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1月14日(水) 厚生労働省発表の平成12年の統計によると、単産の出生が117万人、複産の出生は2.4万人となっている、排卵誘発剤乱用が主な原因で、複産(双子以上)の数が増加し続けているのだが、30代以上の出産における、三つ子以上の複産が増加しているのも近年の特徴の一つとなっている。排卵誘発剤によって、卵子が誘発されると、一卵性ではない複産となる訳だから(当然、卵子が増えるから)、産まれるお子たちは同時に育ち同時に産まれる兄弟/姉妹って事で、DNA情報等は異なり、そんなに神秘的ではない。むしろ、未熟児だったけど、ああ良かったねぇいっぱい産まれて、子供欲しかったんだもんね、なんて感じのケースがほとんどであろう。逆に繁殖の神秘として名高い一卵性の双子の出産数は、微減しているらしい。一卵性の双子については未だ解き明かされない謎が多く、とても興味深い。医学的に考えても、何故突然一つの受精卵が2つに分裂するのか謎なんだそうである。1つが2つに分かれる訳だから、一卵性の双子はまったく同じ遺伝子情報を持つ言わばクローン同士と考える事も出来る。 |
寒いからさっさと散歩を 終わらせたいタイプ… |
1月13日(火) ここのところ、本格的に寒くなったぞと誰もが言うが、ちょっと待て、通勤中に余裕で耳を剥き出しで歩けてるって事は、まだまだ全然寒くないじゃないか。極寒の地で都合9年ほど暮らした経験によると、自分の中で寒い/まだいけるのボーダーラインは耳だった。一日中気温が上がらず、まるで冷蔵庫の中にいるみたいで、しかも午後3時には日が暮れるロンドン。市の中心を流れるチャールズリバーがガチガチに凍り付いて、スケートも可能だったボストン。零下まで気温が下がり、風が強かったりすると、体感温度がマイナス10度、20度なんてのは当たり前で、路上からスチームの湯気が間欠泉のように噴き上がっていたニューヨーク。どこもかしこも容赦なく寒かったけれど、今思えば懐かしい…。まぁ、部屋の中は、セントラルヒーティングシステムによって、常に温められているから、むしろ日本よりも暖かい。しかしだ、一歩外に出るとなると、話は違う。 |
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1月12日(月) 案の定、日本各地で行き場の無い怒りをぶつける新成人たちの子供っぽい悪態が話題になっているが、スーツ着た政治家や教育関係者が壇上で一方的に説教たれたって、誰も聞きゃしないよ。実際、既に式典を中止している自治体も多いとの事だが、意義深くないのであれば、税金の無駄遣いだから、開く意味なんて全然ない。逆にわかりやすくビビるほどの税金を徴収して「もう大人なんだよ」と教えてあげましょう。みなさま、晴れ着を着たけりゃ、各自勝手にお参りしたり、写真撮ったりするだけで、我慢して下さい。騒ぎたければ、昼間は安いからカラオケボックスでも行ってね、もう大人なんだから。自分は38歳っすけど、この歳になっても、成人式の意味がわからないっすよ(出てないし)。人生で一度しかないメモリアル記念日なのかも知れないが、今の時代、小学生なのに精神的には既に十分おっさんだったり、30歳でも小学生並みに子供だったりするから、式典の意味自体がわからなくなっている。いったい何を励ますってんだ?
騒動を起こす新成人たちは、ネタになりやすいごく一部の厄介者たちに決まっているが、公衆の面前におけるマナーに関しては、歳というものは関係ない。式典に自ら参加したらば、ルールに従え。常識をわきまえろ。公衆の面前で酒を飲み、酔っ払うな。騒ぐならそのつけは自分で払え。払えないなら騒ぐな。 |
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1月11日(日) ハッキリした事は永遠にわからないし、言い切る事は出来ないけれど、人間という生き物は、精神(mind
or
spirit)と、肉体(body)によって構成され、そのどちらが欠けても、存在する事は出来ない。また、両者のバランスが崩れると、存在しないとの同じくらいメタメタになってしまう。だから、たぶんどっちも大事だ。ただ、その性質は異なり、肉体は期限付き有限の有機物だからして、物と同じでいつかは壊れる運命にある。お茶碗だって毎日使ってりゃ、その内欠けるのと一緒だ。一方、精神は形がないから限りも無い。触ったり撫でたり出来ないけれど、確実に存在し、時にそれは昇華され象徴的な物質として目に見える場合もある。また、物質は決して唯一無二ではなく、その気にさへなれば替えは幾らでもあるのが、精神は人間の数だけ個性があり思想があり、唯一無二の存在で、より尊く思える。だから、優先順位をつけるとすれば、自分の場合、1.精神、2.肉体なのだ絶対(これは人にもよる)。 |
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1月10日(土) たぶん、今ニッポンは今年一番乾燥している。どこもかしこもカラカラだ。ちゃんと気をつけて生活しているってのに、風邪を引き、悪化しないように踏ん張っているものの、この乾燥状態のお陰で、オフィスの働環境は輪をかけて最悪。あっちでケホン、そっちでハクション、これじゃ健康でいる事の方が困難である。この悪循環なんとかならないのもぉー! |
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1月9日(金) 今日は妻に付き添って、都立病院に出向き、ほとんどの午後をそこで費やした(長かった…)。産婦人科の前のベンチには、今にも産まれそうなのか、激しい痛みに眉をしかめ身体をよじるようにしている急患っぽい妊婦さんもいたが、メークばっちりの受け付け係は、そ知らぬ顔で通常業務していたので、まぁそれほど大変でもないのだろうけど大変そうだと1人思ったりして、つまを待つ間に読もうとしていた内田百聞の「のらや」が全然頭に入らなかった。この都立病院は人気ドラマの撮影場所だったからかどうか知らないが、事務方のメークが必要以上にバッチリなのが特徴でもある。総合外来受け付けにズラリ並んだ女性の顔を見ると、思わず銀行っぽい…しかも池袋の信用金庫系なんて思う。妻の経過はおおむね順調ではあるが、来週特別な検査が必要となった。そんなに心配はしていないが、まぁ念のため、そういう検査はしないよりしておいた方が良いなんて考え方で臨む。 |
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1月8日(木) 最近本屋で妙に見覚えのある人々が、長年における個人的な関係性について記した本を出版しているのを発見。ちょろっと立ち読みして、なんだかやっぱりマスプロ見え過ぎてしまい(関係性とか…)フラフラしてしまった。 |
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1月7日(水) 今年も成人式の季節がやってきた。毎年、ニッポンではカラー紋付袴を着て、酔っ払い成人式会場内外で悪態をつく輩が話題になる。そういうことしているのは、次の年から自転車ひったくりとかオレオレ詐欺みたいな事をして、一生をロクデナシとして暮らすことになると思われるので、まぁどうでもいいのだが、それにしても最近の若い子は、「自由」の勘違いの仕方が甚だしく、ますます既存社会常識から逸脱して行くのを肌で感じる。 |
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1月6日(火) 年末年始の猫兄弟は昨年と同じく、埼玉県で年を越したのだが、大晦日に埼玉へ向かうBMWの車内では、2匹ともとーっても大人しくていい子だった。特にファファはドライブの始めから終わりまでご満悦で、途中車窓に流れる景色を眼を細めて嬉しそうに眺めたり、後部座席のヘッドレストにあごを乗せて居眠りするほど。やっぱりキミは大物だよ…そんな猫見たことないもん。一方コイは昼移動だったからか、年明けに大塚に戻る車内でかなりのパニック状態に。車に乗せる前から雄叫びを上げ続け、車内ではふいたり、口を大きくあけて呼吸したり、落ち着けば良いのに、ウロウロ徘徊し、ブレーキかける度にどこかにぶつかってみたり、ほんとにもうダメダメだったよキミは。 |
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1月5日(月) 今日は昔話を。1997年から98年にかけて、1年くらい誰にも会わず(この場合、コンタクトを取らず)ひっそりとスタテンアイランドの森の中で暮らした事がある。この期間のイメージはいつでも冬で、あらゆる記憶がガチガチに凍りつき、そこはかとなく冷たく、そしてそれらは今でも解凍される事はない。季節は真冬であったに違いないが、近くのSilver
Lake
Parkへローラーブレイドを履いて独り出かけ、パークの中央に位置する展望台のベンチに仰向けに寝転び、どうあがいても独りぼっちである事を身体全体で受け止めざるを得なかった日々。そして、どこまでもグレーの分厚い雲に覆われた空に向かって、ただひたすら祈ったものだ。今思えば、その期間はかなり高い確率で精神を病んでいた。その病は現在も尚、封印されたはずの深い井戸から、おかしな時に何かの拍子でヒョイと顔をのぞかせるのが、また興味深い。今朝なんて、もう時間がないと言うのに、窓から差し込んだ冬の太陽光線の具合(角度、色、影、織り成す空気)が引き金となって、封印が解けたらしく、けっこう長い間リビングに立ち尽くしてしまった。 |
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1月4日(日) この季節、誰もが(一度は)掲げるNew
Year's
Resolution。みなさまはいったい何を誓ったり決心したりしましたか?
この誓い、もちろん努力継続達成するのが大事だが、それ以前に今年の自分の成すべき事を見定める為にも、昨年を振り返り流れを読み、今年にかける意気込みを表明するのがまず大切。自分の場合、今年は多種多様な分野で細々と誓いを立てているので、この場を借りて幾つか表明しておきたい。まずは「炭水化物」から行こう。今年は炭水化物の摂取を控えるのがけっこう需要なテーマの1つ。昨年春より今年にかけて、生活ペースが変化したおかげで、5キロほど体重が増加し、まるで妊夫状態。ああもう重い!
今後、ますます忙しくなる事を考えると、この5キロは絶対要らない。ダイエットと言うよりも、体重を減らして健康維持に努める、これ大事。 |
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1月3日(土) 新年明けまして、おめでとうございます。
今年もcatcatをよろしくお願いします。 |
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