4月30日(土)

なんて言ってる間に、もうゴールデンウィークは始まっていて、いつものように世の中の時流とあんまり関係のない暮らしぶりだからして、普段と変わらずお仕事お仕事。とってもいいのは、行き帰りの電車がいつになく空いていること。恐ろしいのは、車でその辺をドライブすると、見た事もない地方ナンバーの車が、冗談みたいなスピードで飛ばしていたり、はたまた駐車場を探してか、ナビを見ているせいか、超スローモーな動きで交通の流れを遮断していたりで、まぁこれも季節の風物詩なのかもね。
ニコちゃんはと言うと、昨晩はじいじばあばに連れて行ってもらった中華料理屋で、生まれて初めて皿を割ったりした。今日は、夕刻家に戻ったら妙にハイパーで、横浜の叔母から送られていた伊予柑37%ゼリーの入ったパックを、そこいら中に持ち歩いては置きっ放しにしてご機嫌だった。何が楽しいのか、よくわからないのだが、今も寝室のデスクの上に「伊予柑つぶつぶ果肉入り」とかかれたパッケージがおもむろに置いてあったりする。さんざん騒ぎまくって、今はもうスヤスや夢の中だが、本当にキミってハッピートドラーで、とうちゃんもかあちゃんもつられて毎日ハッピーです。

4月27日(水)

尼崎の悲惨な脱線事故のニュースは今日も続いている。多くの人がそうだったと思うが、昨日など通勤途中の山手線の中でいろいろ考えた。ほとんど似たような構造の車両なのだろうから、もしこれが転がってぶつかってぐしゃっとなったら、この辺りがああいう風になるんだな、2両目で亡くなった方々はきっと即死だったのかな、なんて想像しただけでも恐ろしい。犠牲者の数は増え続けているけれど、こういう人災が2度と起こらぬよう、肝に銘じて電車運行して下さい。お願いですから。安全第一がもっと果たされるべき、パブリックトランスポーテーションとしての義務だと心底思います。しっかりしろJR!
さて、妻からiPodシャッフルをいただいてから、毎日のように通勤時に使用しているのだが、この小さくてかるーいプラスチックの代物、なかなかよく出来ている。そもそもこの筐体に音を取り込む際に「ランダム」を選択しているので、いったい何が読み込まれているのかてんでわからない。iTunesのライブラリには、現在3209曲入っていて、約120曲が適当に読み込まれる仕組みだ。しかもシャッフルしてプレイするようにしてるから、曲が変わる度、本当にドキッとしたり、笑ってしまったり、照れくさくなってしまったり、思わず飛ばしてしまったりと、けっこうスリリング。今朝なんて、家を出たら、ビヨーク→あおい輝彦→モーツァルト→シャンテ・ムーア→Brand New Heavies→大橋純子→Aphex Twin→ 美空ひばり→チボマット→会社のエレベーターなんて流れで、もー絶対あり得ないよコレ。

4月25日(月)

人災、であることは間違いないであろう、尼崎の脱線事故。悼ましい。なんという惨劇。亡くなられた方の冥福を祈るのみ。ちょっと昔、日比谷線の中目黒駅で事故が会った時に、あ、電車ってこんなにモロい構造してるんだと写真を見て驚いたけれど、今回映し出される現場からの中継を見ると、想像の域を超えるほど車体はまさにペチャンコ状態で、事故の凄まじさと言うよりも、安全基準そのものについてますますわからなくなる。確かに電車はレールを外れる事を想定して設計されてないと言われれば、そりゃそうかもしれないと口を噤んでしまうが、想定外だからと言え、あまりにもモロい。たぶん、自分が毎日利用している山手線だって、似たような材質の車両なはずで(調べたらE231系500番台と言うらしい)、そんなにスピードは出さない路線だが、ちょっと横に転がればあんなに簡単にぐしゃっといく乗り物なんだとわかった。福知山線という路線が、普段からどれくらい飛ばしていたのか知る由もないが、軽い車体ほどカーブに弱いのは世界の定説。これ以上犠牲者が増えない事を祈るが、JR西日本よ、事故原因を徹底解明し再発防止して下さいすぐにでも。毎日電車乗るの怖いし。

4月24日(日)

好天に恵まれた土曜日はお休みだったので、都電荒川線に乗って、荒川遊園まで行って来た。確か園内にはロクな食べものが売ってない気がしたので、駅の近くのモスバーガーで予めモスチーズなんかをゲットし、大人200円払って入場。んが、さすがリーズナブルな公営遊園だけあって、園内にはそこいら中の荒川区民がウジャウジャ集まっていて、いやもう実際足の踏み場もないといった様相を呈していた。我々の目的は、何よりもまずランチ。休憩所の2階のテラスで、バーガーを頬張りつつ、ニコちゃんがやきそば1人前をムシャムシャ平らげてゆく様を、半ば呆れながら見物。いやぁ相変わらずの食欲ですなお嬢さん。
娘が小さ過ぎて、乗り物なんかにも乗れないので、我々の足は自然とふれあい動物園に向き、山羊、羊、鹿なんかとこれでもかと戯れる。最近生まれたばかりの子山羊もウロウロしていて、ニコちゃんご満悦。前回の上野動物園ではおっかなびっくりだったのがウソみたいに、躊躇なく触ったりむしったりしていらっしゃった。それにしても子山羊って可愛い。
家に戻ってしばらくナップし、夕食に今年初めての冷やし中華をフライング気味に食し、ニコちゃんを寝かしつけてから、なかなか完観出来ずにいたDVD2本をなんとか見終える。1本は、スパイク・リー監督&エドワード・ノートン主演の「25時」、もう1本がトム&ジェレミー・フォックスの「コラテラル」。25時はヤダモーオトコの哀歌ーっ!て感じの作品で、スパイク先生もうちょっとふざけてもいいんじゃない?と思った。コラテラルは演技派同士の掛け合いに関しては見所多し。でもどっちもあんまり響かなかったなぁ。

4月22日(金)

今日は休みで、妻とニコリーナ連れて池袋東武スパイス2のイタリアンレストランにバイキングしに行ったりして、実にのほほんとした休日だった。Therefore、何か特別な事を書こうと思っても何も思い浮かばない。うーん。まず、昨晩のニュースでは、ガラの悪いお年寄りが高層マンションからゴミやら籐椅子を「人にあたれば死ぬな」と思って階下に投げ捨て逮捕されると言う世も末な話が報道されていたが、今朝早く、新宿のマンションからポール牧さんが飛び降り自殺したニュースがありちょっと驚いた。そう言えば最近見かけなかったけど、時代の移り変わりと共に仕事が減るのは、多くの芸能人の宿命でもあり、うーん、それが本当に自殺の原因なのか知る由もないが、とにかくお気の毒な話だ。ご冥福をお祈りします。その他、ちょっと関わりのある郷ヒロミさんが資産家令嬢と離婚とかのニュースもあり、「あ、やっぱりね」と正直思ったりもした。人間って基本的に無い物ねだりな生き物だけど、結婚相手は似た者同士じゃないと長続きしないともう。犬は犬、猫は猫と添い遂げましょ。
それからライブドアによるニッポン放送敵対的買収話についてちょっと一言。ちょっとしたタレント識者や作家等は、今回の騒動自体を冷ややかに分析したり、ホリエモンの存在自体を否定するのに躍起だが、じゃオマエラは何か出来んのか? 何も出来ないのなら、大人しく客席に座っててオクレ。結局日本人的に密室談合し丸く収まったので、それ以上を期待していたオーディエンスのほとんどは拍子抜けしたに違いないが、庶民レベルから見ればなかなか派手な攻防で、馬鹿な芸能ニュースよりもよっぽど面白かったぞ。

4月18日(月)

栃木詣でを行っていたその頃、お隣中国では反日デモが勢いを増していた。日に日に報道量も増えているようだが、この一連の動きがいったい何を意味するのか、本当のところは伝わってないように思う。そもそも朝鮮戦争後の中国という国を考えてみよう。中国は民主的な国ではなく、共産党の一党支配による独裁政権国家である。我々資本主義国家の人々は、これだけ経済が発達すれば、人民のみなさんは好き勝手な事を出来るイメージを抱きがちだが、決してそんな状況はあり得ない。中国では常に報道管制が敷かれ、隣組制度的密告体質が根付き、人民のみなさまの思想や行動は完璧コントロールされている。本来デモを開くのも後始末も命がけであるべきである。でも多くの参加者からは笑みが溢れ、いかに公的抑圧を受ける可能性の低いイベントであったかが見て取れる。とにかく、開かれているかないかの違いはあるけれど、構造的には北朝鮮と何ら変わりない。民意? そんなもの初めっから中国には存在しないでしょ。
今回のデモだって、民意によるものではなく100で言うと100、中国共産党の思惑によるものだ。愛国主義教育によってマインドコントロールされた若い人民を今回のようなデモに駆り立てるのは容易い。そしてそれを放置しても、この段階ではそれ以上は何も起こらないこと、そのあたりも計算済みだ(と自分たちは思っているに違いない)。そしてそんなことは日本政府(米国政府)だってお見通しな訳で、町村外相が李肇星外相と会談して、遺憾だとかなんとか言ってみた所で、全ては出来レースで茶番を演じているだけだろう。
最近目立つのは、中国の反日のみならず竹島問題に端を発する韓国との関係、もちろん北朝鮮、そして東南アジア諸国との軋轢等々、ニッポンの安定平和を考えた上で、アジア内で台頭する他国の勢力が脅威的であるかをクローズアップすること。冷静に見ると、こういった純ちゃんのアジア敵視政策(米国主導)の行き先は、やっぱり憲法改正して軍隊もたないと日本はこの先やってけないよねーにある気がしてならない。いやいやつながってるよコレ。

4月17日(日)

小春日和の日曜日、ロンドン時代からのおともだちプエルトリ子を誘って、栃木県佐野市にある佐野プレミアムアウトレットへ行って来た。北池袋から首都高に乗っかり、ジェットコースター並みにおおよそ高速道路とは思えない道程を経て、東北道を走る事40分あまり、田んぼのなかに忽然と現れるアウトレットは、栃木県民のみならず関東周辺からやってきた人々で賑わいを見せていた。今回は当然だがニコちゃんも同行する為、誰かが何らかの形で犠牲にならなければならないことは予測出来たのだが、それは思った通り自分だった。そりゃグズる赤子の面倒見てたら買い物なんて出来ませんわ。まぁ特に服を買う必要にも迫られていなかったし、目的はむしろ縮れに縮れた「佐野ラーメン」を食す事にあったのでいいんだけど(これに関しては堪能)、途中からニコちゃんがはしゃぎ過ぎたのか紫外線に晒され過ぎたのか調子も悪くなってしまい、不完全燃焼なまま家路に着いた。帰りは意味不明な事故渋滞に巻き込まれたり、暴走車に煽られたり危険がいっぱいで、けっこう緊張を強いられたのでヘロヘロ。戦利品はLEGOで売っていたピンクのTシャツ1枚1980円のみ。あはは、往復交通費5100円+ガス代使って何やってんだか。

4月15日(金)

今日はまさに春爛漫で、しかもカラッと爽やか日和。こういう日は外でランチでも食べたいところだが、残念ながら周りは花粉症を発症してるので、付き合ってくらーい休憩室で食べることになる。もったいない。もっとも、外は外で隣のテーブルの奴らがタバコ吸うから、せっかくの爽快さが台無しなんだけどね。それにしても、杉花粉症人口って相当なものだ。アメリカでも様々なアレルギー症状を見て来たが、日本の場合「マスクOK」のお国柄だからして、実によく目立つ(アメリカではマスク=感染症、伝染病等イメージがよろしくないのでしない)。最近顕著なのは、大人だけでなく、小ちゃな子供までもがマスクをしている姿だ。画像は妻のおともだちの3人娘なのだが、揃いも揃って花粉系アレルギーだそうで、画像の通りマスクのお世話になる日々なんだとか。可愛いけど、小ちゃな頃から大変そうね。
さて、ここ最近の話題としては、これまで特に厳しいドレスコードのなかった昼の仕事場に、いよいよ制服制度が導入され、朝夕用意されたショボイ服に着替えて働かなければならなくなった。しかも、個人情報保護法施行に準じて、まったくポケットのない代物で、そんなパンツやYシャツ、ベストの類いは見た事も、着た事もないほど滑稽だ。で、そんなものが導入されると、今度は着たくないから辞めるなんていう輩が現れる。現に、統括する立場にいる者何人かも、制服を着るのが嫌だからと感情的に退職を決めたそうだ。こんな話を聞くと、いかに自分が幼稚なコリーグと共に働いているのかがよく分かるのだった。おれは黙って着るよ。

.
..

COPY RIGHT (C) 2003-2005 HIROSHI TOKUI ALL RIGHTS RESERVED.


これよりまえをよむ  

 

1998       9 10 11 12 1999 1 2 3 4前 4後 5前 5後 6前 7前 7後 8前 8後 9前 9後 10前 10後 11前 11後 12前 12後 2000 1前 1後 2前 2後 3前 3後 4前 4後 5前 5後 6後 7前 7後 8前 8後 9前 9後 10前 10後 11前 11後 12前 12後 2001 1後 2前 2後 3前 3後 4前 4後 5前 5後 6前 6後 7前 7後 8前 8後 9前 9後 10前 10後 11前 11後 12前 12後 2002 1前 1後 2前 2後 3前 3後 4前 4後 5前 5後 6前 6後 7前 8前 8後 9前 9後 10前 10後 11前 11後 12前 12後 2003 1前 1後 2前 2中 2後 3前 3後 4前 4後 5前 5後 6前 6後 7前 7後 8前 8後 9前 9後 10前 10後 11前 11後 12前 12後 2004 1前 1後 2前 2後 3前 3後 4前 4後 5前 5後 6前 6後 7前 7後 8前 8後 9前 9後 10前 10後 11前 11後 12前 12後 2005 1前 1後 2前 2後 3前 3後 4前 猫兄弟のすべて データブック(日本語)  Data Book(English) ヨーロッパ旅行記 5/29〜6/15/2000 パリ パリ食べ物 ボルドー ベルジュラック バルセロナ ミラノ/ローマ/地中海… サルディーニャ Email me!  Nyahoo! JAPAN Kimagure Tenshi my Profilemy Homepages promotion .. HandMade back HOME Thanks all