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1月31日(土) ウチの近所に、豊島区リサイクルセンターと言うのがあって、ここは粗大ゴミ等で引き取られた不要品の数々を、メンテナンスして破格値で提供しているリサイクルショップみたいな施設である。と言っても、公のセンターなので、販売は月に2回の抽選により公明正大にひっそり行われる。場所柄(大塚)、競争率は大した事は無く、物によっては2〜3倍程度に留まる事も、多々あった。我々は、こういうの好きだし、置いてある品物の状態も好ましいので、度々出向いては、抽選に申し込んだものだ。しかし、今まで1度も当選したタメシはなかった。 |
He knows winter. |
1月30日(金) 最近、猫兄弟や隙間猫家族の話題が少ないとご指摘をいただいたので、今日はまとめてご報告。まずは、隙間猫のみなさま。相変わらず、複数の猫好きに支えられ、餌にはありつけている。時に8階のおばちゃんは、猫の好みをあまり考えないで、妙な猫まんまを与えているので、見ていると笑ってしまう。この前なんて、思いきりただの焼そばだったし、その前はにゅうめんだった。おばちゃん、気持ちは分かるけど、猫はそんなもん好んで食わんぞ。とにかく、訳のわからんサポートを得ながら子猫たちは立派に成長し、今年の冬は大して寒くないまま終わると思われるので、まぁ乗り切れて良かった良かった。最近は父親猫が収納ケースを訪れては、この世の終わりみたいな声でさかっているので、春にはまた子猫たちが産まれるかもしれない。そうなったらウチと同級生だね。 |
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1月29日(木) 今、何をやっているかで、人は人を判断しがちだが、長いスパンで見れば"今"何をしているかはさほど重要ではない。何故かと言うと、人それぞれが旅の途中であり、場合によっては寄り道している"今"だったり、休憩している"今"だったり、取り乱している"今"だったり、迷っている"今"だったりと、多種多様なステートにあるからだ。しかし、実際人というものは今しか見ようとしない。または、過去に関しては実績とか、学歴として評価の物差しとする。でも、大事なのは「どこに向かっているか」だと思う。例えば、今現在どんなに成功しているように見える人たちだって、向かっている先がBloody
Hellであれば、少なくとも自分としては評価できない。逆に、現在パッとしなくても、向かっている先が魅力的であれば、それだけでもう素晴らしいと思う。この他にも、数値として評価されにくい、人柄だとか思想だとかも、人を判断する上で重要な要素だ。でもね、実際は将来的にどうだとか、目に見えない部分の人間的にどうだとか、そう言った部分は生きていく上で評価されにくい仕組みとなっているのよこの世の中は。 |
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1月28日(水) ゲスト続きの我が家の食卓。先日は、プエルトリ子がやって来て、出産前ラスト晩餐会を開催。メインはカレーとぎょうざ。本当は鍋をしようとしていたが、ハッキリ言ってもう飽きた。いつものように彼女が新宿のデパ地下から美味しい和菓子を買って来れくれて一堂大満足。昨晩はふんわりした食感のいちご大福だった。締めに最近レンタルビデオ屋に出ていたチャン・イーモウ監督の「HERO
英雄」を借り、けっこう呆れながら観たりして、ある意味盛り上がった。マギー・チャンは限り無く浅野温子にしか見えないし、長髪トニー・レオンも何か変だ。さらに、チャン・ツィイーも役所が不明だし、ジェット・リーの十歩必殺剣?はストレート過ぎて意味不明だし、何よりもワイアーアクションはギャグの粋に達し、そしてクリス・ドイルのカメラワークはどこまでもくどかった。 |
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1月26日(月) あなたのお気に入りの公園はどこ?と、問われると、残念ながら「東京にはない」と答えざるをえないのが現状だ。何せ東京の公園は落ち着かない。緑が茂っていて居心地良さそうな場所には、ホームレスが住み着いて洗濯しているか、もしくは蚊がいて容赦なく襲ってくる。地面は決まって剥き出しの土や小砂利で、雨なんか降るとベチャベチャが当たり前。桜でも植わってようものなら、春ともなればゴザが敷かれて宴会となり、その後にはゴミが散乱し、夜になればヤンキーが集まりケンカしてたり、ヤキ入れてたりして、憩いとは程遠い世界が展開する。強いてあげれば、駒込の駒込東公園がこじんまりしていて気に入っていたのだが、先日たまたま近くを通りかかった時にのぞいたら、しっかりホームレスが3箇所のベンチを占領してしまっていた。 |
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1月25日(日) 遡る事、1992年の深夜。山手通りを中目黒方面から、当時住んでいた参宮橋へ帰る途中、たぶん淡島通りあたりで2台前を走っていたタクシーがノラネコをはねた。我々は運良くそれに気づき、道路に横たわってヒクヒクしている肉塊を車に乗せ、その時間でも開いている救急獣医を探した。そのノラネコを最初見た時、血だらけで口からは泡を吹き、瞳孔も開いたまんまで、間違いなく助からないと思ったが、同乗者がまだバッテリーが分厚い頃のIDOの携帯電話で獣医を探す間、車に残って一生懸命ネコを励ます役目を努めた。「頑張れニャンコ、生きるんだ!」。その後、ノラネコは運び込まれた獣医で奇跡的に一命を取り留め、ン十万円の入院費を支払った後、流れでウチで面倒を見る事になる。生後1年未満の若い雌猫の名前は、ジーコ。サッカーのジーコではなく、もちろん交通事故のジーコだ。 |
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1月24日(土) 学歴詐称の問題で、元テニスプレイヤー議員が揺れているが、アメリカだったら事前に選挙スタッフが徹底的にチェックして、ちゃんと裏を取る、もしくは裏工作してから記入するので、こういう話しにはなり得ない。アメリカだからバレないと思ったのかな…奢ったね、ミスターテニスプレイヤー、根回し足りなすぎ。ただし、今回のような弁護士に云々は、言い訳ではなくてたぶん本当で、その当時永住権を取る為に必死だったとしたらば、今回のような詐称は無意識の内に、起こりうる場合もある。 |
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1月23日(金) 今日は忙しい1日だった。午前中は豊島区役所に出向き、住民票やら印鑑証明を取得した後、妻を定期検診に連れて行き、その間アカチャンホンポまで車を走らせお買い物。病院に戻って妻をピックアップしてそのまま今度は渋谷区役所まで行って戸籍謄本を取得。一度部屋に戻り、ナップする妊婦を横目に、山手線で駒込までWEBデザイン関連のミーティングに行って、窓外を見れば見事な夕暮れだった。 |
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1月22日(木) ニューヨークのおともだちが女の子をご出産、オメデトー。名前はクレアだって…ほー。ずっとアメリカで暮らすんだったら、最初からそういうグローバリゼーション横文字系の名前の方が断然良い。でも、パッとこの名前を見て、最初に連想したのは他ならず「クレクレタコラ」だった。ごめんね古くて。 |
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1月20日(火) 世の中には多種多様なスタートラインがある。最初から純白に光り輝いている人もいれば、汚れた泥に覆われている人だっている。中にはスタートラインが見つからない人も、1本だけの人も、複数の人もいるだろうし、自分のように道中に数多くのスタート&ゴールラインがある者もいる。ただ、共通して言える事は、ゴールラインは自らの設定により、多種多様に変化しうると言う事で、1回ゴールすれば、もうそれで満足で、後は枯れた様になる人とか、失敗を繰り返しても何度もスタートし直し、ゴールを目指す人も、また、ゴール自体を設定していない人で、いつまでも遠くを目指して走り続ける人だっている。 |
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1月19日(月) 夫婦というものは、どこまでもシンクロするらしく、妻のお腹が大きくなるに従い、自分も体重が増加し、妻が動くのが辛くなるに従い、自分も体がダルくなり、また、妻がお腹が痛くなるのにあわせ、自分もお腹が痛くなった。 |
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1月18日(日) ファッちんの行動は根拠や動機が見えにくいのが特徴だが、先週までの1ヶ月くらい、毎晩このように、枕元に丸まって眠り、朝まで起きない日々が続いていた。今までそんな事はただの一度も無かった。足元にいた事はあったが、自ら布団の、しかも枕元に来るなんて、ああ有り得ない。寒くなったからとか、寂しいからとかいろいろとその理由を推測しては、フフ可愛いヤツよ、なんてほくそえんでいたものだ。でも、枕元に来ていた理由は、少なくとも寒いからではないらしい。だって、ここ何日かはこの冬一番の冷え込みに違いないのに、ファッちんは朝まで寝室に現れない。何やってんのかと思うと、冷え冷えしたリビングのコタツの、しかも端っこに身を寄せるように眠っている。妻が夜中にトイレに行く際に、暗闇ファッちんを目撃してビックリしている。じゃ、この1ヶ月何で枕元に来てたの???
ああ動機が知りたい。 |
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1月17日(土) 情緒溢れるモンマルトルを舞台に展開するファインムービー「アメリ」が大好きで何度も何度も観たと言う方も多いと思われるが、そういう自分もその中の1人で、ジャン・ピエール・ジュネの美的センスには、全くもー敬服していたりする。1994年にパリで半年暮らしたのだが、映画の舞台となったモンマルトル辺りはウチからは遠かったので、住んでる時はそんなに訪れなかったが、日本からguestが来る度に案内したり、友達とわざわざご飯を食べに行ったり、ロンドンに住んでいる時も、パリを訪れたら必ず小旅行気分で足を運んだり、そう言えば、ハネムーンの時も妻とうろついたりしたくらい、(誰もが)お気に入りの場所だ。その当時はまだ「アメリ」自体が作られていないから、モンマルトルにあるごく普通のグロッサリー「コリニョン」だって素通りだし、アメリが働くカフェ「ドゥ・ムーラン」でコーヒー飲んだ事も無い。この作品を観る度、猛烈にパリに行きくなるから、機会があったら是非行ってみたい。 |
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1月16日(金) ココ最近、隙間猫たちはどうしているかと言うと、寒さにもめげず、4匹揃って元気に駆け回っている。れっきとした野良猫の割に、毛並みも血色も良い理由は、朝夕、隙間の向いの魚屋のおっちゃん魚の残りを、右隣の焼き鳥屋のおっちゃんが鳥を、同じマンションの8階に住むおばちゃんが猫まんまを、そして4階に住むヒゲのおっちゃん(自分)が、気紛れに牛乳とか残り物を提供しているからに他ならない。とにかく潤っているように思えるが、野良猫の場合、このように複数の人間から面倒見られるかどうかはサバイバルの観点でとても重要な鍵となる。何故ならば、人間と言う物は意外と身勝手な物で、やれ店が休みだ、帰省だ、法事だ、旅行だ、病気だと、理由をつけて誰もが隙間に餌を運ばない可能性があり得るから。このように保険をかけておけば、猫たちも飢える心配ないので、よしよし賢いぞオマエらよ。 |
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1月15日(木) 今日は休みだったので、どうしても今じゃなければ買い物出来ないとアピールする妻の買い物に付合う。付合うと言いつつも、妻は臨月間近の妊婦だから無理はさせられないので、実際は送り迎え+付き添い+荷物持ちで、なんだかタレントさんのマネージャーみたいな気分だ。訪れたのは池袋駅東口のキンカ堂。言わずと知れた有名「生地・手芸材料」扱い店で、主婦を中心に大人気。他にもファッションデザインを志す若者やら、手芸が趣味らしい外国人の姿もチラホラ見かけるが、男の人はあんまりいない場所。まぁ最初の30分くらいは、見慣れぬ材料をキョロキョロ見たり手に取ったりして楽しめるが、元々その世界に具体的に興味がある訳じゃないので、やっぱり飽きてしまう。妻は、30分で買い物は終わると断言していたが、結局は1時間経っても終わらなかった。激混みの池袋駅前パーキングメーターの空きをやっとの思いで探し当て、駐車したBMWが気になる。そう言えばさっきレッカー移動してたな…と言う訳で、結局車に先に戻り(旦那衆的行動)、妊婦を待つ事20分、携帯が鳴って無事ご帰還となった。 |
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これよりまえをよむ
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