだまだ始まったばかり。

9月21日(火)

もうすぐ秋分の日だと言うのに、大阪では真夏日だったりして、ホントにもう残暑もいいとこだ。そろそろエアコンもいらないかなぁと大人は思うが、赤ちゃんにとってこの暑さはまだまだ堪える代物につき、そうも言ってられない。いちおう夜中にはタイマーでオフ設定にしているが、朝起きると家族揃って汗ビッショリだったりして、無駄に体力と電気代を奪われる気がしてならない。日本の電気料金は世界的に見ても割高だ。でんこちゃん、値下げするならもっと早く、夏のうちに値下げせんかいワレー!
かれこれ1年半にもなるだろうか。。。我が家は、妻が妊娠して以来、まったく一度も遠出をしていない。埼玉や群馬くらいまでは出たが、それは田舎に行ったに過ぎず、旅行でもなんでもなかった。我慢に我慢を重ね、更には灼熱の亜熱帯東京の真夏を家族みんなで乗り切ったご褒美に、11月にニコちゃん生まれて初めての飛行機旅行が計画されている。生後約9ヶ月。まぁそんな早い訳ではない。実際はいったいどうなってしまうのか検討もつかないが(たぶん道中のどこかで大泣きするに決まってるが)、じいじとばあばを巻き込み、一緒に行ってもらう事で、何とか負担を軽減しようと言う魂胆もあり、これからしばらくはスケジューリングに忙しくなりそう。でもでも今からとーっても楽しみ。早く東京を離れたい!

9月20日(月)

ご無沙汰です。この何日間は再び猛烈に忙しく、ページを更新する余裕がない生活ぶりだったので、ああ悲しい。さて、本日はロンドンより旧友のAmii(中央上)来る。ならばと、敬老の日に相応しく、いつも以上に老人でごった返す巣鴨で待ち合わせし、いつものように地蔵通り商店街を散策しながら、味噌パン買ったり、健康ソフト食ったり、煮干し食ったり買ったり、老人軍団と何も変わりない行動ぶりがまた楽し。ストローラーではどうしても泣いてしまうニコちゃんをだっこしたまま、そのまま大塚の焼き肉屋さんへ行って、たらふく肉を食う。その帰りには、ひょうたんじまバッティングセンターに立ち寄り、バット振り回したり、太鼓叩いたり、刀で変な化け物斬ったり、いろいろして、我が家に戻ってコーヒーなど飲みつつ、テレビでやっていたポンペイの謎どうしたこうしたの久保純を観てああでもないこうでもないとやった。途中ニコちゃんはぐずったり、ご機嫌だったり、眠ったり、オナラしたりと賑やかで、そういうのも含めて、ああやっぱり昔からのお友だちに会うのって楽しいな。今度はロンドン遊びに行くから待っててね。

9月17日(金)

今日のニュースで驚いたのは、このまま行くと、日本という国は確実に亜熱帯化が進み、今年のこの異常だった暑さがますます酷くなり、真夏日なんて50年後くらいには今の倍の年間100日くらいになるらしい。50年後なんて、自分は確実に生きてないから、心配しなくてもいいが、気の毒なのはnikoちゃんたちだ。まぁずっと日本で暮らすかどうかは別として、もし夏が苦手な女だったら、どうやって3ヶ月もの間、大人しくしていればいいのか、考えたただけでかわいそうだ。今後はスコールとか、そういう熱帯特有の気候にもなるらしい。ああ世も末だ、今のうち、この国の素晴らしい四季を味わっておかねば。
ここ何日かは多忙を極めさらに風邪を煩っていたが、頑張って何本か映画を観た。ソダーバーグ監督のフルフロンタル、アルマドバール監督のトーク・トゥー・ハー、そして昨夜はボウリング・フォー・コロンバインをテレビで観た。どれもちょい前の映画だが、アルマドバールものってやっぱり独特で面白い。人間という生き物の激しいパッション、不可解さ、純愛、残酷さ、洒落っ気+必要以上にディープなテーマがポイント。マドリッドを舞台に展開する奇跡の物語だが、うーん、スペイン人ってやっぱ血濃いよね。観終わったとに、いつも考え込んでしまうので、この監督の作品、昔から好きです。

9月15日(水)

爽やかな、そう、まさに爽やかと呼ぶに相応しい、秋晴れの水曜日だった。生憎仕事だったから、満喫する事は出来なかったが、それでも咳込む身体で、ランチは表のベンチに腰掛けて1時間まどろむ。ああ秋っていいな、気持ちいいな、蒸し暑くないって幸せだな、ケホンケホンなんて感じである。もうこうのまま気持ちいいまま、どんどん寒くなってくだされ、お願いします。
で、10時過ぎに家に帰り着くと、既にニコリーナは深い眠りに落ちていて、遊ぶ事が出来なくて残念だったが、それよりもっと残念だったのが、小山市の例のむごたらしい事件の父親の会見内容。お前はバカだ。お前の発言は、常に大人である自分の視点が起点になってるじゃないか。一度でも子供の気持ちで、それこそ親身に、真剣に、命に関わるほどの危機を回避しようとしたのか? 保育所や託児所に、一時的に預ける事が対策なのか? 後輩だから大丈夫なのか? 40過ぎて、先輩も後輩もないだろ? 虐待が行われている事を知りつつも、「引っ越しは出来ませんでした。先立つものは金ですから」と言い切った父親をみて、ああ、おれの世代は時代の荒波にのまれて、確実に腐ってきつつあるなと感じ、情けなかった。誰もが犯人を憎むのかもしれないが、この父親こそ、真の加害者であり異常者であることを、我々は認識しなければならないと、オレは思うぞ。自己防衛の出来ない幼い子供が、次々と馬鹿な親たちの犠牲になっていく様は、もうあまり見たくない。

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