1月29日（日）

ここ最近の我が家は、珍しくも計画的にモノを運ぼうとの考えがあり、今年の夏に確実に発生する一大イベント「引っ越し」の準備に早くも突入している。と言っても、既に荷造り始めましたとかそういうんじゃなくって、自分も妻も子連れでの引っ越しが初めてだからして、現実を見つめ直し、近未来に起こりうるよしなしごとに対応出来るよう、ベストなチョイスを行えるよう研究中なのだ。もちろん、WEBを活用して、物件情報を集めて相場を探り、天気が良ければ候補に上がった土地の不動産屋まで出向いて、活きた土地情報を集めたりする。保育園はどうするのか、現状維持しつつ近所でいいところはないのか、思い切り郊外に越した方がニコちゃんのためになるのか、それ以前に子＆ペット連れの我々に適した物件は供給されるのか...考え始めるとホントきりがない（...でも楽しい）。
先日も千代田線の終点にある「足立区綾瀬」まで家族揃ってロケハンに行ったのだが、多少下調べと違った面もあり、候補地順位が一つ下がってしまい複雑。ニコちゃんはそんなことはお構い無しに、寒さにも負けず、東綾瀬公園で滑り台を何度も何度も滑ってご満悦だった。果たしてどうなることやら。

1月24日（火）

コイは相変わらず、兄猫ファファと仲が悪い。コタツの上で、ファファが気持ち良さそうに寛いでいると、遠くからわざわざやってきてその場所を横取りし誇らしげ。しばらく経つと、何の躊躇も未練もなく別の場所に移り、またファファがどこかで寛いでいると邪魔しに行く。本当はそのもの自体に興味はないんだね。奪うことこそ生き甲斐なんだね。ん、これまさに問題のホ●エモン流じゃないか！今となっては、東京拘置所スーフリの隣独房で冷や飯を食わされているらしい彼の真似なんかしないでおくれ。
年が明けて、どうやら自分は厄年（男の42大厄年）らしく、細木数子系の占いでも、今年は運勢が悪いらしい。が、今の所、昨年と比べても精神的にとっても晴れ晴れとクリアな感じがしていて、うーんどうしても悪い気がしないのだ。元々敬虔な仏教／神道プラクティスでもないので、このままお祓いなんか行かないで、2006年を乗り切ろうかな。I believe in myself.

1月23日（月）

哀れかな、時価総額8000億円錬金術師たちよ。金で心は買えると豪語していた今や容疑者の若い取締役のみなさまだが、錬金はあくまで読んで字の如く金を生む術であり、心は決して育まないよねー。錬金だって何でもありでちゃんとやってないから、ルール違反と判断されて捕まっちゃう。改めてギラギラした取り巻きたちの顔を見ると、15年前のバブル期によく目にしたタイプのならず者たちを思い起こさせる。いやいやああはなりたくないもんだと直感的に思う。
あの頃、まだ小僧だった今のIT長者と呼ばれる人たちは、「時代の寵児だ」なんてもてはやされたバブリーな人々と、やってることは大して違わないという現実に気づいているのだろうか。あの時、バブルが弾けて多くの人々が、ようやく我にかえり、多くを失ってみて初めてやっぱり金がすべてじゃなかったんだって気づかされたはずだ。バブル後、一部は燃え尽き症候群から抜け出せず夢見がちに無気力な人生を送ったり、二度と同じ轍は踏まないと心に誓って平々凡々とした人生を送ったりで今に至るわけだが、現代の錬金術師たちの生き様を見ていると、何をそんなに生き急いでんのかねとつくづく思う。ホンと、マスコミやら世間一般による旗色悪くなってからの、手の平を返したような一斉攻撃を見ていると、あの頃のフラッシュバックを見ているようだ。心ないみなさま、心の底から御愁傷様です...チーン！。

1月22日（日）

最近の東京は滅多に雨が降らないので、これだけまとまって雪が降るとちょっと驚く。カラカラ過ぎるので湿度が高くなって嬉しい反面、坂道の多い街に住む身としては、凍結したアスファルトで滑って怪我をする確率も上がり複雑だ。現に、今朝、なぜだが9時に歯医者のアポイントメントがあって、通い慣れた道＝ウチからは坂道を上がって、山手線を越えるコース＝を通って、サンシャインまで向かったのだが、道中どこもかしこもツルツルで、数え切れないほど転びそうになった。初老だが運動神経は良いので、転ぶことなんでレアだからして、けっこう緊張を強いられた20分だった。都会の雪って、こういうところが面倒。
さて、まだ子持ちになる前に、ステレオタイプな子持ちの親を見て訝しがっていたことがある。それは、ちゃんと名前がある大人同士が結婚して暮らしているだけなのに、どうして互いを「パパ」とか「ママ」とか呼び合ったりするのかと言うこと。名前で呼び合えばいいのに、気持ち悪いなぁとずっと思っていた。でも...今、わかった。どうしてみなそういう気持ち悪い呼び合い方をするのかが。だって、オレとかヒロシさんとか妻の名前とかで呼び合っていると、言葉を覚え始めの娘さんがそれ真似して「オレは...」とか「ヒロシ...」とかで呼んで来るからだ。仕方なく「パパはママとね」とか「ママあれ取ってあげて」とか使う羽目になる。こんな単純なこと、なんで今まで気づかなかったんだろうパパ！

1月20日（金）

今週の我が家はショーン・ペン週間につき、つい先ほどまで暗くどんより「ミスティックリバー」を観賞。これでペンさんオスカーを獲得したわけだが、切れ系のその演技、確かに他の追随を許さないほど痛く激しく迫力ありました。でも自分とは倫理観が違い過ぎる世界と主人公はキライ。アメリカに長いこと暮らしていたからよくわかるのだけど、この映画に出て来るような人たちはどこにでも普通に生息していて、それでいて裏の顔を持ってたりして、一歩踏み込むと例えは古いかもしれないが、どいつもこいつもツインピークスなのが真のアメリカの姿だ。本当は見ちゃいけないのだ。本当の姿は隠し通さなければならないのだ。
先頃、 アルジャジーラでビンラディンによる米国攻撃を呼びかける肉声が放映されたらしいが、実際のところ、人気没落の大統領の支持率を上げる為だけに意図的に流されたのではと思ってしまう。そもそもビンラディンって誰？そんな人物どこにいるのさ？誰か見たことあるの？ あああもうアメリカって信用ならない！と、話がそれた所で今日は寝ます。明日は雪だし.....。

1月19日（木）

ネットでニュースを流し読みしていたら「食育計画案」に関する記事があり、もちろん目に留まる。読んでみてハテ？世の中の人々はそんなに朝飯を食わないのかと驚くことしきり。20歳代で30％、30歳代で23％、小学5年生で4％.....うーん、1日に3回しか食事機会がないってのに、朝起きて何も食べないなんて、絶対あり得ないぞウチの場合は。食育自体は子を持つ親なら誰でも身近な言葉だし、きちんと規則正しい食生活を送ることが、健全な肉体と精神の育成に必要不可欠なことくらい半ば常識のはず。でも、最近の日本人は食べない。結婚もしない。子どもだって作らない。そして、まともに働かない＝こりゃ間違いなく滅びるね、近い将来。
今日は、ガッチリしまったFine Movie「ザ・インタープリター」をTSUTAYAの水曜190円レンタルで観た。ショーン・ペンだからやっぱり重たいのかなぁなんて思ったら、案の定シチュエーションは重たかったが、彼の演技自体は抑えめであまり肩が凝らなかった。やっぱり映画ってフュージョンだ。ありとあらゆるファクトやら材料やらが絶妙にブレンドされてこそ初めて秀作となるのだ。この映画は、 まさにバランスのとれた大人の映画だし、ハリウッドものにしては珍しく馬鹿みたいなハッピーエンドじゃないし、とってもリアルな作りで最後まで結構ハラハラできました。今日はいい感じで眠れそう。

1月17日（火）

今どきのみんなが気にするホリエモンってなんだろう。個人的には、あまり好きなタイプの人間ではないので、チラチラ耳にするニュースもあまり深い所まで届かないのだが、ライブドアの地図ページ（航空写真地図）だけはたまに使って便利だなと思ったりもする。そんなもんだ。株を売買するわけでもないし、乙部さんを含めてTVを喜んで観るわけもないし、もともと関係のない世界の人たちだし、根っから怪しいし、今更ネガティブな一件を引っ張り出して大騒ぎした所で、何も変わりゃしないじゃないか。だから、本当にもうどうでもいいとしか言いようがないので、昼の仕事で隣に座っている人たちよ、この話題で盛り上がるのはどうかやめてください。うるさいよ。

1月16日（月）

昨今、少子化に歯止めをかけるため、関連法を整備しようという動きが盛んにニュースとなっているが遅すぎるってばさー。今あるお子関係の法律のほとんどは、戦後間もない頃に制定・施行されたものが多いというから驚きだ。お願いだから真面目に現代風にアレンジしてください自民党のみなさん。
法案に限らず、日々の生活においても子連れで外食しようとすると、日本ってもっと他の根本部分で子育てし辛いなぁとしみじみ思う。まずはタバコ。どこのレストランもいまだに喫煙OKで、きちんとしたところ以外、分煙対策さえも取られていない。小さいレストランなんてなおさらだ。それよりも何よりも、赤ちゃんの前で平気でプカプカ煙草を吸う親が多いのには驚かされる。ちょっとその煙、あなたの赤ちゃんも隣の席の赤ちゃんもpassive smokingしてますよ＝大人TPO教育が絶対必要。吸うなとは言わないが、わきまえてと言いたい。それから、ハイチェアやブースター....ないところ多いです。テーブルが高すぎるとそりゃ赤ちゃんだって食べ辛いに決まってるじゃないかい。さらに、もっと基本的なところで、赤ちゃんを連れて行けるレストランや場所が少な過ぎる。仮に無理やり連れて行っても、ちょっと騒いだら白い目で見られ煙たがられるし、居心地悪いったらありゃしない。あああ、こういう部分ではNY(アメリカ）やヨーロッパは断然先進国なのだった。