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1月14日(水)

厚生労働省発表の平成12年の統計によると、単産の出生が117万人、複産の出生は2.4万人となっている、排卵誘発剤乱用が主な原因で、複産(双子以上)の数が増加し続けているのだが、30代以上の出産における、三つ子以上の複産が増加しているのも近年の特徴の一つとなっている。排卵誘発剤によって、卵子が誘発されると、一卵性ではない複産となる訳だから(当然、卵子が増えるから)、産まれるお子たちは同時に育ち同時に産まれる兄弟/姉妹って事で、DNA情報等は異なり、そんなに神秘的ではない。むしろ、未熟児だったけど、ああ良かったねぇいっぱい産まれて、子供欲しかったんだもんね、なんて感じのケースがほとんどであろう。逆に繁殖の神秘として名高い一卵性の双子の出産数は、微減しているらしい。一卵性の双子については未だ解き明かされない謎が多く、とても興味深い。医学的に考えても、何故突然一つの受精卵が2つに分裂するのか謎なんだそうである。1つが2つに分かれる訳だから、一卵性の双子はまったく同じ遺伝子情報を持つ言わばクローン同士と考える事も出来る。
双子にまつわる興味深い話は、たくさんあるが、有名な話の一つに、生き別れになった一卵性の双子兄弟が40年ぶりに偶然(必然的に)再会した事があったんだそうだ。2人はそれまで一度も連絡を取らず、全く異なる環境で暮らしてきたにも関わらず、いくつものシンクロニシティが認められ周りが驚いた。まず、乗っていた車が同じタイプ。そして趣味が同じ木工で、地下に同じレイアウトで同じ愛用道具の揃った木工室を持っていたそうだ。さらに腕時計や靴のの趣味が同じで、足を組む癖や爪を噛む癖が同じ(これはさほど驚かない)。でも、こりゃあり得ないだろうと誰もが思うのが、双方共に、初婚と再婚の相手の名前が同じというのと、長男と飼い犬の名前が同じという事。うーん、シンクロしている見事なまでに。常人にはわからない絆なのね。


寒いからさっさと散歩を
終わらせたいタイプ…

1月13日(火)

ここのところ、本格的に寒くなったぞと誰もが言うが、ちょっと待て、通勤中に余裕で耳を剥き出しで歩けてるって事は、まだまだ全然寒くないじゃないか。極寒の地で都合9年ほど暮らした経験によると、自分の中で寒い/まだいけるのボーダーラインは耳だった。一日中気温が上がらず、まるで冷蔵庫の中にいるみたいで、しかも午後3時には日が暮れるロンドン。市の中心を流れるチャールズリバーがガチガチに凍り付いて、スケートも可能だったボストン。零下まで気温が下がり、風が強かったりすると、体感温度がマイナス10度、20度なんてのは当たり前で、路上からスチームの湯気が間欠泉のように噴き上がっていたニューヨーク。どこもかしこも容赦なく寒かったけれど、今思えば懐かしい…。まぁ、部屋の中は、セントラルヒーティングシステムによって、常に温められているから、むしろ日本よりも暖かい。しかしだ、一歩外に出るとなると、話は違う。
まず、マイナス10度になると、頭剥き出しでは歩けない。1ブロック(約80メートル)歩くだけでも気合がいる。手袋なしなんて論外。ちょっとでも耳を隠さないと、冗談抜きで千切れそうになり、個人的にはこれが最初に我慢できないポイントとなる。でも、人間の耐性ってある意味スゴイ。いくら寒くても、いつしか慣れてしまうのだ。ロンドンでは滅多に雪は降らなかったけれど、ニューヨークでは雪が降ると、むしろ暖かく、しかも、汚い街中が白くキレイにカバーされ、そして何と言ってもシンシン静かになるから、とても好きだった。雪が降り始めると、ほとんどの商店の人たちが、路面凍結防止用に店の前に塩(と言っても、化学的なものだけど)を撒く光景も懐かしい。でも、これ、自分の店の前で転んだ人に訴えられて、高額な賠償金を取られないようにする為の知恵なのだ。雪一つとっても、実にニューヨークらしい。昨晩、結局雪は降らなかったけれど、たまにはいいんじゃないの?ニッポンの冬よ。

1月12日(月)

案の定、日本各地で行き場の無い怒りをぶつける新成人たちの子供っぽい悪態が話題になっているが、スーツ着た政治家や教育関係者が壇上で一方的に説教たれたって、誰も聞きゃしないよ。実際、既に式典を中止している自治体も多いとの事だが、意義深くないのであれば、税金の無駄遣いだから、開く意味なんて全然ない。逆にわかりやすくビビるほどの税金を徴収して「もう大人なんだよ」と教えてあげましょう。みなさま、晴れ着を着たけりゃ、各自勝手にお参りしたり、写真撮ったりするだけで、我慢して下さい。騒ぎたければ、昼間は安いからカラオケボックスでも行ってね、もう大人なんだから。自分は38歳っすけど、この歳になっても、成人式の意味がわからないっすよ(出てないし)。人生で一度しかないメモリアル記念日なのかも知れないが、今の時代、小学生なのに精神的には既に十分おっさんだったり、30歳でも小学生並みに子供だったりするから、式典の意味自体がわからなくなっている。いったい何を励ますってんだ? 騒動を起こす新成人たちは、ネタになりやすいごく一部の厄介者たちに決まっているが、公衆の面前におけるマナーに関しては、歳というものは関係ない。式典に自ら参加したらば、ルールに従え。常識をわきまえろ。公衆の面前で酒を飲み、酔っ払うな。騒ぐならそのつけは自分で払え。払えないなら騒ぐな。
日本も今後はパブリックでアルコール類をむき出して飲酒すると、海外みたいに軽犯罪法で罰せられるようにするべきと思う。この法律はとーってもわかりやすく「公衆の面前で胸を張って酔っ払うことは、うしろめたいと思って下さい」という意味だから、どんなにお馬鹿な新成人だって、アルコール類は紙袋に入れて飲む=自分の行動は一般的ではない=情けない事を認識する、見た目にもわかりやすいルールとなると思う。

1月11日(日)

ハッキリした事は永遠にわからないし、言い切る事は出来ないけれど、人間という生き物は、精神(mind or spirit)と、肉体(body)によって構成され、そのどちらが欠けても、存在する事は出来ない。また、両者のバランスが崩れると、存在しないとの同じくらいメタメタになってしまう。だから、たぶんどっちも大事だ。ただ、その性質は異なり、肉体は期限付き有限の有機物だからして、物と同じでいつかは壊れる運命にある。お茶碗だって毎日使ってりゃ、その内欠けるのと一緒だ。一方、精神は形がないから限りも無い。触ったり撫でたり出来ないけれど、確実に存在し、時にそれは昇華され象徴的な物質として目に見える場合もある。また、物質は決して唯一無二ではなく、その気にさへなれば替えは幾らでもあるのが、精神は人間の数だけ個性があり思想があり、唯一無二の存在で、より尊く思える。だから、優先順位をつけるとすれば、自分の場合、1.精神、2.肉体なのだ絶対(これは人にもよる)
何が言いたいのかというと、人間なんて歳を重ねれば、有機物であるところの肉体は衰えていく。だからと言って、それを嘆く必要はないって事だ。「老化」は、30歳くらい過ぎた頃から、ん? なんかちょっと今までとは違うぞみたいに、ゆっくりと静かに始まると思う。自分の場合、食べる量が単純に減った(有機物としてこれ以上育つ必要がないからね、フン!)にも関わらず、体重が増えた(内臓脂肪の増加が原因だと思われる)のが、そのサインだった。でも、やっぱりそれは仕方のない事だと思う。肉体は長生きする為に重要な箱だけど、それが全てじゃない。先日、古希を迎えた母と「飛蚊症」の話をしていて、そんな事を考えた。

1月10日(土)

たぶん、今ニッポンは今年一番乾燥している。どこもかしこもカラカラだ。ちゃんと気をつけて生活しているってのに、風邪を引き、悪化しないように踏ん張っているものの、この乾燥状態のお陰で、オフィスの働環境は輪をかけて最悪。あっちでケホン、そっちでハクション、これじゃ健康でいる事の方が困難である。この悪循環なんとかならないのもぉー!
さて、画像は前橋市にお住まいの、皿くうベイビー梨花(りんか)ちゃん。まだ9ヵ月だがスクスクパワフルに育っている。おともだちのMjちゃんが知らせてくれたのだが、先頃、明治生命保険相互会社が、恒例の「赤ちゃんの名前ランキング2003」を発表。どれどれ、みなさん昨年はどのような名付けをしたのかな。
女の子のトップに輝いたのが、陽菜(ひな)、以後、七海 、さくら、凛 、美咲、葵、萌、美月、彩花、真央、菜月 と続く。
男の子のトップが大輝(ダイキ)で、以後、翔、大翔、翔太、匠、太陽、拓海、蓮、悠斗、海斗、翼と続く。
こう見ると、ここ5年で人気のある名前は安定して登場しているが、個人的に意外だなと思ったのが、女の子の凛(りん)ちゃんで、よくこの漢字を使うなと思う。男の子は基本的にに「飛ぶ」方面の名前が人気。まさかキムタクの影響ではあるまいな…もしそうだったら、あまりにも安易だぞ世の親たちよ。実はウチの子の名前はもう決めていて、余程の事がない限り変更はなさそう(ちなみに上記リストの中にはありまっしぇん)。こういう流れになると、クラッシックな名前、例えば太郎とか花子とか、もちろんヒロシとかジュンコとかヨネとか、そういうの名付けるのってけっこう勇気の要る時代になったんだなぁとしみじみ思う。でも、みんなちょっと格好良過ぎだよね…。何かの間違いで秋葉原のエロDVD売り場をウロつくよな男の子に育っちゃった後に、「名前は翔ですとか、太陽です」って言われても、ちょっと悲しい気もするが…。

1月9日(金)

今日は妻に付き添って、都立病院に出向き、ほとんどの午後をそこで費やした(長かった…)。産婦人科の前のベンチには、今にも産まれそうなのか、激しい痛みに眉をしかめ身体をよじるようにしている急患っぽい妊婦さんもいたが、メークばっちりの受け付け係は、そ知らぬ顔で通常業務していたので、まぁそれほど大変でもないのだろうけど大変そうだと1人思ったりして、つまを待つ間に読もうとしていた内田百聞の「のらや」が全然頭に入らなかった。この都立病院は人気ドラマの撮影場所だったからかどうか知らないが、事務方のメークが必要以上にバッチリなのが特徴でもある。総合外来受け付けにズラリ並んだ女性の顔を見ると、思わず銀行っぽい…しかも池袋の信用金庫系なんて思う。妻の経過はおおむね順調ではあるが、来週特別な検査が必要となった。そんなに心配はしていないが、まぁ念のため、そういう検査はしないよりしておいた方が良いなんて考え方で臨む。
世の中には本当にいろんな妊婦さんがいる。そして、国によってはお産への取り組み自体が全然異なったりもする。現在通院中の都立病院は分娩日を「0」点と考え、入院は5日間と決まっている。その他の病院もだいたい1週間が相場だろう。しかし、アメリカは考え方が全く異なり、入院は1日のみで、つまり産んだらすぐに家に帰らされるのだ。でも、日本みたいに40万円ものお金がかかる事はない。全然関係ないが、イタリア人のおともだちのジェリーは現在二児の母だが、妊娠中は「煙草は全然問題ないけど、飲酒は絶対厳禁よね」と、スッパスッパ煙草を吸いながら豪快に語っていた。日本だったらとんでもない。
病院の帰りにアカチャンホンポによって、入院前の最終買い物も済ませ、あとは、その日を待つばかりの大塚である。

1月8日(木)

最近本屋で妙に見覚えのある人々が、長年における個人的な関係性について記した本を出版しているのを発見。ちょろっと立ち読みして、なんだかやっぱりマスプロ見え過ぎてしまい(関係性とか…)フラフラしてしまった。
一般庶民は、基本的にセレブリティに憧れる。そういう本が出れば何故だか売れる。そのイメージ、人となり、発言、ファッション…どれもこれも見習って、真似しようともする。でも、どうして隣の人じゃ駄目なの?と言いたい。隣の人だって、負けないくらい格好いいじゃん…。
セレブリティや業界人は、残念ながら一般人との間に、絶対に越えられないような深い深い境界線を引きたがる。そして線のコチラ側とアチラ側では、考え方が激しく異なり、庶民はアチラ側に憧れ、この線を跨ぎたがる一方、セレブリティは選民民族思想を用いコチラ側が来ることを頑なに拒むし、高みから下界の様子をただ伺うのみである。この隔たりはいかにして生まれるのかについて考えてみた
セレブリティに三行半をつきつけた(またはつきつけられた)者として、これだけは言いたいのだが、セレブリティも所詮人の子だ。ウンチもすればコンビニにも行く。でも、あなたが行くようなレストランには絶対行かない。仮に行ったとしても個室とかVIPルームみたいなとこでお食事されるざーますのよ。また、あなたと同じ方法で買い物もしません。閉店後にまとめ買いしたり、店舗ではなく本社の会議室で試着して購入したりしますのよ。そして、あなたが簡単に行けるような場所に住みません。だってストーカーされたら困るもの。以上の事柄から、自らのステータスを守る為、衣食住に渡る人間3大文化的要素について、庶民よりもより多くのお金を費やす事が出来る立場で居続ける事、つまりお金がたくさんあるのがセレブリティとしての大前提であると思われる。途中から何が言いたいのかわからなくなってしまったが、とにかくセレブリティは疲れるものです…あれ?やっぱりなんだかズレたな。

1月7日(水)

今年も成人式の季節がやってきた。毎年、ニッポンではカラー紋付袴を着て、酔っ払い成人式会場内外で悪態をつく輩が話題になる。そういうことしているのは、次の年から自転車ひったくりとかオレオレ詐欺みたいな事をして、一生をロクデナシとして暮らすことになると思われるので、まぁどうでもいいのだが、それにしても最近の若い子は、「自由」の勘違いの仕方が甚だしく、ますます既存社会常識から逸脱して行くのを肌で感じる。
まず、何でもしていい=「自由」と言う事ではない。何でもするからには、ちゃんと自分で責任をとってね。これが出来ない。今の子たちは、割合としてやりっ放しが多い。後先の事、自分の行動が周りに与える影響を、他人の身になって考えようとしない。この意識は、人間が他の動物と違ってとても高等だと言われる由縁なだけに、とってもモッタイナイと思う。海外の若い子達はどうかと言うと、日本と違って地域社会がしっかり機能しているから、子供の頃から善悪の区別や、やっていい事悪い事のジャッジをしつつ育つため、いい事も悪いことも自分でちゃんと責任を取る事が出来る。
例えば、昔の人間は、殴る=痛い、いっぱい殴る=血が出る、もっといっぱい殴る=死ぬ、みたいな事をちゃんと理解していたはずだ。教える側だって、いけない事をしたら殴って痛い目にあわせた。その尺度もちゃんと存在していたから、体罰だってまかり通っていた。今は教育の場から公式に体罰は姿を消したから、このファンクションは家庭が代わりに受け持つべ教育必須要素だったに違いないが、どの親もお座なりにした。つまり子供よりも大人が先にダメになった。
結果として、痛みを知らない利己的で自己中心的な思想が蔓延し、協調性がなく、自分本意のルールでしか動かない壊れたラジオみたいな生き物が出来上がる。自分も限られた同ジェネレーションの周りも、周波数が合わない同士その常識でやっていけるから、感覚はますます麻痺し、どんどんエスカレートして行く構図。まずは、人の痛みを知る事、教える事から見直そう。

1月6日(火)

年末年始の猫兄弟は昨年と同じく、埼玉県で年を越したのだが、大晦日に埼玉へ向かうBMWの車内では、2匹ともとーっても大人しくていい子だった。特にファファはドライブの始めから終わりまでご満悦で、途中車窓に流れる景色を眼を細めて嬉しそうに眺めたり、後部座席のヘッドレストにあごを乗せて居眠りするほど。やっぱりキミは大物だよ…そんな猫見たことないもん。一方コイは昼移動だったからか、年明けに大塚に戻る車内でかなりのパニック状態に。車に乗せる前から雄叫びを上げ続け、車内ではふいたり、口を大きくあけて呼吸したり、落ち着けば良いのに、ウロウロ徘徊し、ブレーキかける度にどこかにぶつかってみたり、ほんとにもうダメダメだったよキミは。
兄弟にしてこの違いが現われた理由は、他ならず三つ子の魂百までの法則である。猫年齢で1歳から3歳までのほとんどの時期を、コイはスタテンアイランドで暮らした。昨日も書いたが、この時期ほとんどまともに人に会っていないし、移動もしていないから、コイは極端に出不精の内弁慶に育ってしまったのだ(たぶん)。一方ファファは初めての毛長猫だったので、3歳まではいろんな所に剥き出しで連れ回した。肩に乗っけてリトルイタリー辺りをウロウロしたし、自転車に乗って、マンハッタンを移動するのが当たり前だった。ファファは自転車だけでなく、バスにも電車にも、船にもタクシーにも飛行機にも乗ったツワモノだ。スタテンアイランドに暮らしていた時に、ファファをアッパーイーストにある病院に連れて行った時も、久しぶりの外出にとても興奮してゴロゴロと喉を鳴らしていたのを思い出す。今年子供が生まれたら、いろんな所を共に旅したいと思う。3歳までって、ホンと、生き物にとって重要な年月だから。

1月5日(月)

今日は昔話を。1997年から98年にかけて、1年くらい誰にも会わず(この場合、コンタクトを取らず)ひっそりとスタテンアイランドの森の中で暮らした事がある。この期間のイメージはいつでも冬で、あらゆる記憶がガチガチに凍りつき、そこはかとなく冷たく、そしてそれらは今でも解凍される事はない。季節は真冬であったに違いないが、近くのSilver Lake Parkへローラーブレイドを履いて独り出かけ、パークの中央に位置する展望台のベンチに仰向けに寝転び、どうあがいても独りぼっちである事を身体全体で受け止めざるを得なかった日々。そして、どこまでもグレーの分厚い雲に覆われた空に向かって、ただひたすら祈ったものだ。今思えば、その期間はかなり高い確率で精神を病んでいた。その病は現在も尚、封印されたはずの深い井戸から、おかしな時に何かの拍子でヒョイと顔をのぞかせるのが、また興味深い。今朝なんて、もう時間がないと言うのに、窓から差し込んだ冬の太陽光線の具合(角度、色、影、織り成す空気)が引き金となって、封印が解けたらしく、けっこう長い間リビングに立ち尽くしてしまった。
どんな時でも人間はなりたい者になれるし、それに限りなく近づけるが信条の自分だが、そんなモノトーンの暗黒期間でさへも、心の底から懸命に祈れば、それは叶うらしい。だって、その頃、毎日空に向かって祈っていたのは「普通になりたい」という、とてつもなく普通の願いで、それは、その当時いかに自分が普通でない人生を歩んでいたかの表れでもあるのだが、何年かが経過した今は、いつでも傍らに妻や猫兄弟がいて、ファミリーも近くにいて、平凡だけど幸せで、それらはまだまだ進行形である。これはまさに当時思い描いた所謂「普通の生活」であり、ああ願いってやっぱり叶うんだねと思える瞬間で、つまり毎日毎日が有り難いと、ホンと、思ってるんだってば。

1月4日(日)

この季節、誰もが(一度は)掲げるNew Year's Resolution。みなさまはいったい何を誓ったり決心したりしましたか? この誓い、もちろん努力継続達成するのが大事だが、それ以前に今年の自分の成すべき事を見定める為にも、昨年を振り返り流れを読み、今年にかける意気込みを表明するのがまず大切。自分の場合、今年は多種多様な分野で細々と誓いを立てているので、この場を借りて幾つか表明しておきたい。まずは「炭水化物」から行こう。今年は炭水化物の摂取を控えるのがけっこう需要なテーマの1つ。昨年春より今年にかけて、生活ペースが変化したおかげで、5キロほど体重が増加し、まるで妊夫状態。ああもう重い! 今後、ますます忙しくなる事を考えると、この5キロは絶対要らない。ダイエットと言うよりも、体重を減らして健康維持に努める、これ大事。
次が「臨機応変」。今年は間違いなく大きな変化が訪れるので、精神面と肉体面含めたステップアップが望まれる。しかしながら起こりうる変化は、未だ想像の域を出ないので、とにかくその場その場で適切に対応が出来る様、今まで以上にフレキシブルになるべく切磋琢磨する。次が「決断」。けっこう優柔不断で試行錯誤を好み、取り敢えずボタンを押してみる事の多い自分だが、臨機応変の流れを受け、小さな事、大きな事、すべてに関し今年は瞬間的に正しい決断をする必要があると感じる。また同時にそれに伴う行動力も要求されるに違いない。何にしてもいつまでもおせち食べて、寝転がってる場合じゃないと言う事らしい…よし、明日から頑張るゾ。

1月3日(土)

新年明けまして、おめでとうございます。 今年もcatcatをよろしくお願いします。

景気回復の兆しも見える2004年ニッポンのお正月、みなさまいかがお過ごしですか? 我々夫婦+猫兄弟は連日のドライブを終え、今しがたベースに戻った所でございます。いやぁそれにしても今年も見事に食い散らかした…。今や、そうまるで妊婦が2人いるみたいな我が家である。
まずは昨年大晦日は、実家に戻って紅白を遠目に観ながら年越し蕎麦にお節の残り(お重に入り切れなかった物々)を食べて、AKEBONOがつぶれたヒキガエルみたいになり、吉田が20分間弄ばれる様を観てから、お風呂に入ると妊婦がのぼせてしまい、結局父母と3人で近所の弁天様に初詣に行く。途中から復活した妊婦も加わり、主に安産を祈願する。列に並んでいたら流れ星なんかも見れたりしてラッキーだった。元日は遅めに起きてからお屠蘇を飲んで、もう動けないレベルまでお節をパクつき、ついでに泡盛なんかも飲んだりして、もう本当に移動不可能。なのに、群馬県の義祖母宅では妻系親類が大勢集まっているので、行かねばならぬ…。ちょっと昼寝してから、重い身体とは対照的にガラガラの外環と関越を平均時速110キロノンストップで走破し、約1時間で前橋到着。その後は車の運転も必要無いので、飲めや食えやの大騒ぎ。そして2日にお年始回りをしてから、3時間半の渋滞を乗り切り埼玉に戻り、ちょっとお節にも飽きたので、義妹を交えて秋田風水炊ききりたんぽ入りに舌鼓。再び動けなくなる。そして本日は母の古希のお祝だったので、猫兄弟と共に都内へドライブし、我が家に猫だけ降ろしてから、お誕生日ランチをする予定だったが、1/3の東京はどこへ行っても驚くほどの大混雑。で、移動に時間がかかるわ駐車場所はないわで、結局は後楽園ラクーアにある中華で遅めのランチとなってしまった。その後両親を上野まで送り、部屋に戻って崩れるようにナップをとり、今夜は流石にお茶漬けにしようなんて声も出ている…。疲れたけど幸せだなぁ日本のお正月って。 Happy Birthday Mom!  We love you xxx.

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