....


12月31日（水）

ニッポンのみなさま、2003年大晦日、いかがお過ごしですか？ 我々夫婦はサービス業に従事してますさかい、今日、この時間もまだまだ働いてるでがんす。いやぁ我ながら感心感心。今年はいろいろあったけど、どういう印象だったか一言でいえと言われれば、迷わず「戦い・流血」＆「世界がちょっと覚醒」と答えさせていただく。それを受けてか、ニッポンの民放では、格闘技観て年を越すのがポピュラーらしい。そんな国、世界中のどこ探したって日本だけだよ。

今年の印象に残るシーン：バクダッドの最初の空爆シーン、温泉に行く為にたまたま3日間休みだったその初日に亡くなった義祖父と、田舎のお葬式3日間、妊娠検査薬に出た線、妊婦と赤ちゃんを取り巻くワールドすべて。
来年見たくないシーン：流血、銃、ミサイル、北朝鮮中央放送、ブッシュの演説、小泉首相の演説、ファっちんの枕元ゲロ、妊娠検査薬の線2本目、壊れたMacintosh、馬鹿な編集者、効かない車のエアコン、寒くない冬と暑くない夏。
来年見たいシーン：元気な赤ちゃん、元気な家族、元気な猫兄弟、元気な隙間猫。
今年観た印象に残った映画：ディナーラッシュ、キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン、戦場のピアニスト、猟奇的な彼女、レッドドラゴン、マイ・ビッグ・ファット・ウェディング、ザ・ロイヤル・テネンバウムズ、24、プロフェシーモスマン。
来年観たい映画：24の続き、セックス・アンド・ザ・シティの続き、スパイダーマン2、ロード・オブ・ザ・リング。
来年観たくない映画：チャリーズエンジェル3、スパイキッズ4、ああ言い始めたらきりがない。

てな訳で、みなさま、どうか、よいお年をお迎えくださいまし。来年もよろしくお願いします。

12月30日（火）

あと1と1/2日で今年もおしまい。いやぁ早かったねぇーと誰もが口にするほど、365日と言う括りは実は短い。自分なんて短い短いと思い続けて38年だ。例えば20年前を思い起こしても、けっこう最近の事に思えるから365日は相当短い。このようにバタバタしている間に年が明け、食っちゃ寝してるうちに、勤めが始まる。重くなった体を引きずって出勤し、そして、寒い寒いなんて言ってるウチに、梅の花が咲き、やがて桜が咲き、スギ花粉が舞い散り、妻や妹や母がクシュンクシュンし始める。自分はと言うと、蒸し蒸しし始める6月頃にまた悪いもんでも食って、腹痛に見舞われ…なんて繰り返しだったはず。
が、しかし、しかしだ、来年はたぶんこれまでとは全く異質な1年となる事だろう。ちっちゃな家族が増える事で、自分の内面や暮らし振りが、どのようにドラマティックに変化するのか、まったく未知数で想像の粋を超えないので、今の時点ではなんとも言えないが、何にしても、大きな変化となる事は間違いない。大きな変化？ フフ、火星に導かれる炎のチャンレンジャー牡羊座としては、おーよ、どんと来い！ みたいな心境だ。たぶん、慣れるまでは大変な事もいっぱいある。「ふっ、何時の間にか失ってしまったね…」なんて思う何某も先々あるのかもしれないが、きっとそれ以上に得るものは大きい。実りある1年となる事を祈るぎっくり腰で寝不足の30日。
本日はMac死亡につき画像はありません

12月29日（月）

2日間更新が滞っていた理由は、とってもわかりやすく、Macintoshを大掃除中だったからだ。以前も書いたが、パンサーにアップデートして以来、すっかりぶち壊れてしまっていたので、いい加減こりゃいかんと思い立って、バックアップをとりまくり、初期化、再インストールする事にした。この作業、実は引越しに似ていて、不要物を処分出来る絶好のチャンスである。と言いつつも、ガレージセールをやってお金に還元出来るわけじゃなく、意味不明にセーブした本来は絶対取っておく必要のないfileを思い切りよく捨てられるだけなのだが、まぁそれでもね、気分的にスッキリしたいな。
世間の普通の会社は既に仕事納めを終え、遅れて年賀状を書いている方や、大掃除している方や、田舎に帰る準備をしている人や、いろんな年の瀬模様と思われる。山手線も、新宿の街（ただし西口）も、ガラガラで歩きやすくて好ましい。我が家も段階的に大掃除を慣行しているが、今年は妊婦がいる事もあって、ほとんど自分が気まぐれに行う程度なのだが、先日の窓掃除に続き、昨日は風呂釜ジャバ用い大掃除を敢行。そして、今日再び9年前のあの出来事（フラットメイトが相当汚いヤツで、掃除しているウチに云々…）を思い出す羽目に…ああまたギックリ腰気味の年末になってしまった。これ、毎年繰り返しているから、もうすっかりマイ風物詩である。みなさまもお気をつけあそばせ。

12月26日（金）

今日は26日。そう毎月26日と言えば、もちろん全国の「ホンポDAY」に決まってますね。ん？知らない？ では説明しましょう。それは赤ちゃん用品専門店、アカチャンホンポが行うホンポカードのポイントが2倍になる日のこと。ホンポカードは500ポイントごとに、500円の割り引きが受けられる仕組み。我々夫婦は産前最期の揃っての買い物と言う感じで、産褥用品、哺乳瓶、紙おむつ、おしりふき、新生児用のアフガン、ドレスオール等々、いつ産まれても問題ないように買い揃え、ついでにポイントも2倍2倍でホクホクだ。
さて、先日電車の中の迷惑行為ランキングが発表され、4年連続で携帯電話が1位の座に輝いた。他にも座席の座り方、所構わず床に座る、騒ぐ、乗降時のマナー、女性の化粧と続く。確かにこれらは目に付く行為ではあるが、携帯電話と化粧以外は、昔からそれなりに存在したものだ。夏ごろから、もしかしなくても13年ぶりに電車通勤をはじめたので、これらの行為を実際に目撃する事になったが、いやぁ日本の電車って、他にもホンといろんなやつがいる。
最近目撃したの変わったやつと言えば、中吊りの見出しをなぜか声を出して読む男。しかも、無表情で淡々と読み上げるので、独特の緊張感を強いられとても疲れた。次におならおやじ。意味も理由もわからない。でも、誰が見ても明らかにそのおやじは、高田馬場と新大久保の間で、2回ほど「ブーッ」とやった。ニオイが漂ったとかだけでなく、音的にも明らかに屁だった。そして満員電車で放たれたそれは、とてつもなくクサクく、当のおやじは「オレは今、新聞読むので忙しいんだ、ワカッタかこのヤロウ」みたいな態度を取り続けていた。見た目は普通のサラリーマン。もーアンタ超迷惑！！！

12月25日（木）

メリークリスマスおめでとう。みなさまいかがお過ごしですか。それにしてもなんと暖かいクリスマスなのだろう。マフラーとか手袋とか、念のために身につけて外に出るけれど、目的地に到着する頃には、ぬくぬくし過ぎて結局は外している。なんだか調子が狂ってしまう。
昨晩はクリスマスイブという事で、隙間の住人たちにも、昨晩のチキンと妻が食べきれなかったケーキの残りをおすそ分けした。朝9時、出勤前に隙間をのぞくと、チキンもケーキもなくなっていたのだが、さすが半野生の生き物たちと感心。よくぞ、チョコバナナケーキなんて食うもんだよ。ついでに、温めたミルクをお弁当用の冷凍食品のトレーに入れて、運んであげたのだが、最近の彼等は、人間にも慣れてきたのか、牙を剥き出しにして「フーッ！」と、ふく事もなくなってきた。特にクイッキーとジアンはミルクが大好きらしく、母猫の小夜子を制して真っ先にペチャペチャするようになった。飲食に集中している時に限り、気が緩むからかタッチOKで、ほんの一瞬でも撫でる事に成功すると、なんだか生まれて初めて外人と話した時のような、気恥ずかしくも嬉しいみたいな感じがするのだった。ふっ、自分もまだまだ青いね。

12月24日（水）

メリークリスマス、いかがお過ごしですか。本日の我が家は、家族でプチパーティーを開き、妊婦と義妹とコイとファファと一緒に、チキン、ケーキ、パスタ、パンプキンスープをいただきました。チキンを買って帰るという、けっこう損な役回りの自分だったが、いやいや新宿西口デパ地下の混雑振りは思った以上に凄まじかった！ 各所に急造案内係が現れ「最後尾」なんてかかれたプラカードを宙高く掲げ、必死の形相でクリスマス因み食品を販売していらっしゃる。今年は不景気だったから、デパート側も懸命である。今日1日で、いったいどれだけのニワトリ様が昇天されたのか、想像するのも難しい。まったくをもって尊い生き物です。なんてったって美味しいし。
で、本当は小田急本店地下食品売り場の「CHICHEN DELI」で、スパイシー丸焼きを購入しようとしたが、会社が終わった7時過ぎでは、時既に襲し、渋々「和風味」とやらを手に、満員の山手線に乗り込んでみれば、焼き立てだからか、車内にプーンとチキンが香り、何だかとっても気恥ずかしかった。でも、クリスマスっぽくて良かったでしょ、たまたま乗り合わせたサラリーマンの人たち！　まぁそんな訳で、どうかみなさまも素敵なクリスマスをお過ごし下さいまし。 We wish your Merry Christmas.

12月23日（火）

最近のファっちんは、マイ枕元で「ブピースピー」と寝息を立てて眠る（時たまその状態でゲロをはく）。椅子の上ではコイが寝息を立て、隣で妻が大きなお腹を抱えてうんうん唸り、もちろん自分もいびきをかくからして、我が家の寝室はとても賑やからしい。
ファファは12/20で満7歳になった。メデタイメデタイ。はじめてファファを見たのは、ほとんど7年前の1月で、まだ手の平に乗っかるくらいちっちゃく、今と違ってアクティブで、それはもう目の中に入れても痛くないほど可愛かった。そもそも当時外国人としてニューヨークに暮らしていたからして、猫なんか飼う予定はなく、単純にともだちから「知り合い宅に子猫が生まれたから、ちょっと見に行こうよ」と誘われて、冷やかしに行っただけだった。でも、その日、ファファのあまりのキュートさにに一目惚れし、結局生後8週目で我が家にやって来る運びとなった。
これまでも猫と暮らしていたから、猫との共同生活はスムーズに始まった。が、しかし、今思えば、ファファって子猫の時からちょっと変だった。どうやって上ったのか、ガスレンジの上で眠っていたり、黄色いペンキの中に顔を突っ込み、しばらくは黄猫だった事もあった。生後4ヶ月くらいで「もう駄目かも」と獣医に言われるくらいのひどい風邪を患い、ちょうど七夕の頃、生死の境を彷徨った事もあるけど、それ以降はまぁゲロはく以外、とても健康な猫として成長した。
精神的には、独占欲の強いコイがやってきてからの6年半、いじけ気味ではあるが、最近とっても甘えん坊でうふふ好きだよおまえって感じなのである。もっともっと長生きしてね、ファっちん。

問題のまど…

12月22日（月）

昔、ロンドンに住んでいた時の話。当時、自分にはビジネスパートナーがいて、その者は基本的にパリに暮らしていたのだが、定期的に撮影をしにロンドンにやってくるので、家賃の1/4〜1/3を払ってもらう代わりに、合鍵を渡して滞在可能という、変則的なフラットシェアをしていた。この男、大学時代から知っているのだが、もうとにかく片付けが出来ない。おまけに風呂嫌いで一緒に住む相手としては、例え地球最後の日でも選択したくないタイプ。大学時代の世話好きの仲間が溝の口にあった彼のアパートを訪れて、強制的に大掃除したりしていた。その時に見たごみの山と、散乱した衣服の為に見えなかった床は、未だに忘れる事が出来ない。まぁしかし、たまにしか来ないから我慢しよう、背に腹は換えられないしねと思い、約1年の間我慢して暮らした。あまりにも片付けないので「いいかげんにしろ」と詰め寄ると、当時ブレイク中で飛ぶ鳥を落とす勢いだったファッションデザイナーのアレクサンダー・マックィーンを引き合い出し、できる男は部屋を片付けないとか何とか嘯いていた（実際、マックィーンは片付けと風呂嫌いで有名だった）。やれやれと半分諦めていたが、キレイ好きの部類に入る自分としては、結果としてやっぱり我慢できなかったので、彼の滞在後、毎回部屋中を丹念に掃除機かけてまわるのだった。そんなある日、生まれて初めて「ぎっくり腰」になった。原因は掃除機のかけ過ぎ。今からもう9年も前の事である。
そして、その時痛めた腰が、今でも完治していない。事あるごとに「ぎくっ」として、苦しんでいる。先日も我が家でパーティーがあった時に、あまりの汚さにいたたまれなくなり、ちょっと無理をして窓掃除したのが原因で、再び思い切り腰痛である。今思えば、あの男はとんでもなかった。みなさまも部屋をシェアしたりする際は、慎重に相手を選びましょう。

12月21日（日）

今日は冷え込んだものの、とても潔いスカッ晴れで、朝から気分爽快。やっぱりこの季節はこうじゃなくっちゃね。我々夫婦は、当たり前のごとく洗濯をし、干し終わってから、昼12時の集合時間に間に合うように、ホテル西洋銀座へBMWを走らせた。と言いつつも、一番安い部屋でも一泊2.5万円もする高級ホテルに直接的に用事があった訳では無く、その地下にある「アトーレ」というイタリアンレストランで、徳井ファミリーのクリスマスランチパーティーが行われたから。ホントは我が家でやる予定だったのだが、妊婦もいるしで大変だからと、急遽外でやる事にしたのだ。2,500円の昼ランチはお味もなかなか。でも、一番美味かったのは、実は合間合間に運ばれる焼き立てのパンだったりして…いやいや駐車場もただだったし良かったね。徳井家のみなさま、どうか素敵なクリスマスを。
さて、今日はファミリーデイと言う事で、銀座の帰りにやっとちゃんと隙間ファミリーの撮影に成功したので紹介したい。本来であれば、もう1匹子猫がいるはずなのだが、この1ヵ月は姿を見ていない（からもう戻ってこないと思う）。左手前が性格的にはおっかなびっくりだけど好奇心旺盛で俊敏な茶トラのクイッキー、真ん中が母猫の小夜子（水商売やってそうだから）。その隣でカーディガンを羽織ってるみたいのが、お兄ちゃんのバオリー、一番奥で様子を伺っているのがジアン（引っ込み思案だから）。奥の方に設置してあるのが、収納ケースをアレンジした巣箱で、そのまた奥に雨でやられた旧巣箱が見えている。この他に真っ黒な父猫がいるが、滅多に姿を見せいないので、まぁこれが現時点でのファミリーポートレートですな。ちなみに名前は今勝手に決めたものなので、今後変更の可能性ありあり。みな元気で年越ししてね。

12月20日（土）

今日は寒かった…と言っても、やっと普通に冬らしくなったので実は大歓迎。ヒューッっと、肌を刺すような木枯らしが吹き抜けると、厳寒のニューヨークが思い起こされ、独りニヤニヤしていたりする。そう言えば、WTC跡地のグラウンド・ゼロに世界一高いノッポビルの建設する事が本決まりになったらしいし、松井稼ぎ頭男のメッツ入りもあったりして、ますますニューヨークと日本の距離は縮まったかに思える。が、実際は決してそんな事はなくて、前倒しで施行される新入国管理法のおかげで、我々永住権保持者をはじめとする、長期滞在者の出入国は来年1日よりますます厳しくなるそうだ。入国の度に、指紋を取られたり写真を撮られるなんて、考えただけでああイヤだイヤだ。こういうのもすべて戦争好きの現政権が外国人に与える悪影響のひとつで、やっぱり加速度的に居心地悪くなってるのね、アメリカ。
で、そのニューヨークに妻のおともだちが仕事しに行くと言うので、あるものを買ってきてもらうよう頼み、先日ついに我が手に！　それはね、うふふ、7年間足繁く通い飲み続けた、なつかしのポートリコインポーティングのヘイゼルナッツコーヒー。さっそくミルで挽いて飲んだけど、やっぱりアロマが全然違う。日本にも美味いコーヒー豆はいくらでもあるけど、許せないくらい高いから、450グラムで600円くらいのこの豆は尊い。そしてこれ以上ないくらい味もいい。最近キライなアメリカだけど、このコーヒーだけは素晴らしいよ、ホント。

12月19日（金）

今週の我が家はイベント続きで、14日から何だかんだと人に会ったり、パーティーだったりで、自分も妊婦もけっこうヘロヘロ。16日の猫を抱いた女の子を、マイ妊婦だと思っている方がいらっしゃるかもしれないが、この子は最近仲の良い中国人のお友だちで、14日に我が家で開いたパーティの参加者でした（大の猫好き）。
昨晩は、妻の専門時代の旧友と忘年会をして盛り上がった我々だったが、今日は豊島病院へ定期検診に行った後、アカチャンホンポに寄って妊娠線予防マッサージクリームを購入したりして、一旦部屋に戻り妻が「白い巨塔」の再放送を観、自分はと言うとペットショップで骨を買った。　骨？そう、骨は土産として買ったのだ。何故かと言うと、今日遊びに行った、国際線のスチュワーデスをやっている妻のお友だちは、駒沢でセントバーナードと共に暮らしているから。結論から言って、やっぱり思っていた以上にでかい犬だった。名をハニーと言い、とても寂しがりやだと言う彼女…うーん、持参した骨（大）を見るや否や「ちょっとなにそれ？わーちょうだいよーちょうだいちょうだい」と、巨大な前足でグワシグワシとねだられ、てっきりそういう骨は何日かしゃぶるものだとばかり思っていたので拍子抜けしたのだが、ハニーちゃんは30分ほど、骨を噛みしだく事にだけ集中し（画像）、見事に食べ切ってしまった。いやいやセントバーナード恐るべし。でもとっても可愛いよキミ、食べてくれてありがとね。

12月17日（水）

ああもー！どうして日本の12月って、こんなに意味不明に忙しいのだろう。ここのところ毎日残業なのは、年末年始とまったく関係なく、データベースを取り扱う源のシステムが急にいかれた為、そのシステムに依存をせざるをえない、我々人間が振り回されているからだ。しかしこれは明らかなマネージメント保守管理側の人的ミスが原因によるもので、ああ、世の中って、今後も加速度的に、デジタルコンピュータをはじめとする人工知能と、それを操るアナログ人間側の進歩との間に、ギャップが出来てしまい、このポジションさえもが「人間は間違ってばかりいるから、まかせておけない」と、機械まかせになっていくことだろう。そうなっちゃうと流行りのSF映画みたいに、人類が存亡の危機に瀕する日も近いってこった。でも、管理者側が無能なのは実際困るし…どうしたものか。
さて、今晩は久し振りにテレビでよくしゃべる田中真紀子さんを見た。最近、とーっても大人しかったが、やっぱりこの人好感持てる。理由は、その思考回路と英語的な日本語にある。発言内容はさておき、真紀子さんは先に結論を言い、後で理由を言う。これが帰国子女の我々には至極当たり前に聞こえるのだ。抽象的で情緒的な発言しか行わない首相と違って、よっぽど理路整然としていてわかりやすい。ああいうものいいをする政治家って実際少ないんだから、あんまり虐めないでもっと適材適所で適格に活動してものだ。

12月16日（火）

今、あなたにとって何が一番大切ですか？と問われれば、何と答えますか？　中には仕事優先の人も、遊び命の人も、家族命の人も、着飾ること命の人もいる事だろうし、自らの位置するポジションや、ステージによってその答えは様々であると思う。自分の場合は、日常的に一番大切にしているのは何かと言うと、それは「バランス感覚」だ。平たく言うと、あらゆるモノゴトのバランスを感じ考え均衡を保つ事、である。
基本的に、存在する全ての事象は絶妙、ないしは不完全なバランス感覚の元、成り立っている。基本的な構造は、原子や、分子や、細胞や、山手線や、環七や、太陽系や、銀河系や、世の中の成り立ちや、歴史を見れば明らかであるが、中心となる何かの周りを、ぶんぶんと構成要素が周回を繰り返す図式になっている。人間関係にしたって、中心となる人物や場所みたいなものがいつもあって、それを中心に発展していたり、荒んでいたりする。バランスのとれた状態のものごとって、見ていても、関わっていても、巻き込まれていても、美しく清清しく心地良い。反対に、ネガティブなものを中心としたアンバランスな事象や、人間関係はそれだけで居心地が悪く、苦痛だ。
特に2001年9月11日以降、常に自分と自分を取り巻く人々に付随するバランスについて考えて暮らして来た。日々の生活にしても、どちらかに偏り過ぎないように意識している。また、それを意識する事で、随分と自分そのものに変化が現れた事も自覚している。例えば、今まで苦痛だった事が、苦痛でなくなったり、何気ない事を楽しく思えるようになったり、世間の見方が変わったりと、影響大。今後も大切にしていきたい。

12月15日（月）

これはサダム・フセインの拘束を祝って開かれている祝宴ではなく、先日我が家で開かれたクリスマスパーティーの模様である。8名＋義妹が部分的に参加したこのイベントには、遥々八王子から双子ちゃんもやって来て、妊婦ともども深夜まで盛り上がった。この日のメニューは、我が家が妊婦手作りのチョコバナナイチゴケーキ、シャキシャキ林檎入りポテトサラダ、自分が大陸カレー、3色パスタのバジルソース松の実添え、双子ちゃんが、オードブルにクラッカー＋ブリーチーズ＆サラミ、コーンチップス＋グァカモリディップ（アボガドソース）、ハーフチャイニーズカップルがスパイシーチキンの丸焼き＋フライドポテト、お坊さんカップルが、シャンペンにビアと言う割り振りで、結果としてとってもゴージャス。たまには大勢でホームパーティーも楽しいね。
さて、農家の横穴に隠れていらっしゃったフセインさんだが、拘束されたからと言って、アメリカ属国化進捗状況にに変化があるかと言えば決してそんな事はない。ブッシュは苦虫噛み潰したような顔で（ボロが出ないように）短かめに演説してたが、昔も今後もアメリカの利権独占のやりたい放題は変わらない。そもそも、この戦争は人（サダム）では無く、大量破壊兵器の脅威を理由に始めたんじゃなかったの？ 別に彼を捕まえたからと言って、世間が納得すると思ったら大間違いだよ。少なくともおれは納得しないからね。

.
..

COPY RIGHT (C) 2003 HIROSHI TOKUI ALL RIGHTS RESERVED.


これよりまえをよむ　　

　

1998　３　４　５　６　７　８　9　10　11　12　1999　1　2　3　4前　4後　5前　5後　6前　7前　7後　8前　8後　9前　9後　10前　10後　11前　11後　12前　12後　2000　1前　1後　2前　2後　3前　3後　4前　4後　5前　5後　6後　7前　7後　8前　8後　9前　9後　10前　10後　11前　11後　12前　12後　2001　1後　2前　2後　3前　3後　4前　4後　5前　5後　6前　6後　7前　7後　8前　8後　9前　9後　10前　10後　11前　11後　12前　12後　2002　1前　1後　2前　2後　3前　3後　4前　4後　5前　5後　6前　6後　7前　8前　8後　9前　9後　10前　10後　11前　11後　12前　12後　2003　1前　1後　2前　2中　2後　3前　3後　4前　4後　5前　5後　6前　6後　7前　7後　8前　8後　9前　9後　10前　10後　11前　11後　12前　猫兄弟のすべて　データブック(日本語) 　Data Book(English)　ヨーロッパ旅行記 ●●● 5/29〜6/15/2000　パリ　パリ食べ物　ボルドー　ベルジュラック　バルセロナ　ミラノ/ローマ/地中海…　サルディーニャ　Email me! 　● Nyahoo! JAPAN Kimagure Tenshi ● my Profile ● my Homepages promotion ..● HandMade ● back HOME　TSample Gallery 2003/10/8/hanks all