11月30日(火)

今日で11月も終わり、信じられないが明日からもう師走12月でごわす。生後9ヶ月と3週間のニコちゃんは、ちゃんとバイバイや、ものの受け渡しが出来るようになった。また、20秒くらいなら何にもつかまらずに立っていいられるようになった。赤ちゃんの成長は何度も書くが本当に早い。成長すると、猫兄弟と楽しく遊ぶようになるのかな?なんて気楽に考えていたが、最近のニコちゃんは猫と言う存在にスッカリ慣れてしまったのか、特別な興味を示す訳でもなく、そこにいるのがあたりまえのように一緒に普通に暮らしている。逆に言うと、猫兄弟も赤ちゃんという強烈な生き物との共同生活に慣れて来たと言う事だろう。今のところ、目に見えて大きな軋轢は感じないし、うまくやってるねキミたち、その調子で頼むよ。

11月29日(月)

窓から見える空蝉橋通りの桜並木もすっかり紅葉し、一段と秋の深まりを感じるようになった。それと同時に何故だかずーんと落ち込んでいる。それは、桜の1年のサイクルと同じように、昼間の仕事の勤労意欲がすっかり色褪せ今にも枝から落ちそうな状態だからだ。やりたくもない事を、やりたくもない人といやいや行うには、何らかの強力なモティベーションが必要だ。今はもちろん、ニコちゃんのオムツ代を稼ぐ為だけに頑張っている。英語力をキープする為とか、建前を言い続けて来たが、役職が上がった今となっては、英語に関わる仕事もままならない。そう、自分は典型的なおひつじ座の男だ。いつでもチャレンジしていないと収まらないし、身近に具体的な敵が必要であり、アナーキーに1匹狼として燃え上がっている必要がある。ところが今の職場ときたら、あまりにもお粗末で、自分と同等、または上のポジションにはロクでもないヤツばかりが集まり、とうの昔にそういう気持ちは萎えている。一旦そういった対象を失ってしまうと、途端に何もかも嫌になってしまう性分なので、まさに皮一枚でかろうじて枝にぶら下がっている状態なのだ。そこへ来て、本日、再び意味不明の人事があり、ますます「早く強い風に吹かれて、枝から離れなはれ」とのメッセージと受け取った。離職の日近し、再びチャレンジの時である(そういう人生だもん)

11月27日(土)

ニコちゃん(足元はロンドン在住のAmiiからプレゼントにいただいたフワフワ毛皮靴)が誕生してからというもの、長めの映画を集中して観るのが困難になった。何故かと言うと必ず「夜泣き中断」が入ってしまうからだ。そしてその間、つまりニコちゃんが泣き止み再び眠りにつくまでの間に、今度は自分が眠たくなってしまい、たまに寝てしまったりもする。なので、この9ヶ月は、気がつけば元々細切れのシリーズ物を好んで観る傾向がある。セックス&ザ・シティとか24とか。。。ああ悲しい。
でも、昨晩は頑張って「My life withot me=死ぬまでしたい10のこと」を観た。トレーラーハウスに暮らす2児の母(トークトゥハーに出てた女優さん)が突然死を宣告され、死ぬまでの間にに何をすべきかメモを取り実行なんてストーリー。最近いつもレンタル中だった渋谷や六本木辺りの小シネマ好みの作品で、テーマは完全に「死生観」である。自分も子を持つ親として、いろいろ思う所はあった。ただし死生観は人それぞれで、個人的には賛同しない。でも、こういうディープなテーマを考える機会を与えてくれるだけでも非常に意義深い作品であった。夫が刑務所にいり悲観的な母親役をデボラ・ハリーが演じていて、実にらしくて見応えあり。ある意味おススメ。

11月26日(金)

ルールとかマナーを守るかどうかは、個の人間性と直結し、年齢とか職業とか地位とかには比例しない。世の中で、やっちゃいけないあたりまえで、特に法律で罰せられないような類いの、例えばゴミを捨てちゃいけない日や場所に捨てるとか、電車に乗る時割り込みしないとか、電車の中で大声で携帯で話すとか、後ろ向きに傘を振りかざして歩くとか、歩きタバコをするとか、そういうルールを破るのは、家庭では立派なお父さんで、会社では管理職のおっさんたちである事が多いのは残念な事だ。結局は、言う事聞かないんだったら仕方ないという流れになり、運転中の携帯は禁止され、そろそろ歩きタバコも禁じられる。でも、おっさんたちは止めないだろう。自分は関係ないとしか思ってないから。そしてそういう悪行は若い世代や子供たちに引き継がれる。だって大人がしてるんだもん、なんで真似しちゃいけないわけ?

11月24日(水)

今をときめく、NYはブルックリンのウイリアムズバーグ界隈に、むかーしからある日系ギャラリーCAVEだが、先日メールでドネイション(寄付)のお願いが送られて来た。それに添付されていたチャート(自分がいくら寄付するか申告用のチェックボックス)のイラストが笑えるので紹介したい。
基本的に、アメリカのアーティストというのは政治的に民主党寄りである。弱者、マイノリティである彼等を虐めるのはいつも共和党関係である場合が多いのは周知の事実だ。最近のNYを例にとってみても、有名市長ジュリアーニはよくアーティストたちとやり合っていた。NYはもともとリベラルな東海岸に位置しているので、もちろん4年前のあの日、フロリダでどさくさ紛れにmoronブッシュが当選を決めてからと言うもの、"SAD DAYS"を送っていたに違いないのだが、 次の4年も再び非クリエイティブで虚しい日々が待ち受けていることを考えると、かなり高いレベルでウンザリしていることと思う。かと言って、公に政権批判する訳にも行かず、こういうちょろっとしたもので憂さ晴らしをするしかないのだ。本当にどうしようもないのだ。チャートにはその寄付金額に応じて猿→直陸歩行の人類への進化に例えたイラストがある。最も進化した5000ドルのチャートには、iPodを耳にしたスタイリッシュな人間が描かれ、逆に0ドルのチャートには、何の説明もないが、ブッシュのにやけ顔が何気に描いてある。ふっ、その気持ち痛いほどわかりまっせ。

11月22日(月)

まだまだ後ろ姿はminimeな月齢9ヶ月のニコちゃんだが、スカートとかはかせると流石に女の子っぽくなってきた。伝い歩きもなかなか高度になってきて、そろそろ数秒間はどこにも触れずに仁王立ちしてバランスを取れるようになった。まだ、乳歯が2本しか生えてないけど、すぐにでも歩き始める気配濃厚だ。うーん赤ちゃんの成長ってホンと早くてビックリしちゃう。
さて、昨晩は遅ればせながらマイケル・ムーア監督の「華氏911」をDVDで観た。ブッシュの再選が決まった今となっては、どことなく寂しくもあったが、その辺は制作者であるムーア本人も承知の上であろう。たぶん何年も前から、ブッシュファミリー&ネオコン取り巻き連中の強さやしたたかさを、嫌というほど味わって来ている氏であるからして、むしろ世間で騒がれていような種の、この映画でどうこうしようとかおういう気負いみたいなものはまったく感じなかった。そもそも内容だってドキュメンタリーじゃないし、日本に住んでいる我々とすれば別段目新しい映像やメッセージが詰め込まれていた訳でもない。しかしながら、この映画を数多くの馬鹿アメリカ人に観せた功績は非常に大きいと思う。アメリカ人って昔から、自分たちがされたことには敏感だけど、自分たちがしている事に関しては盲目的にわかっちゃいない自己中心的な民族だからして、多くの人がイラクで what's really going on. を垣間みて、そのうちの何%かでいいからまとまな思考になるきっかけとなればいいなと心の底から願って止まない、そんな月曜日。

11月21日(日)

約1年ぶりにNY時代の旧友に再会。ああ懐かしいねー。ニコちゃんとは初対面で、人見知りするかなと心配したが、全然大丈夫でほとんどの時間ニコニコと笑顔を振りまいてくれたのだった。そして画像左の彫金師のTKは我々夫婦に結婚祝い?の指輪を持参してくれた。どうもありがとう、嬉しいです。今日から早速装着します。で、今日のゲストの来訪を最も喜んだと思われるのが、他ならぬコイ。何故かというと、緑シャツのmarimariがけっこう長い間、猫じゃらしで遊んでくれたから。せめてものおもてなしにと、タラコスパゲッティを作ったり、ヘイゼルナッツコーヒーを入れ、夕刻まで近況報告や昔話に花を咲かせたのだった。ああ楽しかった。

11月18日(木)

イチロウは実家で8月から飼い始めた雄のパピヨンである。ちゃんとしたペットショップからやって来たので、立派な血統書なんかもついていて、本来の名前はイチロウとはほど遠い、なんとかかんとかサードとかちょっとおフレンチな由緒あるものである。もともと実家には黒いパグがやってくる予定だったのだが、寸前にいろいろトラブルとトラブルがあって、結局は飼い主となる父が直接「この犬がいい」と選んだのだった。とにかく6/22生まれのこのパピヨン、生後2ヶ月の時点で既にずんぐりむっくりしていた。この種の特徴である耳の飾り毛もまだ伸びていないから、これは本当にあのパピヨンになるのか?と訝しがっていたものだ。その後3ヶ月が経過したが、ますますずんぐりむっくりでほっそりひらひらになる気配もない。さらに、本来エレガントなはずの性質も、うーん、これはどう見てもただのやんちゃ坊主であり、会うといまだに人の足をガジガジ容赦なく噛む。やめろと言っても噛みまくる。でもね、きみはカワイイ。なんだか知らないけどカワイイね。思わず「このボケ!」と言いたくなる所がカワイイ。いい犬だ。

11月17日(水)

今日は朝から天気が良かった事もあり、ニコちゃん人生初のピクニックへ、近所のよく整備された公園へじいじ、ばあば&イチロウ(画像)と一緒に出向く。ピクニックだけに、昼時を狙ってちゃんとおにぎりやらサンドウィッチ、フルーツ、バドミントンセットに鴨餌(犬餌)を用意し、心地良さそうな木陰を見つけ、さっそくビニールシートを広げてゴロン。ああ気持ちいい! こういうのってNYのセントラルパークでは日常茶飯事だったけど、日本に戻ってからはなかなか機会がなかったので嬉しかった。ニコちゃんもビニールシートの上をキョロキョロしながら這い回り、変な顔してイチゴに舌鼓を打っていらっしゃった。たぶん楽しかったのだろう。
その後 、ニコちゃんがお昼寝してから、我々バカ夫婦はバドミントンに夢中となり、けっこう長い時間シャトルをスマッシュし続けた。たぶん今日は無風状態だったから、いつもよりラリーが続いたので面白かったと言うのもある。んが、たぶん張り切り過ぎた。お陰で今、心地良さを通り越した疲労感に教われている。でも、やっぱり秋空の元思い切り行うスポーツはいい。そして、家族みんなで出掛けるピクニックは最高。

11月16日(火)

今日は休みだったので、遅めに起きてダラダラし、最近ネットで注文したL判1枚12円のデジカメプリント300毎近くが到着するのを待って、家族揃って池袋のタイ料理屋「アユアヤ」に500円日替わりランチを食べに行ったら、一番好きなグリーンカレーだった。あああ強烈に辛いけどやっぱりこの店うまい。その後、混雑し始めるハンズの6階に立ち寄り、千鳥格子のフォトアルバムを購入。部屋に戻ってからニコちゃんの成長記録を1枚1枚時系列に差し入れて、ああキミもしっかり成長しているのね、うふふ、ああ娘っ子可愛いぞとほくそ笑むのだった。
さて、本日は世界的にひとつ嫌なニュースが、ついにアメリカ、パウエル辞めてライスが就任? ああああこれでもう穏健派が皆無に! ますます世界中で、きな臭い争いごとが顕著になっていくのだろう。なんか、そのうち暗殺でもされかねないねB大統領よ。そんな事を瞬間的に感じたぞ。そして、日本によってもう一個良くないのは、中国が領海侵犯を認めた事。これで、争いがますますオフィシャルになってしまったではないか。アメリカ人よ、そして中国人よ、どうかアグレッシブな姿勢を崩し大人しくなって下さい。

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