10月14日（木）

先頃組閣された小泉イエスマン改造内閣を見ていると、自民党を潰すどころか、ますます独裁色が強まったのは確かで、これは裏返せば純ちゃんもいい感じで追いつめられている証でもある。下馬評では50/50と言われているアメリカ大統領選が間近に迫り、もし、民主党が勝ったらどうすんだオマエ？なんて事を考えている余裕はきっとない。結局大量破壊兵器はオフィシャル存在しなかった事実が明らかにされ、本来であればじゃアレはいったい何だったのだと訝しがらなければいけないのだが、今、世の中はそれ以外の事に忙しいらしい。誰もがケリーはいまいちだと知っているけれど、それでも世界の命運を託したいと願っているのも確か。そして、ブッシュはやっぱり金とパワーを持って手強いって事もみなわかってるのも確か。本当のところ、世界を平和にするにはパーマー大統領とバウワー捜査官がいれば十分なアメリカだが、現実はそうはいかない。小泉首相もそうだが、誰もが誰かに操られ、きっと今年もフロリダの投票戦は混迷を極める。4年前のように11月中に大統領が決まるとは限らないのだ、きっと今年も必ず何かある。
そして、気がつけば、恐らく日本の冬は春のように暖かく、スキー場は雪不足に悩まされ、熊が冬眠しないで徘徊したり、温暖化の魔の手に操られ、地球はどんどん地球らしくなくなってしまうんだろう。既に破壊された環境や、一度麻痺してしまった感覚はなかなか元には戻らないのだろうけど、何とか踏ん張る為にも、人間、一日も早く我に帰れ！

10月13日（水）

あっと言う間に水曜日な訳は、朝から晩まで働いて、通勤途中は雨降りで、そして家に帰ると疲れてバタンキューしてしまうからだ。本当はこのページをしっかり更新して、それなりに言いたい事を言ってから寝てやろうと思うのだが、疑似サラリーマンライフって実際やってみるとけっこうシンドイ。と言いつつも、昼の仕事はシフト制なので、そんなに目一杯働いている訳ではないんだけどね。
さて、本日は休みで、ニコちゃんも朝からグー寝で静かだったので、BSでヤンキース対レッドソックス戦を1人堪能し、午後晴れてから壊れてしまった母のデジカメを代行で購入する為、池袋界隈をふらつき、珍しくもSONY製品であるところのW1というデジカメを購入する。液晶画面が2.5インチもあってなかなか撮影しやすそう。妻と共に西武ライオンズ優勝セールで賑わうパルコをウロウロしているウチに、ニコちゃんが完全熟睡してしまい、後はもう7.3キロの重りを胸にトボトボと歩くしかなく、結局疲れ果て激混みの山手線で家路につく。部屋に戻ると、ニコちゃんのChiccoのヒッポチェアに、ん？ コイ、コイじゃん。きみそんなところで何やってんの？ とどうも居心地がいいらしいのだった。カワイイ。

10月10日（日）

昨日の凄まじい台風22号が上陸した時、新宿の高層ビルの24Fにある仕事場にいたのだが、ちょっと前に地震があった時と同じように、強い風のせいでギギーッとビル全体が大きく横揺れを繰り返し、まるで巨大客船にでも乗っているかのような状態で、すっかり気持ち悪くなった。エレベーターは停まるし、一時はどうなることかと心配したが、思ったよりも台風自体の速度が速かった為、8時過ぎに帰る頃にはスッカリ雨も風も止み、山手線はいつもと同じように大塚駅まで運行し、駅から部屋に帰り着くまでも結局雨には降られず、警戒していただけにちょっと拍子抜けした。本当は夜に双子ちゃんたちとご飯を食べる約束をしていたのだが、結局お流れとなってしまう。お陰で家に帰っても夕食がない状態となり、仕方なく閉店間際の小田急デパ地下に立ち寄ってみれば、あはははははラッキー！この天気だからか、売れ残った弁当やお寿司の類いを半額以下で投げ売りしているではないかいな。よっしゃと穴子一本握り5カン詰めと、カニ、イクラ、トビコ、ウニ、炙りシャケのチラシ寿司を購入。全部で1500円だけど、普通に買えば4000円近い夕食だ。ああああ台風様有り難う。
で、台風一過の本日は実家に戻り、両親やイチロウ（犬）らと楽しく過ごし、9時過ぎには大塚に帰り着いたのだが、コイが寂しくてむかついたのか、または何らかの理由でトイレに行けなかったからか、理由は定かではないけれど、いきなり目の前の座布団の中央でウンチしたからビビる。なんか知らないけどゴメンね、静まりたまへコイ様。

10月8日（金）

徐々に巨大な台風が接近して来ている金曜日、みなさまビショ濡れでお過ごしでしょうか。急に肌寒くなったから、最近流行の高い熱が出る風邪を引いた人も多い事だろう。昼の職場では、あっちでクシュンこっちでゴホンとけっこうな修羅場状態となっている。これだけ急に気温が下がると、流石のファッちんも寒いらしく、布団に寄り添って寝るようになった。でも、あくまでも寄り添うようにだ。しかし、ある朝目覚めて、傍らを見ると、なんとファッちん半身布団に入って寛いでいるではないかいな！ ああついにおまえもそういう猫になったのか。。。でも、けっこういい感じだったので、証拠写真を撮っておいた。
で、昨晩はニューヨーク/トロント帰りのea軍団と、何故か巣鴨の「和民」で酒を飲んだのだが、お土産にと、いきつけだったコーヒー屋のヘーゼルナッツコーヒーを買って来てくれて、早速今朝挽いて飲んでみたが、ああやっぱりこの香り。誰が何と言おうと、ohマイニューヨークなのだった。アロマ、コク、苦みどれをとっても絶妙で、これ以上ないくらいのバランスでブレンドされてる。失うものあれば得るものあるのが世の常であるが、このコーヒー豆だけは今でもMissnig matterだ。ああニューヨークが懐かしい。Thanks guys.

10月6日（水）

ようやく雨も上がり、見事な秋晴れとなった水曜日。珍しく2連休で、しかも特別どこかに出掛ける予定もなく、のんびり過ごした。朝は遅めに起きて、テレビを見ながら、秋のコタツ登場に向けての模様替えをし、お昼に昨日作ったカレーでうどんをいただき、池袋まで散歩がてら無目的にブーラブラ。しかし気がつけば、サンシャインシティのトイザラスに立ち寄り月末に行われる旅行用にと、軽量折り畳みタイプのストローラーを仕入れたり、ニコちゃんにも秋の装いをと。セールの長袖のTシャツなんかを購入。気がつけばいつものように買い物デイとなってしまったが、道中、気持ち良さそうに昼寝する野良猫たちを観察したり、他人の家の門構えを面白がったり、ニコちゃんを進行方向向きに抱っこ紐に入れてキャッキャ喜ばせたり、特別何かした訳じゃないのだけれど、なんかこういうのって楽しい。
明日は、ニューヨークからトロントを経由して東京に戻る予定の、クリエイター仲間と駒込で会い、新しい展開について話をしたり、お土産にお願いしていた、いきつけだったイーストビレッジはポートリコのヘーゼルナッツコーヒーや、なくなりかけていたアメリカ的な頭痛薬"ALEVE"をいただたり（ああコーヒー豆が楽しみ！）、明後日は久し振りに元英語チームの双子ちゃんたちとごはんを食べたりと盛りだくさん。昼は昼で忙しいだろうから、空回りしないように頑張ろっと。

10月5日（火）

朝起きていきなり土砂降りだったのでビックリ。でも、これだけ涼しいと眠りやすいのか、猫兄弟もニコちゃんも休みの自分も遅くまでzzzzzzだ。そして恐ろしくも本日は朝から妻がヘアサロンへ、ストパ＆カットの為に出掛けてしまった為、ニコちゃんと共に4時間のお留守番。でも、こんな天気だったから、最初の2時間は眠ってくれて、残りの2時間もご機嫌で、歩行器に乗って雄叫びをげたり、コイやファファを追っかけ回したりしていた。やがてショートカットになった妻が土砂降りの中戻り、はぁ解放。いい子で良かった。
さて、これまで出来なかった事が急に出来るようになるのは、赤ちゃんにとってこの上ない喜びのようで、それはまぁ赤ちゃんに限らず我々大人もそうに違いないのだが、あの人たちは喜びが行動に直結している為、例えば「立つ」は「嬉しい」だけでなく「危ない」って事がわからない。立つと頭を打ちやすいとか、倒れやすいとか、後ろにひっくり返りやすいとか、そういう考えが今のところ全くないので、結果として痛い目に遭いよく泣く。だけど、全然懲りてない。今は、バーに限らず、よっかかれるあらゆる場所で立ち、テレビの画面や棚のガラス戸をペチペチ叩いたり、思わぬ場所をチュッパチュパ舐めていたりする。ああもう危なっかしくて四六時中目が離せなくなってきた。ハイハイもかなりスピードアップし、いつの間にか部屋からいなくなってたり、気がつけば猫兄弟に急接近して、以前に増してたくさん毛をむしっていらっしゃる。もー困ったもんだ（可愛いけどね）。

10月3日（日）

シアトルのイチロウさんの新記録達成から一夜明けた日曜日、多くのメディア（特にテレビ）でこのニュースが取り上げられたことと思う（仕事だったので実のところは知らない）。これは、2002年にヤンキースタジアムにやってきたマリナーズを観に行った時のイチロウスナップだ。ヤンキースのピッチャーは当時売り出し中のエルドゥケで、我々は外野席（ブリーチャー）の次に安い3階席の、しかも遥か上の方からこの対戦を観戦。この日イチロウは投打に大活躍し、お陰でヤンキースは無様に敗戦。正直イチロウ憎らしいと思った。それほど相手チームにとっては、迷惑な選手である。イチロウが打席に入る度沸き起こるブーイングも凄まじいものであったが、それはどれだけニューヨークの人が、イチロウを認めているかの証でもあり、まぁね、凄いよアンタは。
とにかく、イチロウは凄い。でも、ヤンキースはやっぱりもっと凄い。先日たまたまアダム・サンドラー主演のアンガーマネージメントというコメディを観て大笑いしたのだが、フィナーレに実際ヤンキースタジアムの大観衆エキストラが使われ、その中で1951年からアナウンサーを勤めているボブ・シェパードさんが出ていたりして、歴史の重みや、古き良きアメリカのおおらかさを感じ、こういうのってシアトルにはないもんねと改めて実感。ヤンキースはアメリカでも特別な存在。何と言うか、アメリカ人のスピリットみたいなもんだ。現在、そのチームで4番を打ってるのが日本人のヒデキマツイである事の重大さの方が、やはり自分に取っては凄い事のようにどうしても思えるんですな。Go Yankees! とつい言ってしまうのだった。

10月2日（土）

シアトルのイチロウさんがシーズン最多安打を記録したその頃、実家の飼い犬イチロウは華々しくお散歩デビューを飾っていた。全然関係ない所では、コイとファファが猛暑のせいで部分的にラスタ化してしまった毛の処理目的で、本日お休みの飼い主meに全身丸刈りにされシャンプーされていた。ベースボールのイチロウさんは、いつものようにクールに淡々と仕事をこなしていた感が強く、それはどことなく出身地愛知県はトヨタ自動車の高性能ぶりを彷彿させるものがあり、そのクオリティは尊敬に値するものではあるが、やはり個人的には人間臭いマッツンとかシンジョーの方に魅力を感じてしまう。彼は記録に残る偉大な選手だが、記憶には後者の人々のような気もしないでもない。多少出来損ないの方が基本的には好きだ。なんにしてもオメデトウございます。ボク基本的にニューヨークファンですからすみません。
で、 やんちゃ盛りで散歩なんか出来んのかと心配されてた、生後14週のパピヨンの子犬は、案ずるより産むが易しで、散歩初日からひじょうにナチュラルに公園をテクテクしたそうだ。他の犬々とのトラブルもなく、犬好きの人々からも「かわゆいん」と多数声をかけられ、これで飼い主で名付け親「父」の運動不足解消が望まれる秋の始まりとなった。よしよしこれからも父をよろしく頼むぞ犬イチロウ！