12月14日（水）

この前、駅前の診療所のインフルエンザの予防接種に行った際、ずいぶんと待たされたので、シェルフに置いてあった青年誌（ヤングマガジン）をパラパラと読んでみた。
そもそも、自分に対し「マンガ」を禁止したのが1996年ごろ（よってもう10年近くマンガ本を読んでいない）。海外に暮らしていたこともあり、日本の雑誌を読むのが困難だったし、それよりも何よりも、あまりのバイオレンスさに悪影響を受けたくないというのが主な理由であったような気がする。久しぶりに目を通したマンガ本、そこにはこれでもかと猟奇的な世界が展開されていて、精神異常者や犯罪者を主人公とし、ヒーロー化したストーリーが多数掲載されていた。おいちょっと待て、こんなの容認しちゃうの講談社？と真剣に思った。日本のマンガ文化を１００％否定する側ではないが、その体質やあまりにも質の悪い９０％くらいの作品には警鐘を鳴らさざるを得ない。疑似体験は大いに結構だが、結局そこにあるテーマは、相手がヤクザだろうがなんだろうが、人を傷つけるものであったりしてひじょうにネガティブ極まりないものだ。今の若者、もしくは大人たちがこういった低俗なメディアから悪影響を受け、現実と非現実の境界線が見えなくなり、犯罪を起こすのがいたたまれない。狙われるのあ決まって抵抗力の弱い子どもたちだから余計そう思う。

12月12日（月）

昨晩は、熱の下がらないニコちゃんを看病していたので、実にフーラフラな状態で会社に行った。今日は月曜日で、14時からのミーティングに間に合わせる為に、急ぎで複雑なエクセル資料を作成しなければならず、ああもうけっこうヤバイくらいクラクラだった。夕刻には、2回目の歯医者へ。2回目という事は、問診やレントゲンじゃなく間違いなく削られるので、自然と足取りは重くなったが、女医さんは思いの外技術が高く、歯の奥の方まで削られているにも関わらず、ぜんぜん痛くなかった。これはどういうこと？ドリルの進歩？テクニック？何にしても痛くないのはいい。
で 、その後のニコちゃんだが、会社を休んだ妻と共にお医者に行き、軽い気管支炎と診断されお薬を処方される。夜戻ると徐々に熱も下がり始めたからか、妙にハイパーで可愛かった。先週くらいから、おまるで上手におしっこが出来るようになりつつあり、今日も娘の成長ぶりに眉毛が下がりっぱなしなのでした。明日は完全に熱も下がり、保育園への道すがら野良猫たちを発見できるといいね。

12月11日（日）

あっと言う間に日曜日。流石に師走だけのことはある。既にいろいろとやらなければならないことが押していて、特に海外に発送しなければ間に合わないクリスマスカードの本文がぜーんぜん書けていない。I need more extra time seriously.
さて、更新出来ない週末には、我が家もいろいろありました。まずはたぶん、職場でなんだかんだとうまく行かないことがあって落ち込み、たぶんそれがストレスだったのか、ますます歯が痛み出した、次のアポは明日月曜日、もう少しの辛抱だ頑張らねば。そして、歯が痛くて美味しく食べ物がいただけない週末に、母から電話があり、大阪の叔母よりほっぺが落ちてしまうほど美味しい「あまおう」ブランドの苺が送られて来たので、ぜひ苺フリークのニコちゃんに食べさせたいとのことで、父がわざわざ飯田橋まで持って来てくれた。タッパーを開けてみれば、見事に熟した大粒の真っ赤な宝石がたぶん12個並べてあった。そしてニコちゃんによって次の日までに9個は消化されてしまった。ああ我が子おそろしや。
そして土曜日は天気も良かったので原宿をブラつき、ついでに代々木公園まで足を伸ばした。途中、子どもモデルのエージェンシーにニコちゃんがスカウトされるというハプニングもあったが、だだっぴろい公園はreminds me Central Park in NY で、家族全員とーってもリラックスできたのでした。が、ここからがいけない。部屋に戻るとニコちゃんが39度超の発熱！おまけに自分は原稿の締め切り、クリスマスカードなんて書ける訳ないし、あああとーってもピンチ。今も傍らで苦しそうなニコちゃん、頑張って早く治そうね。

12月7日（水）

これは少し前の画像だが、マンションの目の前の桜並木も例年通りすっかり紅葉し、ハラハラと落ち葉が舞い落ち、ピンサロだらけの通りを少しの間きれいにしてくれる。桜って、春だけじゃなく秋も楽しませてくれるので素晴らしい木だ（ただし、花弁やら落ち葉やら、やたらとゴミを排出する忙しい木ではある）。ニコちゃんも落ち葉を踏んで歩くのが楽しいらしく、サクサワッと突き進んで感じる冬の朝。
落ち葉と言えばもうひとつ、落ち歯だ。この4年間ほど、ただの一度も歯医者の世話になっていない。虫歯になったという自覚がなかったのと、忙しくてプラークチェックにも行けなかったのがその理由。でどうなったかと言うと、今、もの凄く歯が痛い。右下奥歯のブリッジ土台の詰め物は割れ、むき出しになったままだし、これはヤバイぞと久し振りにサンシャインの8Fにある歯医者へ行った。レントゲンを撮り、チェックしてもらうと、かなり多くの歯がCのいくつかで愕然とする。ブリッジの土台も下手すると抜いて、インプランとしなければならないかも...なんて、ああそんな！　これは足繁く通ってもらうしかないですねと断言された。あああああやっぱり放置し過ぎだ。大反省の水曜日.....。

12月6日（火）

よっ！待ってましたファッ様の枕ネタ。今回先生がお選びになったのは、マイ携帯（プレミニ）と、何と爪切りの複合枕。とくもまぁこんな微妙なものにアゴを乗せて落ち着けるもんだと、感心する事しきり。やっぱりキミは凄い猫だよ。
昔、広告代理店系列で働いていた頃以来、男同士でつるまない人生を送っている。芸能界仕事をしていた頃はゲイと仲が良かった時期もあったがそれは除外する。プラス海外に出てからは、ビジネスパートナーがハーフゲイだったので、それもまぁつるんでいたとは言わないことにする。海外生活も途中からは、仲良くなるのは決まって女の子だったし、今でも友情が続いているのは女の子や女の人であるパターンが多い。今現在も、昼の職場でご飯を食べたり普通に喋ったりするのは女の子たちで、わざわざ男同士でつるむことはない。だって女の子の比率が多ければ、自然とそうなるでしょう。ところが、今の職場には、男は男同士でつるまなきゃ！みたいな考えの男たちがいて、飯や休憩はいつも一緒、連ションまでするくらい仲が良い。自分の立場から見ていると、女の子を排除したその居方は実に不自然極まりなく、なぜ同性だけでつるむのかまったく理解できない。逆に、彼らから言わせれば、女の子とごはんを食べたりする自分の居方は不自然なんだと言う。んー。Japanese men stillchauvinism pig is may be truth in 2005.

12月4日（日）

ハーマイオニーとハリーにさりげに挟まてみる。そう、はずみで観てしまったよ、ハリーポッターの最新作。小さなお子さまのいらっしゃる方なら、夫婦揃って映画を見るのがいかに困難かおわかりになるはず。我々も例に漏れず、ニコちゃんが眠った後DVDなんかは観られても、映画館に揃って行くなんて夢のまた夢な日々だった。ところが最近、状況が変わった。実家の近く、車で約10分ほど走った辺りに、今流行の複合映画施設が出来たのだ。実家にはじいじばあばイチローがいるので、ちょっとの時間はニコちゃんの面倒を見てもらえる。オーラッキー！これはもしくすると映画館に行き易くなったかも...。
で、このMOVIXという松竹系のシアター。あまり期待はしていなかったのだが、実際に足を踏み入れてみるとコイツがなかなかいけていて、ちょっと田舎にあるのでけっこうガラガラな上、最新設備で観賞状況very good だったのだ。しかも、その造りは昔足繁く通った、NYはクイーンズにある映画館にそっくりで、郷愁さへ感じてしまう我々だった。映画自体はエンタテインメントの観点でとってもよく出来ていて、実に良い気分転換となった。ああ、あたりまえだけどやっぱり映画は映画館で観るに限るね。

12月3日（土）

ニコちゃんは、なんだかんだと実家の犬「イチロー」が大好きらしい。最初の頃はお互い赤ちゃんだったから、加減がわからずついつい押し過ぎたり噛み過ぎたりで、結果的に遠巻きにするしかなかったのだが、最近になって居心地の良い間合いを発見したらしく、一緒にいい感じに遊べるようになった、ウチでは、どちらかと言うと受け身な猫兄弟たちと日々接しているので、ニコちゃんが一方的にちょっかいを出して終わりのパターンだが、相手が犬の場合、ちょっかいを出すと思った以上のリアクションがあるのが新鮮なようだ。食べ物は差し出せば大体食べてくれるし、ボールを投げれば拾って戻ってくるし、予想外にいきなり自分から近寄って来てペロペロなめたりする。イチローはイチローで食べ物をくれる、同じくらいの体高の小さな人間のことが嫌いなわけがない。今日もことあるごとに「イチヨは？」と聞いて来るニコちゃん。実家に帰るのが楽しみな今日この頃。

12月1日（木）

師走です。今年も既に忙しくなりそうな気配あり、忘年会やらクリスマスカードの制作から投函、年末進行締め切りやら、面倒くさそうなこと目白押しだ。今年のここまでを振り返っても、何某に翻弄されることが非常に多かったので、たぶん最後の月も例に漏れずブンブン振り回されそう。いつもこの時期になると来年はどういう年になるのか占うものだが、個人的にはもうなんだか先のことなんて占えない。4年住んだ部屋を移らなければならないことだけは決定しているので、住環境に大きな変化が出るのは確実。ここには様々な選択肢があるようだが、たぶん消去法で突き詰めていくと、意外と何も選べないような気がする。
ひとつはニコちゃん、ひとつは猫兄弟。この２つのファクトが存在する限り、引越しできる場所や方法など限られている。少々の頭金を貯めて、中古のマンションを買ってしまう手もある。確かにローンでの支払額を考えると、東京などでは家賃よりも遥かに安く済むのは事実。ローンを組めるかどうかの問題はまた別に存在するが、最近はフリーターも多いので、探せば誰かは貸してくれるかもしれない。でも、どうなるかまったくわかりません。