5月31日(火)

テレビの観過ぎはいけません。特に爆発的に言葉を覚える1才から2才のこの時期に、集中してテレビを観ていなくても、つけっぱなしにした番組をチラ観する程度でも、言葉の発達が遅れるそうだ。脳の言語中枢によい影響を与えないのだ。ちゃんとした目的を持ってテレビを観せるのは良い。例えば歯磨きのしつけ、言葉を覚えるもの、歌を覚えるもの。でも、今時のライフスタイルって結構つけっ放しになりがちだから、これは親が注意しなければいけない。でもねー、自分がどうだったを考えると、やはりテレビには興味を持つ事は避けられまい。
実際、ニコちゃんは、毎朝めざましテレビの「きょうのワンコ」を楽しみにしているし、8時過ぎから半ぐらいまでは、「ピタゴラスイッチミニ」、「にほんごであそぼ」、「いないいないばぁ」なんかを真剣に観ていらっしゃる。それ以外は、テレビをわざわざ観せることはないけれど、まぁチラチラ観てるんだろうね。今のところ、ニコちゃんはとってもおしゃべりで、毎日何か新しい言葉を覚えて来ては発表してくれる。最近のお気に入りは、ぞうさんとちょうちょ。明日は何かな? テレビ観せないから、頑張ってストリートで覚えてきてオクレ。

5月30日(月)

先日の日曜日は、ニューヨーク帰りの双子ちゃんたちが久し振りに遊びに来た。手には、何とああもうたまらなく美味しく懐かしいポートリコのコーヒー豆が!もちろんヘーゼルナッツ×2ポンド。これでしばらくは原点に立ち返り、自らを見つめ返すべく毎日豆挽いてアロマを楽しませていただきますわ、どうもThanks. さて、保育園にも双子ちゃんはいるけれど、大きく育った一卵性の双子に会うのはこれが人生で初めてのニコちゃん。だからと言って、べつに戸惑った訳でもなかろうが、最初に1時間くらいははにかんでCoyガールしていた。
が、やがて徐々に距離は縮まり、気がつけばもう、ああうるさいったらありゃしないほどのジャイアンリサイタル状態。ご機嫌で謎の歌を歌う、踊る、グルグル動き回る、走る、そこかしこにヨダレをたらすで、そう、双子ちゃん好きなのね、良かったねニコちゃん。帰りに2人を新宿まで送り、久し振りに西口のうどん屋「三国一」に入り、トマトサラダうどんや出し巻き卵、冷や奴なんかを注文し、ペロッと完食していただき、後はよっぽど疲れたのか、大塚への帰路はBMWで爆睡していらっしゃった。今度映画でも観に行く時、預けに行くから遊んであげてね双子ちん!

5月29日(日)

彼女が生まれた時、築地の(移転前の)聖路加病院までお見舞に行ったら、まだ新生児室にいるとか何とかで会えなかったことを思い出す。しばらく間は空いて、次は自分が諸事情でヘロヘロに弱っている真夏にたぶんロンドンから埼玉に帰郷して、まぁまぁ大きくなった彼女と再会し、冷凍室のアイスキューブトレーにみかんの缶詰とかジュースとかミックスして凍らせて、一緒の朝起きるのを楽しみにしたこと。その次が、ニューヨークから戻って、誰にも何も告げずこっそり姉の住む徳島に顔を出したら、一輪車に乗っていたのでビックリしたこと。で、今度は彼女がニューヨークまで遊びに来た時に、ついでにフロリダのディズニーリゾートまで行って、プールでこれでもかと泳いだこと。ヘロヘロになってNYに戻り、彼女が眠っている時にごはんを炊いてお茶漬けを食べて、その後、むっくり起きて来てお腹がすいたと言うけれど、もう既にごはんを食べちゃったから誤摩化すしかなかったこと(ゴメンね)。次は2年くらい前に、中坊になりすっかり変貌した彼女が東京の我が家を訪れた時に、手にはWINDSのブロマイドをもっていた事なんかが懐かしく思い出されるほど、昨日2年ぶりに会った姪っ子は成長していた。なんてったって今や立派な女子高生だ。いつの間にそんなに大きくなったんだ!とオドロキつつも可愛くなりましたな。ひじょうにヨロシイ。また遊びに来てね。

5月27日(木)

ああもう、誰が何と言おうと居心地が悪い。いや、むしろ居場所がないと表現した方が正確か。コレ、お昼の仕事の状況である。正社員以外の雇用形態で勤務している場合、同じ会社である程度長く働くと、その職場内で定められた上位の職位へ昇格するのが自然の流れだ。例えば、リーダーとかスーパーバイザーとか様々だけど、そのあたりもクリアしてしまうと、今度は統括とか正社員になるとか、それが嫌ならきっぱり辞めるとか選択肢は限られてくる。自分の場合は、最初から特殊な業務(英語担当)を行って来た関係もあり、この理不尽昇格システムからは、些か外れたところで仕事が出来ていたわけだが、それもどうやら限界らしい。疑似サラリーマンライフにも終焉の時が。生まれて初めて本格的に体験したラッシュ時の山手線通勤ももうお終い。本業をないがしろにしてまで、安定収入を得た2年間だったが、もう先見えた。見えちまったもん。これ以上は無理だもん。来月は、マイフェアウェルパーティーをよろしくね、英語チームのみんな。

5月25日(水)

日曜日に、39.5度の熱を出し、都立大塚病院の救急窓口に連れて行ったのがウソのように、すっかり元気なトドラーに戻ったニコリーナ。食欲もモリモリで、古くて多少差別的ない表現だが「ホッテントット」のような体系で部屋中をヨタヨタ歩き回っている。どこかからヒモを持ち出して来て、コイにちょっかいを出しては、夜遅くまでケタケタ笑っていらっしゃった。キミたち仲いいね。すぐに風邪引くけど、その回復力たるや、なかなか風邪の治らない四十路から見れば驚きに値する。
我が家では、すぐに2人目の予定はないが、平成15年度の出生率が過去最低を更新し、1.29となったというニュースを今朝聞いた。遡る事70年くらい前、つまり昭和の初期には出生率は4.27もあったってみなさん信じられますか? 生涯未婚率なんて数値もうなぎのぼりらしいので、今後も世の中に赤ちゃんがいっぱい生まれて来る事はなさそうだ。相手が居ないとか、やりたい事が出来なくなるとか、お金がないとか、まぁ理由は様々だろうけど、実際に出来ちゃうとお金は何とかついてくるし、日々の生活も楽しいし、何ものにも代え難いくらい赤ちゃんは可愛いし、ね、頑張ってお子作りましょみなさん。

5月23日(月)

最近では、ニコちゃんとのリレーションシップが微妙に発展し、気が向いた時にビニールの紐(宅急便とか縛ってあるヤツ)で、遊んでもらえるようになったので、少し嬉しいコイ。大人たちは、やれニャンパラだどうしたと騒ぎ、大して構っちゃくれないが、昔からいつだってコイはこの家のプリンス&ザ・レボリューションだからして、常に自意識過剰なまでに自己主張は欠かさない。
我が家では当たりまえの光景だが、コイはいつもニコちゃんの食卓の前に(画像)に陣取り、朝食時も昼食時も夕食時も意地になってどこうとはしない。時には、ニコちゃんあーんなんてやってる間、わざわざ尻尾でおしゃまに嫌がらせをしたりする。夕食時は、唯一自分にテーブルフードをくれるヒゲのおっちゃんの足元に移動し、伸びをして太もも辺りで爪を研ぎ、「クワセロ」とアピールしたりする。とにかくいつだって自分が主役なのだ。だから、ファッ様がリビングで気持ち良さそうに寛いでいるのは、何だか気に入らない。椅子の上で気持ち良さそうにしているのも気に入らない。だから、背後から忍び寄り、いやらしいほど露骨に目の前にゴロンと転がって、前足でファッ様の顔をパンチしてその場所を奪う。でもそれは性だから、世良公則とツイストだからどうすることもできないのだ。ニューヨークのアッパーイーストで生まれて8年経つけど、コイはなーんにも変わっちゃいません。その性格の悪さこそ、まさにキミそのもの。我々だって決して家族の一員を忘れている訳ではないから、どうかスネないでねコイちゃん。

5月22日(日)

頭が痛い。喉の奥も方も腫れている。この症状は何だかとってもファミリアだ。これはまさしく、今年の前半1月〜3月まで引いていた風邪の症状なの? いやーん。と言いたいが、自分に移ることでニコちゃんのが治るんだったら、全然構いません。金曜日にポリオ(小児麻痺)の予防接種をしてから、どことなく調子が悪そうだった娘さん。今朝6時頃からグズり始めたので、熱を計ったら38度近くあった。その後熱は横ばいだったが、午後になって39度を突破した所で、近くの都立大塚病院の救急へ搬送(自分で)。これ以上ないくらい無愛想な女医さんに、解熱剤の座薬と風邪薬一式を処方して貰う。薬を飲んでからは、熱は下がったけれど、逆にハイパーになってしまい、今日1日彼女の中に溜まっていた、遊びたい心が炸裂し、今もデスクによじ上り、USBカードリーダーをガジガジ舐めている。。。やめてください。今日はオフロは入れないから、もう寝ましょうね。
今日もニャンパラ(ニャンニャンパラダイスストリートの略 by 妻)を通りかかったので、子猫たちの様子を眺めようとしたら、背後に痛い視線を感じ振り返ると、母猫がゴミ置き場から子猫たちの所へ戻るところだった。キッとガン飛ばされたので、今日は大人しく引き下がったけど、ああ、もうマジかわゆいん。

5月21日(土)

今日は夕刻より、妻がファッションデザイン関係の同窓会とやらに出席する為、下北沢に飲みに出掛けてしまったので、ニコちゃんと2人きりで過ごしている。納豆ご飯を食べて、既にお風呂に入れて、9時20分には寝かしつけに成功。現在これを打つ背後で静かに寝息を立てていらっしゃる。5/17に保育園に行く途中の住宅街に暮らす6本指猫について書いたが、その後、本当に6本なのかを確かめるべく、ヒマさへあれば例の駐車場に顔を出してみるのだが、該当猫は見当たらない。近くの民家の植え込みを覗いたら、ん? こ、これは。。。子猫3匹見ーっけ! ああもう天使みたい。こんなもん見つけたら、無条件で吸い寄せられてしまう。これには映っていないが、実は母猫がすぐ近くに居て、ちょっでも手を出そうとすると、フーッなんて威嚇をするので、抱き上げたりは出来なかったけれど、しばらく様子を観察していたら、子猫たちの方が我々に興味を示し、わさわさと植え込みから顔を出してくれた。ニコちゃんもこれには興奮気味で、そーっと手を伸ばして、三毛子猫の頭タッチに成功。これで、しばらくエキサイティングな通学路ね。

5月19日(木)

本日は、保育園の保護者会+ニコちゃん「ポリオ」の予防接種予定日につき、会社を早退した妻と保育園に行く前に待ち合わせラーメンを食べた。何故かと言えば、ラーメン屋だけは赤ちゃん連れてくと支障があるのだ。その辺のラーメン屋にハイチェアなんか置いてないし、そうでなくても慌ただしい昼時に赤ちゃんを受け入れてくれる店は実際少ない。なもので、久し振りに大人だけで東池袋にある「俺の出番」と言う変な名前の店で食った。削り節風味のきいた和風醤油ラーメンの味は70点、まぁ満足。
ニコちゃんはもうすぐ1才4ヶ月になるが、これくらいになるとそろそろ知恵もつき、身の回りにあるありとあらゆる事象に対し好奇心旺盛になる。ヨチヨチだけど歩けるし、手先も器用になって来る頃だから、目についたら無躊躇でどこへでもトコトコ歩いて行き、何でもかんでも自分でやらないと気が済まない。だけど、実は満足に出来ない。靴下を自分で履きたい、靴を自分で履きたい、が、出来ない。こういう時ニコちゃんは靴を鷲掴みにして床に放り投げたり、妻のところにツカツカ歩いて行って顔をパチンと叩いて八つ当たりしたりする。までも、そういうのがまたかわゆい。やっちゃダメって言葉で言っても通じないから、まぁやるだけやらしてあげるのがいいらしいので、しばらくは何をするにもホンと目が離せないぞコレは。

5月18日(水)

2002年末にちゃんとnipponに引っ越して来てから、早いもので2年半が経過した。思いもかけず、と言うか、順当にと言うか、我が家にもお子ちゃまが誕生し、今や2つだった影は2つ半くらいに伸びたわけだが、言い換えれば、このようなイベントがプログラムされてきたから、自分たちにとって子育てのし易い環境を見越しての帰国だったとも言える。それを境に日々の生活は大きく変貌を遂げた。人生いつだって得るものがあれば、失うものもある訳で、1人前の大人としては、やはり自由になる時間が圧倒的に少なくなった。代わりに赤ちゃんと遊んだり、おフロに入れたり、絵本読んだり、寝かしつけたり、家事したり、が増えたんだろう。でも、それらはあくまでも目に見える変化であり、どちらも有意義で秤にかけることはできない。本当に大きいのは精神的な変化だ。今までは、親の心なんてものは子知らずの定説に従い、想像の域を出ない範囲で理解に努めるしかなかったのだが、娘が誕生してからと言うもの、世の中にに溢れる幼児虐待等の痛ましいニュースを目にする度、ズキンズキンと心痛を感じるようになった。加えて、過去に自分が取った行動を、パパママはどのように感じてきたのかななんて事も考えられるようになった。これらは大きな変化である。齢40にしてstill成長中です。

5月17日(火)

ここ何日か、気圧が不安定で夕方目に突然激しい通り雨が発生しているが、たまたま休憩中だった職場のビルの24階で信じられない光景を見た。そういう高さから極く近くで発生した巨大な虹を見る事なんて、生まれてこの方なかったのだが、その巨大な虹は何と新宿ルミネ2くらいから発生し、上空にしっかり7色に色分けされた美しいアーチを描き、安田火災ビルの裏の方へ沈み込んでいた。まさに神々しいとの形容詞がピッタリな光景に、一緒に休憩していたアリゾナ帰りの英語チーム仲間も口をあんぐりさせていた。こういうものって間違いなくonce in a life time なんだろうな。
ここ最近、早上がりの日や、休みの日には保育園にニコちゃんを迎えに(と言っても面倒くさいので入り口までだが)行っている。以前我が家の注目の的だった隙間猫たちは、今どこかに離散し姿を見かける事はなくなってしまったが、保育園に向かう道すがらたくさんの野良猫たちに出会うのが楽しい。大塚って、いろいろとショボイ街だけど野良猫が平和に暮らしている様はほのぼのと美しくて好きだ。で、この若めの茶虎もいつもの駐車場でいつものように寝そべっていたのでパシャッと撮って、家に戻ってビックリ、1.2.3.4.5...?あ、指が6本ある種類の猫なの?(猫の前足は後ろにもう1本指があるので、都合6本!)。何かの本でフロリダはキーウエストにあるヘミングウェイハウスの猫たちは6本指(前足)だと聞いた事があるが、ぬぬぬ、まさかキミ関係者?今度見つけたら近寄って、もっとしっかり確認してみよう。

5月16日(月)

昨晩飲んだおかげで、朝からダルダルだったが、大人なので定刻出社した。昼間はとにかく飲んだ飲まないに関わらず、仕事に熱が入らず、ボスにあたる人物と会議室にこもって今後についていろいろ折衝したりした。最近思うけど、行動やら何やら自分自身で「大人大人」との発言が多い裏には、自分は子供っぽいという確信が潜んでいる。ただそれは、悪い子供っっぽいではなく、ニッポンに長く暮らす大人が、年と共にただの醜い豚になって行く様を、イヤというほど見せつけられた反動でもある。かってのプレイボーイ火野正平は言ったもんだ。「大人のね、子供っぽさは武器なのよん」って。今や火野氏も56才、うーん高齢化社会は確実に進行している。
この画像は、高齢化社会とは無縁の育ち盛りのお子たち=先日行われた都立病院仲間の同窓会の模様だ。中央、こっちをチラ見して、手に持ったミッフィーの椅子を今にも放り投げようろしているのはニコちゃんだが、遠近法を無視しても、似たような誕生日のお子たちより小柄だ。1人の子なんてもう12キロあるってんだから、けっこうな個人差だ。ちなみに右端でアグラをかいているのは、何を隠そうココアちゃんだったりする。前にも紹介したけれど、ちょっと前までミシュランのビバンダムみたいだったのに、いつの間にかしっかり女の子ちゃんになりました。今度おっちゃんにも抱っこさせてね。

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