CatCat ◇◆　Brother in 2002　◇◆

..............もっと売れなはれ。連動ウエブサイトも有効利用してね。

　

	12月14日（土）猫兄弟が日本へやって来てから、早いもので5ヵ月ほどが過ぎた。思い起こせばユナイテッドの機内では兄弟揃って本当にいい子だった。トイレも行かず、ごはんも食べず、水も飲まず、ニャーニャー言わずに都合1５時間、よく頑張ったもんだ。でも、こうやって当時の画像を見ると、とても不安そうな面持ちである。「もーなんとかしてくれよー」と懇願顔であることがわかる。アメリカから日本へフライトした小動物は数えきれないほどいるだろうが、食事用のテーブルの上にいたヤツらはおそらく少数派だ。いい経験させてもらいました。そのユナイテッド航空もいつの間にか倒産してしまった。帰国時にマイルを使って大人２人分のニューヨーク-東京間チケットを購入したにも関わらず、まだ10万マイル以上が残っている。しばらくは大丈夫だろうが、なるべく早めに国内旅行とかアジア旅行とかして使い切ってしまおう。だって、マイルを蓄積するためだけに、まったく事務的で心のこもってないアメリカ的サービスを享受し続けて来たってのに、使えなくなったら悲しい。肥大化し過ぎてダイエットを強要された感のある米国第2位の航空会社だが、「機内サービス」を世界で初めて導入したのは実はユナイテッドで、今を遡る事72年前、業界のパイオニアなのだ。当時は航空機を使った民間旅行自体が特別なことだったから、サービスも試行錯誤の連続だったらしいが、何にしても今よりも心のこもった快適な旅だったに違いない。
	12月13日（金）あ、13日の金曜日！と思ったけれど、日々の暮らしとは何の関係もなく、ズルズル鼻水をすすりながら、遠くニューヨークにおける撮影を遠隔手配をしたりしている…が、けっこう辛くなって来た。さて、この画像はけなげに主人の帰りを待つコイの姿らしい…ある時、ちょいと用事があって買い物に出掛けたのだが、その間（5分くらい）コイはドアの前でこのポーズのままミャーミャーなき続けていたらしい（妻撮影＆証言）。そう言えば、戻ってドアを開けたら、三つ指ついて出迎えてくれたねコイよ。うふふ、さみしかったのねー可愛いヤツ。久し振りにニューヨークの友だちたちと話しをしたのだが、誰もが口を揃えて寒い寒いとおっしゃる。何でも外はマイナス5度くらいだそうで、それに比べると東京なんて春みたいだ。でも（何度も書いているが）、9年振りに日本の冬を味わう者として、本当に日本家屋は容赦なく寒いと思う。今も、モニタの前に座りながら下半身を電気毛布でぐるぐる巻きにしている。風邪っ引きなのでこれでも寒いくらいだ。ニューヨークでは「外は異常に寒い」という認識が始めからあるので、外出する時は諦めにも似た気持ちで厚着して出掛ける。自然と気合いが入るようになっているのだ。が、この街の場合逆で、外は大して寒くないから家でリラックスしている時に気合いを入れねばならず、何だか落ち着かなーい！1日も早くアジャストメントしなければ。have a nice weekend!
	12月12日（木）ああヤバイ、風邪がどんどん悪化中…しかも、このところ取り組んでいた企画にGOサインが出たので、有無を言わさず年末進行地獄に足を踏み入れてしまった。なもので、今朝はその気持ちを有りもの画像で表現してみた。ｼﾝｼﾝ世の中にはいろんな人がいるもので、リサーチついでに面白いページを発見する事が多い今日この頃。まずはこのサイトを見て欲しい。日本と言う国は、21世紀の今でもしっかり封建的で、彫り物というのは「ヤクザ」のみなさんがするものというふる～い意識が定着している。西洋では入れ墨はTatooに変わり、もっと気軽に自己表現のひとつの方法として、または純粋にボディアートとして親しまれている。だから、このリストを見るとディスクリミネーションの実態がよくわかって驚いていてしまう。この人の作ったリストはあくまでも「だいじょうぶなところ」か「入れたけどだめだったところ」であって、逆にその他のほとんどの場所は「入場お断り」ということでもある。公衆の面前でそんな彫り物を晒すのは子供に悪影響を及ぼすとか、まぁそれはその筋の方々の態度が歴史的に悪かったことにも由来しているのだが、それにしても制限された中途半端な自由って、全然自由じゃないのと同じくらい居心地が悪く感じる。ちなみに、自分の場合、親から貰った大事な体に傷をつけるなんて！と前近代的なポリシーを貫いているので、ピアスはおろか彫り物なんてとんでもない。だけど、それを入れている人たちを差別しようとは思わないなぁ、やっぱり。
	12月11日（水）年末進行とは理不尽なもので、まだ企画が定まってない状態だってのに来週中にはどうにか原稿をあげて下さいみたいな依頼があったりしてテンヤワンヤ。おまけに急に寒くなったお陰で風邪引いた。ああああ。さて、今日は海外生活する際に役に立つであろう「通じやしないJapanglish（和製英語）」を紹介。洋服関係：スリーサイズ（measuaments）、トレーナー（sweat shirt）、チャック（zipper）※チャックは巾着のチャクから来ている！、マニキュア（nail polish）、ワンピース（dress）、Tバック（thong）。おウチ回り：ストーブ（heater）、レンジ（stove）、クーラー（air conditioner）、テレビゲーム（video game）、ビデオカメラ（camcorder）、ビデオデッキ（VCR）、プッシュホン（touch tone phone）、フリーダイアル（toll free number）、ポケベル（beeper, pager）、バージョンアップ（upgrade）、マンション（condominium）、フローリング（wooden floor）、コンセント（outlet）、ピンセット（tweezers）、リンス（conditioner）、メロドラマ（sope opera）、ゴールデンタイム（prime time）、ベビーカー（stroller）、ホッチキス（stapler）、シャープペン（mechanicai pencil）、ボールペン（ball point pencil）、カンニング（cheating）、プリント（hand out）etc... 身近なものだけでこんなにある。これ全部通じないのでみなさまもお気をつけて。
	12月10日（火）寒い！からかどうか知らないが、１つの椅子の上に無理矢理座っている猫兄弟…どう見ても窮屈そうだ。これは、例によって最初にファファが寛いでいた所にコイがやってきて強引に奪った直後の図なのだが、最近はこの「いい場所」を巡っての攻防がエスカレートしている。真剣に企画をしている時に、猫兄弟が両前足でパシパシやりあっている姿がふと目に入ったりして、とっても力が抜けるのだった。昨晩遅くにようやくクリスマス＆お正月カードが完成。なかなかクオリティとなった。で、今回はさらに出来上がりの質を高めるために、ネットプリントなるものを使ってみた。我が家のプリンタは1200×1200dpi程度の量販タイプなので、どんなに解像度を上げてもインクむらや変な色味が出たりでたかが知れていた。最近のデジカメプリントサービスは実にクオリティが高く、もう銀版写真の時代では明らかにない。アナログ光学的ワールドは確かに素敵なものだが、コストやリスクやクオリティを考えると、実用的とは言えなくなってきた。さらに、写真屋まで足を運ばなくても、仕上げたJPEGファイルをインターネットでアップロードして部屋から直接発注することが可能。ただのプリントならば1枚35円、ポストカードで80円、発注3日後（または8日後）に指定した近所の写真屋、コンビニ、配送などで受け取ることができる。プロ仕様機からの印刷結果は極めて良好、これはまさに映像革命成るだ。昔からあったサービスだが、とにかく単価が下がったのが大きい。ただ、何でもかんでもデジタルにすると、暖かみやHeartがなくなるので、どこかで必ず「手」を入れてあげる事が重要。なもので、わざわざ粘土という手法を用いている次第です。印刷結果については、乞う御期待、来週中にはみなさまのお手元に（たぶん）。
	12月9日（月）おや？昨晩は粘土撮影等を深夜まで行っていたせいで、雪が降り始めていたのは知っていたが、朝起きて窓外を見てビックリ!!! 「まだ降っている…」。しかも、らしくもなく「らしいベチャベチャ雪」が積もっているではないか。お陰で朝9時から予定されていた我が家の大規模なガス管設置工事も中止の憂き目に合い、実は嬉しかったりするのだが、それにしてもこれくらいの雪で車が出られないという東京ガスは実に軟弱ねー。一度ニューヨークに行ってみれば？…と思わず言いたくもなる。何せ彼の地では雪が多少積もろうがなんだろうが、普通のタイヤをつけた普通の乗用車が普通に走っていたりする。一般ドライバーも「滑ってあたりまえ」を前提に運転しているから「滑った後の対処法」なんかも実に上手だ。まぁ東京地方は年々亜熱帯化が進んでいるから、年内に雪が降って積もること自体稀だから右往左往してしまうのかも…東京で見る雪はこれが帰国以来最初だし、美しさに変わりはないので、とりあえず、コイと共にしっかりと写真を撮らせてもらったりした。日曜日は久し振りにジムに行き、バイクを漕いだり25メートルプールをクロールで何度も行ったり来たりしたが、途中でクラクラ目眩などもして、ああ情けない（貧血？）。情けないついでに部屋に戻って、チャウ・シンチー監督／主演の「少林サッカー」をレンタルして観る。春先にニューヨークでも公開していたが、日本では異常に人気があるようで、なるほどかなり笑えた。この監督、香港ではジャッキー・チェンと並ぶほどのヒットメーカーらしく（知らなかった）、中国人の意味不明さとバイタリティと無茶苦茶さってやっぱり凄い。これまであんまり観た事ない種類の笑いが詰まったストーリー＋CGとワイヤーアクションを多用した新タイプのどっちかと言うとミスターBOO系作品だったゲラゲラ。返す前にもう1回観たりして…どうせ雪だし。
	12月8日（日）土曜日、急に冷え込んだおかげで窓辺の結露が激しくなった。ニューヨークにはまとまった雪が降り、ストックホルムにはグレーのベストを着た田中さんが到着し、下痢のコイが何度かトイレに行く頃、テレビではボブ・サップが右拳を骨折した。そして我が家のキッチンでは生まれて初めてのPHO（フォー）作りがたけなわだった。ニューヨークに住んでいた頃はチャイナタウンにお手軽なヴェトナムレストランがあったので、ミントの葉っぱをこれでもかと入れて食べる牛汁＆半生牛肉ヌードル PHO BO やら、生春巻きやらカリッと香ばしく焼いた春巻きをレタスに巻いて食べるものやら、香ばしく焼いた豚肉をライスヌードルの上に乗っけてレタスとナンプラー系調味料で頂くグリルドポークヴァーミセッリなど、とにかく頻繁に食べに出掛けたものだ。食前のすもも入り炭酸ソーダや、食後の練乳たっぷりのヴェトナミーズコーヒーも懐かしい。なぜそんなに通い詰めたのかと言えば、ヴェトナム料理は基本的にヘルシー（野菜をいっぱいとれる）で安価だからに他ならない。で、東京に戻って4ヵ月以上経過して、回りを見渡せばそんなレストランは存在しない。仮にあってもちょっと高級なグルメの店になってしまって、なんか違う…。なもので、自分で作る事にした。＜4人前準備＞タイかヴェトナム産のライスヌードル（ビーフン。なければ嫌だけどきしめんか冷や麦あたりを流用）200gを気合いでゲットし15分くらい水につけて戻しておく。しゃぶしゃぶ用牛肉（豚肉でもOK）250gともやし適量をさっと湯通し。玉葱半分を薄くスライスし、鶏ガラスープ（フォーガー）またはオックステールスープ（フォーボー）（ウチは焼きちくわがあまっていたので薄くスライスして入れた）6カップ分で一煮立ちさせておく（その際八角があれば尚エスニック味が出せる）。薬味としてどこかからミントの葉っぱを仕入れ、唐辛子ペースト（なければ豆板醤を代用）、ライム（レモン、すだちでもOK）、青ねぎ、できればレモングラス少量も用意。＜調理＞水で戻したライスヌードルを2～３分茹でザルにあけ水気を切り肉と共に器に入れる、これに醤油、こしょう、ニョクマム（ナンプラーでも可）大さじ2を加えて沸騰させたスープを注ぎ入れる。後はお好みでもやしやらミントやら乗っけてライムをジュワッと絞ってさぁ食え。その際お肉を豆板醤につけてまたスープに戻したりして頂くと大変よろしい。Let's try !!! 美味しいよ。
	12月7日（土）急激に気温が落ちて肌寒い土曜の朝。冷雨がしとしと降っている。リビングルームのコタツでは部屋の寒さから逃れたい義妹が眠り、背後では忘年会明けの妻が二日酔いでのたうちまわり、アメリカから持ち帰った非イブプロフェン頭痛薬ALEVEを1錠お飲みになった。なんで日本人はこの時期忙しいのかと言えば、年末年始にまとめて休みを取るために、その分働かなければならないというのと、いつも以上にアフター5の集まりが多くなるからに他ならない。会社、友だち、複数のグループの飲み会が週末毎に催され、加速度つけて忙しくなって行く。これくらい気温が下がると思い出されるのは、ニューヨークのマンホールから上がるスチームだ。あのシュワーッと容赦なく上がるちょっとすえたニオイのアイツがああ懐かしい。東京でこれにお目にかかる事はまずない。今思えばあの街のセントラルヒーティングシステムは本当に素晴らしかった。体感温度が零下20度30度まで平気で下がる事のある北国だったけど、地下に張り巡らされたスチームパイプラインを利用した24時間暖房（しかも家賃に含まれるので無料）のお陰で、寒いんだけど快適だった。9年振りに祖国で越す冬はどんなもんかなと様子を見ながらの日々であるが、ハッキリ言って日々の生活はニューヨーク時代よりも寒いと感じる事が多い。日本家屋は寒い。そして暖房代は馬鹿にならない。これがゲンジツだった。
	12月6日（金）最近した企画作業の余波で、いろいろと変わったサイトを巡回したので、今日はそのご紹介。 >> いつの間にか、ベルリンで結婚し出産しすっかり住み着いていらっしゃるアーティストの花代さんの、とってもアバンギャルドでお茶目なサイト。 >> 食文化に興味のある方、この yumyumtown は学術的にも価値あるサイトです。特に食べ物史年表が面白い。 >> 季節の色や特性などに興味があるならば、Color'sがススメ。初心者にわかりやすく解説してくれます。 >> パリの日本人コミュニティの中核である情報誌 OVNI（オヴニー）。当地に行った事のない人には何だか謎のワンダーランドに違いない。 >> フランス兄弟社はバーチャルおフランスを体現したヘンテコサイト。それ以上でもそれ以下でもなくおフランスざますな。 >> たまたま皮膚科医でたまたま南フランスに住んでいるDr.Mana、こんな日本人女性もいらっしゃいます。 >> 現在パリで活のいいミニコミ、その名もミニミックス。 >> poporuさんのちょこちょこ通信改めぐだぐだ通信だそうです。全体的にもやっとしています。 >> 外国人のための日本ガイド。とても良い出来。 >> 今さらですが貧乏人の味方でもある有名サイト青空文庫。無料で版権切れの名作をダウンロード、またはその場で読む事が出来ます。 >> FFParis はたぶん釣り好き駐在員家族のほのぼの日誌。ただ、魚に対する情熱が半端ではないところが興味深い。子供の描いたスケッチがよろし。 >> ロンドン日本人コミュニティ最新情報を得たい人は、コチラの Londonzok か、インターネットジャーニーへどうぞ。 >>近所の団地に生えていた木（山茶花）の情報をくれたNY在住アーティスト KOさんのサイト。 >> 現在コラボレーションで参加中。バンコック在住のお友だちyoume.さんのディレクションサイト、キノミキノママ。 have a nice weekend !!!
コイ＋チキン＝やわらかいウンコ	12月5日（木）最近関わっている在京イギリス人×日本人混合クリエイティブ集団が編集している雑誌の最新号が「ROTTEN」をテーマに特集を組んでいる。彼等のディレクションによると、我々は醗酵社会で暮らしているとのことで、確かに周りを見渡せば毎日口にする食品というのは、醗酵・発酵・醸造などのプロセスを経たモノが多い。日本の味付けの基本であるところの調味料だけ考えてみても、味噌、酒、みりん、醤油、酢…と王道が並ぶ。他にもニオイが強烈なことで知られる納豆、たくあんの古漬け、くさや、塩辛、鮒酢などの食品は、ハッキリ言って腐っているから美味いわけで、もしこれらの食品に発酵という素敵な変化がもたらさなければ、誰も見向きもしないただの野菜や魚の屍骸である。こういう紙一重な所が面白いのだ。腐敗のドラマって考えれば考えるほど興味深いもので、内側と外側から腐るプロセスに小さな微生物や菌というゲストが加わることによって劇的な変化がもたらされ、時に驚くような恩恵がもたらされる。しかも、そういう食品は大体の場合、栄養豊富で風味も独特格別な代物となり、我々人間の味覚を虜にして止まないのだ。西も東も関係なく、パン、ワイン、ビール、チーズ、ナンプラー、ヨーグルト、豆腐、腐乳、キムチにホンオ・フエ。どれもこれもが気持ちいいほど腐っている。で言いたいことは、実は食い物のことではない。これは人間の生き方、社会生活もあてはまるってことだ。我々人間も「生もの」である以上、腐敗のプロセスから免れることはできない。時を経て序々に腐って行くのが即ち人生で、いい生き方＝いい腐り方ってことだ。発酵のプロセスは社会の在り方とも共通している。そこにはおそらく真理があって、身の回りで起こっている事や人間関係を考える上でも大変役に立つ。ホラ、そう言われればなかなかスムーズにいかないやっかいなプロジェクトが納豆作りに、隣の席の田中さんの顔が乳酸菌みたいに、山田部長の顔がイースト菌みたいに見えてきたでしょ？
	12月4日（水）朝から冷たい雨模様の東京地方。仕方なく室内に干した洗濯物が乾くはずもなく、それどころか窓辺の結露を増々悪化させてくれている。ニューヨークにいた時は、気温が低くなると自動的にスイッチが入るスティームヒーティングシステムのお陰で、常に室内は暖かい状態だったから、このやっかい者は存在しなかった（冬でも室内ではＴシャツに短パン状態。夜も暑くて寝苦しいので毛布1枚しか使わなかったのが信じられない…）。たまに帰国して友人プエルトリ子宅に泊まった時に目にする程度だったと思う。ｲﾔｲﾔ日本家屋ｻﾑｲﾈｰ。さて、今年の粘土製作もたけなわで…と言っても、この段階ではまだ100％妻ワールド。最初のコンセプトワーク＆ストーリー設定を一緒にやる以外の「造型」に関しては彼女まかせで、ホントにその才能は素晴らしい。決して本業ではないのだが、手で何かをこねてモノを作る方向の才能に優れている。だからそういう料理を作らせても何でも上手。例えばロールキャベツ、春巻き、コロッケ、ハンバーグなど。逆に彼女よりも自分の方が上手いのが、様々な材料を出鱈目に用いるフュージョン料理であるところの、カレーとかシチューとか鍋とかの煮込み系。つまり全体のバランス取り能力に優れているのだ。人それぞれ得意分野というものは決まっていて、それは生き方にも反映している。もし行き詰まって「Who am I?」と悩んだら、自分の得意な料理を思い浮かべると解決の糸口になるかも。引き続き「変わった寿司情報」求めています（先日参照）。みなさまご協力よろしくお願いします。
	12月3日（火）企画の締め日だったため、更新もままならないほど忙しかった。これが通れば年末にかけて増々忙しくなること請け合いだってのに、ああいいのだろうか…ま、いいかな。ふと振り向くと猫兄弟達が「何やってんの、そんなに頭抱えて？」と何度も様子を伺いに来ていらっしゃった。で、もっとよくよく見ると、ファファが顔だけ日向に出して「グヒッグヒッ」と言っていた…思わずシャッターを押した。うーん。で、今、その企画用に変わり寿司とやらをリサーチをしているのだが、「わたしは変な寿司を知っている」という方は是非おしえて下さい。「変な」の意味は、どちらかと言うと「味が変な」ではなく、「見た目が変な」という意味。たとえばカリフォルニアロールの変わり種とか、しゃりの上にチョコレートが乗っかった握りとか、そういうのが好ましいです。ひとつよろしく。コチラをクリック→こんな寿司知ってるよ。もうひとつ、外国人のためにおそらく大阪方面の男子高校生有志が作った最高にイケてるウェブサイトを発見したので、ここにリンクを貼ってしまう。ポイントは無意味に親切馬鹿丁寧なバーチャル回転寿司と、食べ方の項目の一番最後の落ち。なぜかツボにはまり夜中に独りクスクス笑ってしまった。みなさまも是非お試しを。
	12月2日（月）現在企画中の案件は、世界主要都市の日本人コミュニティに関するもので、インターネットを駆使し様々なアングルから情報収集中であるが、海外に存在する日本人のネットワークというのは、他の人種/民族と違って、正よりも負が活発になるのが特徴だとつくづく感じる。本来助け合って然るべき場で、けなし合い、足の引っぱり合いをしている人たちが実に多い。驚くほどだ…。ネット上には、ゴロツキと呼ぶに相応しい品性に欠けた日本人がたくさん存在していて、顔が見えないのをいいことに「虚勢」を張ってやりたい放題である。これは品性とマナーの欠如においては抜きん出ている「2チャンネル式スレッド運営」の影響に他ならない。時にあらゆる疑念の「告発の場＝チクリの場」として機能し、社会問題にまで発展させるほどの影響力を持つ巨大掲示板だが、世の中のタブーを撃ち破ったことで評価される反面、無尽蔵の潜在的ゴロツキを排出（特に10代、大学生）したことは罪深い。彼等はやがて2チャンネルを離れ、そこかしこで同じようなこと、あるいは最低限のルールを事欠いた無法地帯を作り上げて行く。それは世界各地の日本人コミュニティでも確実に進行中なのだ。インターネットの普及に伴い、戦時下に日本政府の行った隣組制度や、北、中国、キューバなどの社会主義国家に敷かれた密告制度と何ら変わりないものが、2チャンネルのポピュラー化をきっかけにして大量出現したことは実に興味深い。こうなると、何でもかんでもバレバレになり、誰もが下手打てなくなり、やがては疑念と恐怖に満ちた不健全な日常生活を送る羽目に…。これは、自由を謳歌しながらも、どこかでもっと強烈に統制されたいという意志の現れで、日本人に顕著な「ないものねだり」のような気もしないでもないが…。紅葉する木々は一見美しいが、中は無数のゴロツキ虫によって確実に食い荒らされつつある。落ち葉舞い散る街路樹を抜けながら、これからは増々「信じられるのは自分のみ」を肝に命じた日曜日。
	12月1日（日）いよいよ12月に突入。陰暦では臘月（ろうげつ）と呼び、わかりやすくは極月（ごくげつ）で、実感としては年積月（としつみづき）で、気持ちの上では春待月（はるまちづき）である。臘月の臘は12月に咲く臘梅（ろうばい）から来ているらしく、サウンド恐いが由来は乙な物である。先月（11/18参照）癌研病院裏の団地で白い花を咲かせていた木のストーリーを掲載したところ、ニューヨークに移住したてのアーティストKOさんから貴重な情報を頂いたので紹介する。そもそもこの話し「なんて木だろう？」から始まったのだが、KOさん曰く「周囲の環境からの推測ですが、以前植木屋さんからお家（団地も然り）の角（北玄関？）に山茶花を植えると魔除けか何かになる、というような（遠い記憶で未確認です）ことを言われ実際お勝手を出た角に八重咲きの山茶花を植えていました。もしくは椿ではとも思いますが、山茶花は剪定しないとぐんぐん伸びて5メートル程にもなる種類があるそうです。写真で見る限りでは日当たりもよく、野性化してしまったようにも見受けられます。山茶花は日本原産で誤って中国名が付いてしまったようで、散る時は花びらから、椿は花ごとボテっと落ちます」とのこと。貴重な情報をありがとうございました。ここでシェアさせて頂きます。それ以来、団地に行ってないので、今はどうなっているのかわからないが、近く画像で報告します。昨晩は浜松よりお友だちミストッポイが浜松の地酒、エビスビール、夜のお供ウナギパイと共に登場。最近我が家で人気の「博多風水炊き」で大いに盛り上がった。この水炊き、鶏を煮込む際にゴマ油をスプーン１杯ほどたらすのが特徴だと思われるのだが、香りが立って抜群美味いから是非試しほしい。仕上げのおじやに行く頃にはみなすっかり酔っぱらってわけがわからないサタデナイだった。やっぱり4人集まりゃ鍋に限る。帰りしな土産話にと、日本一うまいおにぎり屋「ボンゴ」に寄って焼きたらこおにぎり2個も購入。無事浜松まで帰りつけてることを祈ります。

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運命がどうしても気になっちゃう～五行推命運勢鑑定～で遊べる今年の猫兄弟。数字は半角で入力してください。

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