11月30日(水)

そして気がつけば、またもや1週間更新出来なくて、11月も最後の水曜日になってしまった。妙な風邪の症状も処方された薬をしっかり飲み続けたお陰か、昨日くらいからようやく抜けつつある感じだ。ニコちゃんはと言うと、さすがの回復力で既にパワー全開となり、terrible 2 years old に向かって邁進していらっしゃる。もうとにもかくにも喋りたくって仕方ない。朝から晩までああでもないこうでもないと壊れかけたradioよろしくずーっとオンエア中。までも、だいぶ言葉もらしくはなってきて、タイミングさえ良ければ、けっこう長い間言語でのコミュニケーションも可能になった。言いたい事はだいたいわかるし、こちらの言う事もたまに正しく理解するようだ。本来20ヶ月頃の命名期というものは、その辺の物に名称があることをちゃんと認識し、名称を頻繁に尋ねることで語彙を急速に増やす命名の爆発が現れるのだそうだ。そう、今はまさにこの時期で、ニコちゃんもことあるごとに「コレナニ?」と質問魔となっています。え、何?コレ? これはコンピュータだって、さっき言ったじゃん。 えコレ?だからあああああ!

11月24日(木)

朝から39度くらいまで熱が上がり、かなり頑張って会社に行く気分や理由もなかった為、あっさりと休む事にした。とにかく体の節々が痛み、頭痛も激しいことから「インフルエンザ?」の疑い濃厚だが、取りあえず昼間は眠って様子を見ようと言う感じで眠ったらば、これが本当にビックリするくらい1日中寝てしまった。途中、意味不明な夢を見て何度も目覚めたが、そう言う状態を人は「うなされている」と呼ぶのだろう。夕刻熱っぽい体のままちゃんと目覚めたけれど、症状はぜーんぜん改善されず頭痛もますます酷くなる一方だったので、重い体を引きずって駅前の怪しい診療所でインフルエンザのテストをしてもらった。結果はシロ。ああ良かった。今は処方された薬のお陰か熱も下がり、このページを更新するくらいの元気は得た。この風邪が改善したらインフルエンザの予防接種(3150円)を受けようと思う木曜日。

11月23日(水)

勤労感謝という事で、週の中日がお休みなのは本来有り難い事なのだが、いかんせんニコちゃんから回って来た得体の知れないウイルス系の風邪の症状が燻っており、何をしていても今ひとつ調子が出ない。昼時には池袋にあるお気に入りのタイ料理屋にランチを食べに行こうと計画するも、ニコちゃんの激しいグズりに遭い、しぶしぶ大塚台公園まで行ってブランコとすべり台で遊び、ついでにおにぎりを食べたりした。まぁおかげでご機嫌になってくれたのでよしとする。
今更言うまでもないが、幼児を狙ったむごたらしい犯罪が増加し続けている。行政もアメリカを見習ってそろそろスクルーバス制度を導入してはどうだろうか。日本は昔と違って、地域社会が家族的な役割を果たさない社会となっている。変質者がその辺をウロついていても、誰も何も言わず気にも留めないなんて最早あたりまえ。時代は加速度的に悪い方向に変質している。ずっと昔に定められた、時代遅れな法律に則って子育てをしなければいけないなんてナンセンスだ。集団下校等で、子ども自身に責任を背負わせたり、GPSケータイ等を使って後手後手な見守りをしたりじゃ根本解決はほど遠い。いつの時代も変質者は存在するから、ようはいかにして的確に我が子をプロテクトするかにかかっている。その点、この国は危険極まりない。

11月22日(火)


今日はいい夫婦の日だ。最近の我々夫婦はどうなのかと言うと、別段仲違いするようなシチュエーションもなく1999-00年の結婚以来、それなりに平和に仲良くやっている。たぶんそれくらいのそれなりにがバランス的にも丁度いいのではないかと思っている。この国には結婚できない、または、自らの意思で結婚しない男女が溢れ、論理武装する必要にも迫られず何不自由なく気ままに暮らしていらっしゃる。それは別にひとつの生き方の選択であって悪いことではないが、男女が一緒にいてファミリー(群れ)を構築するのは生物学的にも自然なことだからして、いかに日本という国が不自然な状態にあるのかを知るよい(悪い)バロメータでもある。自分の周りを見渡しても、彼氏や彼女はいるけれど結婚する予定や気配のない男女はうじゃうじゃいる。でもね、自分でも思うけど、結婚すると(子どもを産んで)家族を構築するとは、大きな違いがあり、その意義については、どんなに頭で想像しても決してわかり得ない世界なんだと思う。みんな軽く言う「こどもなんて邪魔だからいらない」と。

11月21日(月)


RSウイルスという代物、非常に強い感染力を持つので、これに感染した患者は小児科のナースステーションにほど近い病室に隔離されるのだが、たまたま隣のベッドには同じ保育園のマー君が入院中だった。ニコちゃんよりも先に発症したらしく、既に3日目の夜を迎えていたので、そろそろ回復期にあり、ああうらやましい限り。結局ニコちゃんは1週間ほどWiredなまま過ごし、ちょうど1週間目にウイルスも陰性となり無事退院。まぁ後半は持ち前の回復力+食欲で、逆に狭いスペース(ベビーベッド)に元気がありあまって大変だったが、なにはともあれ回復して良かった。で、話は続く。とーってもありがちなのだが、こうなると怖いのは二次感染である。しかも最も免疫力の弱い自分がターゲットになるのは言うまでもない。しかし、今回先に症状が現れたのは妻で、どうやら忌まわしのノロウイルスに感染したらしく、その後、自分、母、隣のベッドの家族、つまり病室にいた者全員漏れなく、ゲーゲー吐いてピーピーだった。ああ恐ろしや赤子を媒介するウイルスの数々よ!みなさまも気をつけて。

11月20日(日)


つづき。都立病院の夜は長く、ヴェポライザーの吐き出すミクロの蒸気のせいもあり、辺りには冷んやりした空気が漂う。真っ暗の病棟にはもっと重篤な赤ん坊の呻く様な声が響き渡り、ホラーに出てきそうな様相を呈している。ニコちゃんはというとWired状態で実に居心地悪そう。腕には細く長い針の点滴が差し込まれ、動いた拍子に外れないよう鉛の延べ棒のようなもので腕全体が固定されている。足には血中酸素濃度と脈拍を測定するセンサーが取り付けられ、単位はわからないが、濃度が85以下になるか、脈拍が200近くになるとアラームが鳴る仕組みとなっている。これが実はやっかいもので、赤ちゃんという生き物は眠っている間じっとしているわけもなく、寝返りを打つ度、コードが体に絡まってなんでだか知らないがこのアラームが暗闇にけたたましくこだまするのだった。
どこまでも硬いパイプ椅子に体を固定し、ようやくうつらうつらする度、この音に起こされる。そもそも消灯は夜8時ごろなので、真っ暗闇の中、ただただじっとするしかないのだった。大した入院準備もせずに泊り込んでいる我々にとっては、実に長い夜だった。

11月15日(火)

結論から言うと、ニコちゃんは無事退院しており、今日辺りは手がつけられないほどお転婆な1日を過ごしている。入院と聞くと、サウンドバッドではあっだが、実際行われる対症療法の数々をこの目で見ると、なるほどこれは自宅よりも遥かに治りが早いはずだと納得。例えば「痰」ひとつとってみても、幼児は自分で痰を吐くことが出来ないから、放置しておくと「咳」の役割が果たされなくなる。よって定期的にパイプで痰や洟水を吸引をする。無呼吸症候群に陥らせないよう脈拍と血中酸素濃度はモニターでチェックされ、肺炎や気管支炎を患った場合、空気が乾燥した場所に留まってしまうと重篤化する可能性があるため、ヴェポライザーという器械がお目見えし、1日中シューホワとミクロの霧を噴出する。
そして何と言っても、点滴による抗生剤と気管拡張剤の投与は効果的なようだ。痛々しいので気の毒ではあるのだが、幼児にちゃんと薬飲ませるのはそもそも至難の業だし...。ただひとつ問題はRSウィルスに感染している子は病室に隔離され、プレイルーム等で気分転換をする事が出来ない。そして、添い寝は原則禁止だが、小児科に限っては24時間付き添いだけは可能と言う、公立機関らしい微妙なルールのお陰で、妻と2人、交代で24時間付き添う必要性が生じている割に、病室には当たりまえのようにパイプ椅子しか置いていないと言う悲しい事実。さすが都立病院!規則は規則だよ。ああああ....ニコちゃんが入院していた1週間の間、我々夫婦のおしりや腰や背中は確実に悲鳴を上げ続けたのでした。

11月14日(月)

メェーーーーーメェーーメェゲル。ご無沙汰しているのには訳があります。一番最後に更新した時、昼の仕事がの締め切りが云々でなんて書いていたけれど、思い起こすにそれは11/3のこと、その日ニコちゃんは風邪がぶり返したのか、昼頃からだるだるになってしまい、熱も39度から40度近くまで上がり、解熱座薬を投与してもダイレクトに頸動脈を冷やしても効果が見られなかった。やがて、息づかいが荒くなり、抱っこばかりをせがむようになり反応も鈍くなってきたので、これはちょっといつもと違うと判断し、夕刻になって救急で都立病院へ搬送する。待つ事小2時間、採血とレントゲンの結果、ニコちゃんはRSウイルスに感染し、肺炎を引き起こしているとの診断が下された。え!? と言うのも、つい前の日に同じ病院に診察に訪れた際、もうだいじょうぶですねと診断を下されていたから。いったいどうなっとんじゃおのれら!怒り心頭ではあるが、とにかく今は熱を下げる事と、脱水症状からの脱出が優先課題。
で、このRSウィルスという代物は厄介なのだった。インフルエンザのようにワクチンが存在するわけではないため、対症療法をするしかないのが現実で、設備の整った場所で看病するのが1番との判断で即入院となってしまった。細い腕に点滴を刺され、息も絶え絶え状態のニコちゃん...胸が張り裂けそうなくらいかわいそう....何でも、このウイルス、乳幼児の突然死の一因とも言われているらしく、肺炎や気管支炎のために血中酸素濃度が薄くなったり、痰が絡んで窒息したりと、油断ならない性質のもの。
この日から夫婦二人で交代しながら24時間態勢で「付き添い」をすることになった。

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