4月13日（木）

OH NO! いきなり忙しい。これまでと違って、クリエイティブな仕事をしているので、基本的に無駄なストレスは感じないのだが、いかんせんやることがいっぱいあって時間が足りていない。気を抜けば夜中まで仕事をする業界だから油断は禁物だし、うーん。それにオフィスは渋谷と恵比寿の中間くらい＝並木橋を上がってSUPREMEの先を右に降りた辺り＝に位置していて、それは他の言い方をすれば「代官山」に限りなく近い訳で、何ともおっさーれな高級エリア。実は諸事情によって一番近寄りたくない地域だったはずだが、今となってはもうホンとにどうでもいい。きっと一番の問題は、ランチに金がかかることで、飯田橋時代は外食しても500円なんて定食屋があったが、この地域は1000円は覚悟しなければならない。コンビニでおにぎりでも買って食えばいいのだが、今月は入社したてのホヤホヤなのでコミュニケーションをモットーに行動しているので、毎日誰かと一緒に食べざるをえない。あああ（飯は美味いけど）日々財布が薄く...。
さて、ニコちゃんからお知らせです。「水疱瘡（みずぼうそう）」になりました。保育園で流行っているとは聞いていたが、昨夜辺りから虫に刺されたような赤いポツポツが出現し始め、基本的に元気ではあるのだが、この先1週間は隔離生活が決定。掻きむしってバイキンが入らないよう、爪等を清潔にしケアに努めます。頑張れトドラー！

4月9日（日）

さらに再会は続き、NY時代によく馬鹿騒ぎをしたジャパニーズ旧友たちとも再会。気がつけばみな立派な社会人？としてすっかり日本社会に溶け込んで、日々悶々としながらも奮闘している。自分だってそうだ。一度でもNY暮らしの素晴らしさを体験してしまえば、東京での暮らしぶりなんて窮屈そのもの。普段は口に出す相手もいないけれど、誰もが帰りたくて日本に帰って来た訳ではないから、こうやって集まると「ああまたNYに戻りたい」話で盛り上がる盛り上がる。日常生活では中々思い出す事のないような半ば埋もれかけていた記憶も蘇り、とても良い刺激になるので、この面子とはまた機会があったら会いたい。
で、そんなNYチームのため、とっておきの東京案内を計画していた土曜日だったけど、実に不可思議な天候で絶対どこかで雨に降られそうな気がしたので、電車での行動をキャンセルして車庫からBMWを引っ張り出した。結果として、王子の飛鳥山公園→原宿を経由して自由が丘へ移動中の車内で、予想通り激しい雨の直撃を受けた（良かった！車の中で）。その後、再び大塚に戻ってから渋谷で飲みのため再集合と精力的に動き回る。お子ちゃま含めてへとへとになってしまったが、そんなことは関係ないくらい楽しかったなぁ。バイバイ言うのは寂しいけれど、再見の日まで long time no see, but always be with you です。

4月8日（土）

金曜夜、我が家に旧友来る from Chelsea, New York。最後に会ったのが、02年の10月だから、およそ3年半ぶりの再会である。今回は学校の都合もあり残念ながらデビー（昔のcatcatに度々登場の）は来日出来なかったが、ああもう会った瞬間ニューヨーカー心が沸き立ち、懐かしくって仕方がなかった。しかも、今回はニコちゃんとほとんど同い年の息子も同行。Zenと名付けられたキュートボーイは、聞き分けもお行儀も良いジェントルマンで、初対面だというのにニコが珍しく躊躇無しに一緒に遊んでいた。うふ、男の子もトドラーはみなかわゆいーん。
彼女とは、遡ること1999年のロングアイランドで行われたパーティーで知り合った。当時も今もラルフ・ローレンでデザイナーをしている彼女とは歳も近く、共通の趣味も多かったので、話が合ってあれよあれよと急速に仲良くなった。彼女と仲良くなり、共同でファッションエキジビションをプロデュースした流れで、元々おともだちだった今の奥さんと知り合い結婚したのだから、所謂キューピッド役でもあるのだ。NYと東京に離ればなれになって、お互い忙しく、いい事も悪い事も含めいろんな出来事があったけれど、こうして再会してみれば、やはりフレンドシップというものは距離に左右されるものではないと再認識。これからも末永く付き合って行きましょね。

4月6日（木）

今の会社で働き始めたきっかけは、ともだちの知り合いが紹介してくれたというのと、前職の退職時期との絡みやタイミングなど、複合要素があるのだが、実際の所、面接での社長の話しが「面白そうだから」と言うのが決め手だった。平たく言えば直感で判断しただけ。その会社について事前にいろいろ調べたり、というのはなかったし、調べても何をやっている会社なのかよくわからなかったのもまた事実。
で、今週月曜日から働き始めて、段々とわかってきたことは、クリエイティブ系の制作会社とばかり思っていたら、全然そんなことはなく、実際は高学歴のくせ者若い衆を集めた営業職強化ベンチャー集団であるという事。これ自分にとっては意外で、日が経つにつれ、これまで自分が絶対に所属した事がないようなグループに属しているのが顕著になっている。居心地が悪いとか、そういうレベルじゃなくて、たぶん生まれて初めて経験したり見聞するアレコレが想定外に多いので、戸惑ってしまうのだろう。制作部にしたって、広告代理店が絡んでいる仕事は皆無で、全てが企業との直やり取り。これ普通絶対あり得ない。クライアントが大きな企業であればあるほどあり得ない。。。のに、営業の仕事っぷりや社長らの人脈が成せる業なのか、上司として対応して行かなければならない。がびーん！ までも何とかなるさ。 なるのか？

4月5日（水）

全く異なる環境で新しい仕事を始めたのが3日前。正確にはわからないが、15年振りの正社員という立場で物事を考え適応すべく努力している。初日は多くの面々と自己紹介の挨拶等を交わし、後は入社手続きやらインテルMacのセットアップやら、クリエイティブチームの面々とのヒアリング等に追われ、あっという間に時計の針は20時。ニコちゃんの顔を見られる瀬戸際だったのでまぁ初日はそんなもんだろうと勝手に決めて帰った。2日目は頭痛が酷く朝から憂鬱で、たぶん周りは「すわ、このおっちゃんやめるんちゃいまっか？」みたいにザワザワしていたのかもしれない。夜になってチームの面々が近所の居酒屋で歓迎会を開いてくれ、その頃にはだいぶ復調しまぁ楽しい気持ちになれた。帰りは24時。あまりの激変ぶりや、平均年齢の若さ故、どうやって打ち解けて行ったら良いのか、最初の頃は正直戸惑っていたのだが、今日辺りはだいぶ慣れて来たらしく、居心地は多少良くはなった。でもまだまだ時間は必要だなと感じている。なんせ四十路だ簡単じゃない。昔より確実に適応力は落ちている。
一つ言えるのは、 先々を考えると今が本当に頑張り時ということ。こうやってあっと言う間に新しい常識の荒波に飲み込まれ、徐々に自分を取り戻して行くプロセスは刺激的＆画期的であり、そう、気分はフリーズしてしまったPCを再起動するのにも似ている。がんばって先に進みます。

4月2日（日）

いよいよ明日から、2才1ヵ月も29才2ヵ月も41才10日も揃って新学期がスタートする我が家。特に41才は思い切り環境が変わるのでどうなることやら興味深い。でも、今回はいいmoveになるとの確信がある。転職が決まってから1ヵ月以上あったので、必要な書類やその他モロモロの準備も首尾よく整い、緊張感と共に再びJR山手線に乗っかって渋谷まで通勤することになる。ワナビーズが多いフェイクな街渋谷だからこそ、ハヴダーン初老の経験値に期待して声が掛かったのが今回の転職話の発端であるからして、一日も早く求められている能力を発揮できるようアジャストメントに励むのみ。たぶん、業界だからジェネレーションギャップに大きく苦しむことは少ないだろうし、人付き合いの面でも大阪人が多いので、適当にリードしてもらえると期待するし、何よりも本来やるべきクリエイティブな仕事を遠ざけて来た経緯があるから、環境さえ整えば「モノヲツクル」に関しては何一つ心配する必要はない。まだ始めていないので、不安な部分もなくはないが、それ以上にけっこうワクワクしてたりして。。。では、a brand new, but used to know-world へ行ってきます。

4月1日（土）

昨日はスカッと晴れていたものの肌寒く、まさに花冷えだった東京地方。今日はポカポカ上々のお花見日和で、我が家もこのタイミングにと計画はしていたのだが、ニコちゃんが風邪っぽく熱も高いため早々と断念。何にしても朝10時に歯医者とアポイントメントがあり、うらめしそうに空蝉橋通りの満開の桜を眺めながら、春休みの中高生で賑わうサンシャインへ向かう。1時間ほど診察を受け、晴れて右奥の噛み合わせ微調整と歯石除去を終了。これで何不自由なくムシャムシャ食い散らかしが可能だと思うとワクワクする。
帰りにトイザラスに立ち寄って、病気で外に出られず退屈しているニコちゃんの為に、キティちゃんのお買い物パズルらしきものを購入。本当はマイメロちゃんのぬいぐるみなぞ買ってあげようと思っていたが、クロミちゃんはあってもマイメロは人気があるのかどこにも見当たらなかった。ぬいぐるみもその時々でマイブームがあるみたいで、現在はこれまで見向きもしなかった、キティちゃんとドラえもんを持ち歩いて「寝かしつけ」するのが好きらしい。それだれ？ と尋ねると、口が回らずに「ドザエモン」と答えるところがまた可愛いのだが。とにかく早く風邪治してねムスメさん。