6月14日（月）

ニコちゃんが生まれて4ヵ月が経過し、いただいたり、自分たちで購入したりして、子供服、特に新生児服ってなんぞやが徐々に分かるようになって来た。これから赤ちゃんを授かろうなんて人の為に、まずはサイズについて述べたい。
そもそも日本の新生児の服のサイズは、一般的に50とか60とか身長で表される事が多く、対して輸入物は3 monthとか6 monthとか、月齢で表される。赤ちゃんって、生まれた時にだいたい50センチはあるから、50とタグがついていれば、生まれたばかりの赤ちゃん用って事だ。そして、3ヵ月も経つと赤ちゃんの身長は60センチは超える。けっこう成長早いのでビックリ。そして、この3ヵ月の赤ちゃんの状態というのは特殊で、ほとんどが仰向けに寝て過ごす事になる。だから、背中側にボタンがついていたりすること自体ナンセンス。また、毎日必ず沐浴をするので、脱がせやすく着せやすい構造であり、頻繁にウンチをするので、オムツ替えが簡単な構造の方が好ましい。さらに寝汗もよくかくので、汗を吸収し、肌が弱いのでピュアなコットンで作られているべきである。ところが、一般ファッションブランドの服は、可愛いのだけれど、背中側に大きなボタンがついていたり、スナップが留めづらかったり、生地がなってなかったり、デザイン優先となってしまい、大事な部分がないがしろにされがち。逆に赤ちゃん専門ブランドは、機能的だけどデザインがいけてないという欠点がある。そんな中で、やはりおススメできるのが、Combi mini の服。機能は万全、デザインもシンプル、赤ちゃんもお気に入りのようだ。ちなみに今ニコちゃんは60か70の服を着ています。

6月13日（日）

赤ちゃんが生まれると、生活はいろいろ激変するが、その一つとして、赤ちゃんの衣類、毎晩手洗いして部屋干しという日課がある。この毎晩の洗濯物のお陰で、部屋はいつもじんわりしていたが、6月に入り東京も梅雨入りしてからというもの、もうサウナ並みにモワっとしていて、かなりたまらん状態。エアコンの除湿は嫌な感じなので、あまり使いたくない。なもので、本日、実家に帰るついでに道中にあるトレジャーファクトリーに立ち寄って、5,980円で中古の除湿器を購入した。これで少しはカラッとしてくれる事を祈る。
実家では、娘を父母に面倒見てもらい、公園で妻とバドミントンでもしていたが、ふと池の向こう岸に父が現れ、何やらアピールしている。急ぎケータイを見れば、着信履歴が4つもあり、その全ては母の悲鳴にも似たギブアップコールだった。それは何かと言うと、ニコリーノが泣き止まないので、早く帰って来てくれとのことで、何でも我々が出掛けた直後から泣き始め、小1時間ほどこの世の終わりのようにバタ狂い、泣き叫んでいたらしい。これはつまり、既にニコリーノが我々両親を認識し、人見知りを初めてた証でもある訳で、両親には申し訳なかったが、どこかでちょっと嬉しくもあった。
このように、我が娘は日ごと着実に成長をしております。TVでは、少子化の波が云々カンヌンやら、結婚しない女性がどうしたこうした等々、放映していたが、みなさん、人生1度きりですから、ね、いろいろ考えましょう。誰も彼もが見えない未来に不安になる気持ちは分からなくもないが、逆にネガティブにならなきゃいけない訳じゃない。素敵な未来も十分起こり得るとオレは思うぞ。赤ちゃんまじ可愛いよ。

6月12日（土）

こんな天気だから、せめて気分だけはスカッと晴れた6月某日のニューヨークを。今の季節、日本ではこういう空は決して望めない。そして、そのよく晴れた空にレイ・チャールズの冥福を祈る。
自分の場合、CDを持っているとか、コンサートに行くだとか、そういう類いの「ファン」では決してなかったが、 彼の歌声に励まされ癒された経験が数え切れないほどある（多くの人がそうだと思う）。特に、精神病（鬱病）に陥って、スタテンアイランドの森の中で誰にも会わずに独りポツンと過ごした日々に、シルバーレイクパークで幾度となく聞いた、レイのしゃがれ声が切なくも力強く歌いあげる「Come Rain or Come Shine」は、命を救われた名曲として人生で忘れ得ない存在だ。その頃、確かに毎日土砂降りだったけれど、きっと晴れる日も来るんだろうな、と、歌の趣旨とは大きく異なるが、自らのシチュエーションに合わせ勝手に解釈し、毎日すがっていた事を思い出す。そもそも、ニューヨークに行った事のない時分から好きだったニューヨークを舞台にした、マーティン・スコセージ監督の映画「キング オブ コメディ」の挿入歌でもあり、実際ニューヨークに移り住んで見れば、なぜだかその映画を作っていたスタッフの1人によって、直接的に鬱病になるきっかけを与えられたいきさつもあり、この曲は自分の紆余曲折の時代になくてはならない、特別な存在でもあった。
もうこの世から去ってしまった、偉大なレイ様だが、あなたのスピリットは永遠に不滅です。少なくとも、ぼくの中ではそうですから、どうかゆっくりと天国でお休み下さい。

6月10日（木）

じめじめじめじめ、ああああああもういやだいやだ。こんな時こそ羨ましいぞ北海道民め。こうやって実際にに蒸すと、いかに自分が湿度に高温多湿に適していない生き物なのかがわかる。会社に居ても、空調の行き渡っていない廊下を歩いたり、トイレに入ったりするだけでシャツに汗がじとっとにじみ、オフィス内に戻ると、今度は派手に効いた冷房のお陰で、汗をかいた部分からぞくぞくする。ただでさへ風邪を引いている身体には酷な気候だ。
さて画像は、お母さんたちに「センター」と呼ばれている、豊島区（巣鴨エリア）の子育て支援センターの模様である。お母さんたちが集まって、子育ての情報交換をしたり、保育士に保育相談したり、グスるお子たち同士で適当に遊ばせる事が出来るお気楽で有意義な場所だ。パパmeは一度も足を踏み入れた事はないが、ご近所という事もあり、妻とニコちゃんは足繁く通っているらしい。ニコちゃんは4ヵ月才の小さな女の子で、しかも愛想がいいので、センターでは早くも人気者だと言う。聞けば、ちゃんと外面仕様になっているらしく、大人しくおしとやかに微笑んだり、あーとかうーとか控えめにバブリングしたりするんだそうだ。家で泣き叫んだりするのとは大違いじゃん。そんなニコちゃんは画像右前方で右向いて眠っています。

6月9日（水）

ああ、風邪が治らない。昨日まで昼の仕事が連勤だった事もあり、症状は悪化の一途を辿り、今日の休みは本当に何もしないでゆっくりする予定だったけど、BMWのシフトノブが落下してしまい、このままではいざという時に車庫から出せない事態もありうるので、よっこらせと重い身体を動かして車庫へと向かう。案の定、ギアがバックに入らず、銀色のBMW525iを車庫から出す事は出来ない。で、いろいろシフトノブの構造を観察したら、どうやら小さめの六角レンチが必要らしい。車内の工具入れにそんなものは入っていないし、仕方なく近所の100円ショップまで、レンチとラジオペンチを買いに行く。結局苦労して直したのだが、そうこうしているウチに3時近くになってしまい、せっかく車を出したのだからと、サンシャインのトイザラスまでストローラーの日よけとか、雨よけなんかの季節の必需品を買いに行く。ついでに、ニューヨークの友人の出産祝いにと、赤ちゃん用甚平なんかも購入した。
で、部屋に戻ると日も暮れていて、今しがた日本代表インド戦を観終わり、忙しいまま本日も終了。体調は全然改善されなかったし、明日から再び連勤だと思うと気が滅入る。加えて、今日はなぜだかニコリーノがご機嫌斜めで、背後で激しくグズり、ベビーベッドの柵を噛んだりしてて、ああちょっとグロッキーな水曜日の我が家。

6月7日（月）

紫陽花が目につくようになった今日この頃。本格的に蒸し蒸し開始ですか。と同時に本格的に風邪を引いてしまったため、本格的に参っていますか。それでも仕事は休めないですか。そうですか。だから、職場でいろんな人に風邪を移す事により、1日も早く復活しようと頑張るしかないのですか。
数年前、ニューヨークの知人がマリファナをやり過ぎOD（オーバードーズ）となって、気がつけばアパートの4階ベランダから落下し、幸い一命は取り留めたものの、全身打撲＋骨折で志半ばで故郷ニッポンの北国に強制送還となった。折れた手足の骨が皮膚を突き破り、よく生きていたなと思うほどの惨状だったから、彼は助かっただけでラッキーだったと思う。昨日、日本の若手俳優が自宅マンションの9階のテラスから飛び降りたと言うニュースを聞いて、最初にこの話を思い出した。ニューヨークの知人は、なぜそんなことをしたのかとの問いかけに「ちょっとベランダに出てみただけ」のような反応だったと言う。昔から、そういう話はいくらでもあるから、そういう時にはベランダには近づいてはいけないのが鉄則だ。若手俳優がそういう理由だったのかどうかは知る由もないが、ね、変な話でしょ。

6月5日（土）

今日はとーっても天気が良かったに違いないが、自分は風邪が悪化し、朝から寒気がしたので、職場ではずっと長袖のパーカーを羽織って仕事した。周りからもぎょっとした目で見られていたが、しょーがないじゃん、寒いんだから。部屋に戻ってからも、一向に調子は戻らず、どうやら本格的に風邪を引いてしまった。妻が妊娠してからただの1度も引かなかったのに、ついに、だ。でも、この風邪ちょっと変わっていて、妙にクシャミが出る。これ、自分に取っては非常に珍しい症状で、こういう風邪、もしかして巷で流行ってるんですか？
そんな訳で、部屋に戻ってからも、ニコちゃんには近づけず、カワイイ赤子を遠巻きにしながら、ただただいやーな汗をかいているのだった。明日は運悪く、朝7時に家を出て、部屋に戻れるのは夜の12時近くとなる見込みで、何とか気合いで乗り切らねばならない。そして今日、海の向こうニューヨークの親友宅に3700g近い立派な男の子が誕生したという目出たいニュースが飛び込んで来た。Congratulations! Cat, we really really feel so happy to hear that.

6月4日（金）

今日はお休みだったので、最初に何をしたかと言うと、開店時間に合わせて近所のビデオレンタル店に出向き、店員に「24の11と12戻って来てないですか？」と探りを入れた。先週から既にシーズンフィナーレを観終えたプエルトリ子から、「ねーねー観た？いやぁ意外な結末だったわ、ねーバウワーがねー」とネタばれ寸前のメールが何度か入り、早く観ないとやばい状態だったにも関わらず、大塚駅前あおい書店の24レンタル棚に11と12を発見する事は出来なかった。さては、朝いちで行けばあるんじゃないか？と疑念を抱き、ふふふ、見事レンタルに成功し、午後3時までにはシーズン2を観終わってやった。それにしても、どんでん返しの連続でやっぱり面白かった。早くシーズン3が観たいぞこれは。
その後は、車を飛ばして足立区のトレジャーファクトリーを経由し、除湿器の良い中古の出物がないか探したが見つからず、そのまま埼玉の実家までドライブし夕食をごちそうになる。今晩は、唐揚げとイカソウメンが劇美味だった。ニコちゃんは帰りの車中で、珍しくこの世の終わりみたいに泣き叫んでいたが、終盤車中でおっぱいを与えたらそのままスヤスヤおやすみになられ、部屋に戻ってからもそのままベビーベッドで眠り続けている。そんな金曜日、ここのところの深夜の労働がたたって、どうやら風邪の引き始めのようだ。明日も7時に起きて、昼の仕事に向かわねばならないので、早く寝なければ。Good night guys.

6月3日（木）

また、長崎県でむごい事件が起こってしまったが、今度は11才の女の子である。チャットでバトルロワイヤルで、テレビドラマで、目隠しをしてひょうひょうと同級生を殺害する。ニッポン特有のバイオレンスイメージの垂れ流しせいで、そんな衝動的殺意がひょいと具現化されてしまった事は、我々大人の責任でもあり、そういう部分で彼ら彼女らは被害者でもあり得る。我々もっとしっかりしなければ、絶対にいけない。
ニコちゃんはデイバイデイですくすく成長している。最近では、指しゃぶりも親指だけ上手にくわえる事が出来るようになり、そのままスムーズに眠りに落ちるようになった。これまでのグズりを考えれば、親指様々である。そして、本日は4ヵ月検診の2回目で、ツベルクリンに続き、ついに左上腕部に都合18個の小さな注射針によってBCGを接種されたのだった。ニコちゃんは保健所でも、医者とか看護婦さんに愛想を振りまいていたそうで、どこに行っても社交的で大人気らしい。さすがに注射の際は、周りの異様な雰囲気にも影響されて泣いたそうだが、注射が終わると後はケロッとしていたそうな。うーん、確実に強く逞しく育って偉いぞニコリーノ！

6月2日（水）

今2日の朝6時半過ぎ。こんな早くから起きている理由は3つある。1つはサッカー日本代表対イングランド代表戦のビデオのセットがうまくいってないんじゃないかという夢を見て5時過ぎに起きたら、本当にうまくいってなかったので、仕方なくライブTVで後半を観る羽目になったから（ただし、小野のゴールシーンには間に合ってない）。それにしても、なかなかやるじゃないかA代表よ。特に小野は素晴らしいね。ベッカムは首のタトゥーが妙に気になっただけだった。そして2つ目は、何と言ってもこの娘である。
昨日は4ヵ月検診の為、お昼前から長い時間外出した影響もあってか、夕方からずーっとニコちゃんは眠ってしまっていた。昨晩夜中に自分が戻った時も爆睡グー寝状態。なもので、いつもより早い時間に、かなりのパワーを蓄積した状態でWoke up.　何やら雄叫びをあげながらゴロンゴロンと寝返りを打ちまくり、ちょっとうまく行かないとウパーとか言いながらごねたり、そしてまた微笑んだり涎垂らしたりと忙しい。結局相手をしているウチに刻々と朝は進行し、あ、もう仕事に行く時間じゃん。これ3つ目の理由。非常に中途半端な朝となってしまった。

6月1日（火）

とてもわかりやすい6月のスタートとなった本日、もしかして既に梅雨入りなんて話、ああもう聞きたくない。昨年は大した事なかったと記憶するけれど、この10年、蒸し暑いのを避けるように北国暮らしを続けて来た者にとって、今年の6月は何となく厳しいような気がする。どうもね、昨年よりも蒸し蒸しになりそうな悪い予感がするんだよね、ああ嫌だ嫌だ。
で、今月末になると、北国ニューヨークからおともだち一家がやってくる。イーストビレッジに住んでいた頃にとても世話になった大家さん一家は、現在はブルックリンのキャロルガーデンにお住まいで、久し振りの日本滞在だ。一人娘のソーちゃんは、以前からこのページを読んでいる方には馴染み深い登場人物の1人だが、山形美人と彫りの深いスパニッシュ系ジューイッシュのハーフで、生意気だけどとーっても可愛い娘なので困ってしまう。ニューヨークを離れてから早や2年。彼女も日本で言えば、就学年齢となり（アメリカは9月始業の為、最後の就学前夏休みとなる）、どのように変化しているか楽しみだ。東京には2週間滞在予定だが、そのほとんどを日本語のほぼ話せないジューイッシュとパパとソーちゃんの2人っきりで過ごす予定だそうで、そこには、もし将来的に日本に移住して来た時に果たしてやって行けるのか？ のサバイバルトライアルの意味も含まれている。なるべく住むように滞在したいとのリクエストに応え、3人の為にウチから徒歩1分に立地するウィ−クリーマンションを借りてあげた。部屋はワンルームで手狭だけど、設備は整い、しかもホテルに連泊するよりも遥かに割安だしいいかな。ニコちゃんとの初対面も含め、いろいろ興味深い再会の時Coming Soon! 。