9月13日（水）

肌寒い。昼間に表を歩いていた時に、舗道のアスファルトの隙間に群生しているクローバーに、冷たい雨水が滴っている様を見て、不思議なことに悲しい思いの塊みたいなモノが脳裏＋こころの奥底に蘇って来た。間違いなく素敵な出来事に付随している塊ではないっぽいのだが、何時何時何処のものなのか特定出来ないので歯痒い。思いから受ける印象は＝終わりのない悲しく孤独で寒い世界。たぶん、長い間オートマティカリー封印してきた、離婚後にロンドンかパリで途方に暮れて疎外感を味わっていた時のものか、もしくは、D通時代に徹夜を繰り返し、半分酩酊状態の朝方に薄明るい街を徘徊した時に、同じように朝露に濡れたクローバーを見たのか、うーんやはり特定できない。家に戻ってからも、その思いの塊みたいなものは脳裏に陣取ってしまっていて、とても憂鬱な気分に陥ってしまった。だから、飛び切り明るい画像をここに貼って、セルフ励ましに努めたいと思う。カンガルーセイズ「ガンバレー！」、カンガルーの赤ちゃんセイズ「パパガンバレー！」Yes, I will be back as soon as I can, but not now. I think I need some more time to think about things that include my dad's death, especially related a lot of incidents such as job, prospect, protcol, and opinion. There is uneasy feelings surrounding my life environment these days. I try to omit it every day. It is not only feelings but also real things I have to face it. Anyway, I have to go to bed. Good night.

9月12日（火）

今日はいくつかアポイントメントが入っていて、雨模様の中、スーツを着て飯田橋やメトロポリタンまで出掛けた。相変わらず日本社会はいろいろとキビチイのだが、まぁね、なるようにしかきっとならないのだろうけれど、みんな、学歴とかスキルとかキャリアばかりに囚われないで、もう少しその「人」を見て欲しいと切に思う。階級格差は確実に進行し、近い将来今以上に両極化が如実になり、居心地の悪い社会になるのは避けられそうもない。その時代に本来働き盛りの年代を迎え、しかも家族を抱えてのチャレンジは続くのだ。でも、そうそう悪い話ばかり続かないのも世の常だから、辛抱辛抱。
昨日のTVでは、先頃亡くなったABCの有名アンカーマンだったピーター・ジェニングスの特集をやっていたが、911を境にアメリカのジャーナリズムは確実に麻痺し始めたと自分も思う。これは見聞ではなく、実際に住んでいたからよくわかる。アメリカに限らず、世界的にもその傾向は顕著で、今やジャーナリズムから信念が消えてしまっている。その時々の権力や風潮、世論やらに簡単につぶされたり流されたり歪曲されたり頼りない。昔から、日本のジャーナリズムは成立していないとの持論なので、今更言いたい事もないのだが、帰国して4年が経ち観察を続けていると、心の底から情けなくなる。視聴率とか発行部数とかアクセス数とか、そんなものを延ばす為だけに展開される、信念のない風見鶏的な報道の繰り返しは、迷える若者たちを増々混迷させ、不安定なモンスターの出現を加速度的に助長する原因となっている。blogだってちょっと反対意見を表明すれば、簡単に炎上する。なかなか言いたい事の言い辛い窮屈な世の中になってきたね。

9月11日（月）

あれから5年。ワールドトレードセンターがこの世から消え去り、多くの尊い命が犠牲になり、州兵をポーンのように無駄死にさせる利権獲得戦争が大々的に始まり、最初からいるのかどうかさえ怪しいビンラディンやザワヒリは未だ捕まらず、捕まったフセインの国には大量破壊兵器等など存在せず、次はイランだ北朝鮮だ、イスラエルは何となく見捨てられたのか？？？　グラウンドゼロでは当初の勢いは失せて、未だ超高層ビルは建設されていない。追悼式典は行われているが、見ていてどうも虚しい。説得力が年々乏しくなるのは、戦争を巻き起こし引き延ばしている自国が原因なのは言うまでもない。アメリカは気が着けば世界の嫌われ者として定着し、ブッシュもチェイニーもラムズフェルドも、もうやることはやったから少しは大人しくしてるかといった感じだし、ブレアも近い将来の退陣を表明し、小泉の純ちゃんももうすぐ表舞台からいなくなる。
日本人はこの日をすっかり忘れている人が多い、今日のニュースソースを見てみても、911に関する話題はとても少ない。それは、平和ボケしたこの国では仕方のない事だとは思う。自分はどうかと言うと、あの場に実際居たからしっかりPTSDに冒されていて、ユナイテッドがビルに飛び込む映像等を何気に見てしまうと、その瞬間体全体が凍り付き、実体験に基づいたリアルな記憶（含むニオイ）がフラッシュバックし、恐怖が蘇り冷や汗が出る。。。それよりも何よりも、人生観を変えるに十分だったイベントで、最も痛切に感じたモノゴトのプライオリティ序列を、帰国後もかたくなに守り続けているのだが、日本社会はなかなか手強く手厳しく、決してうまくいっているとは言い難い。気がつけば41になっていて、娘ももうすぐ2才8ヵ月になろうとしている。でも、911を境にした自分の決断や行動には誇りを持っている。人間として、しっかり真っ直ぐ生きている点に関しては胸を張るぞ。時流からは外れた、金や名誉や地位とは無縁の生き方かもしれないけれど、すべてが無に帰すその時まで、しっかり全うすべくgoes on。

9月9日（土）

ここのところ週末はほぼ実家に戻っているのだが、ニコちゃんをどこかに連れて行こうにも、埼玉県南西部はレジャーという言葉とは無縁の地らしく、本当にまったくもう行く所がない。先週末等は、馬鹿の一つ覚えみたいにTDK（東武動物公園）に行き、暑い中、散々歩き回ってクタクタになってしまった。楽しかったけど遠いし、お金もかかるし（入場料1500円！）もっと近くになんかないのー！という訳で、よくよく調べてみたら、お隣の川口市に「グリーンセンター」というのがあって、ウチからだと外角環状線の下の道を車で20分ほどで到着出来そうだったので早速行ってみた。
この日も恐ろしいほど蒸し暑かったのだが、実はとても楽しめました。たぶんもう少し涼しければもっと楽しめたに違いないのだが、児童遊園の充実振りといったら特筆に値する。とにかく遊具が豊富で、とくに滑り台系が充実。30メートルはあろうかというながーい台や、斜面を利用して作られたラクダのこぶ状の台、はたまたプールのスライダーみたいな台と、ニコちゃんもご満悦。たぶん近い週末に、再び300円払って入場すること間違いなし。きっとニコちゃんも荒川遊園のモルモットをなでなでしている場合ではない。

9月7日（木）

もうすぐあの日だ。自分の住んでいた街一番の背の高いビルに飛行機が突っ込んで、大きな火の玉が上がってビルが崩壊してしまう様と、戦時中の様相を呈したその後の大混乱を体験し始めたあの日がやってくる。いつもこの日を節目に、果たして世界は平和になっただろうかと問いただしてみる。これまで4回その機会はあったが、5回目の今回も例年通り増々右肩下がりで悪化していると言わざるを得ない。世界は、あらゆる点で麻痺し、周りを巻き込んで不幸にしている人々と、信念に基づきマジメに生きて考えて行動して、結果損をする人々に両極化している。自分は、もちろん後者に属する。でもねー何があっても信念は揺らいでないよ。
さて、今週は住処とするマンションに工事が入っていて、何と朝9時から夕方5時まで取水＆排水をすることが出来ない状態。1日ほど我慢して生活してみたが、その理由が下痢で保育園をおやすみしたニコちゃんとの共同生活だったので、ハッキリ野原でキャンプしているより辛かった。トイレ流せないなんて、ちょっと無理ですな。そして昨日からは工事関係者が部屋に出入りし、キッチンの壁に大穴を開け、排水管を交換したりの大騒ぎとなっている。ので、猫兄弟と共に実家に避難していた。しかし、明日は朝からアポイントメントが入っているので、一旦部屋に戻ると、なんだか部屋中ザラッとした感じで居心地悪く妙なくしゃみがたくさん出た。一刻も早く終わってくれないかな。

9月3日（日）

画像は、お盆に群馬に帰った時に義妹やら親戚の子やらとミにSLに乗ってる図。ポーッ！ なんだか間抜けですね。めでたいはずの2才の誕生日に大熱を出してからは、病気らしい病気の一つもせず実にエライ我が娘（ムスっとしている子）だが、実は先週、いつもの公園にあるいつもの滑り台で、頭から真っ逆さまに落下しエライ目に遭っていらっしゃいます。幸い大事には至らずホッと胸を撫で下ろした訳だが、監督者はゴメンナサイ自分でした。。。でもね、落下した時、よそ見していたしていたとかそういうんじゃなくって、ニコちゃんの命令に従って、一緒に滑ろうとして、滑り台の上にのぼった矢先の出来事だったので、どうすることも出来なかった。ああ本当に気をつけなければいけない。油断してはいけない。ニコちゃんはと言うと、滑り台から落下して、おでこをちょっと擦りむき、口の中を2箇所ほど切ってしまい、医者は「こりゃしばらくは固いモノは食べられないかもね」なんて診断だったのだが、その日の晩からいつも通りの夕食をムシャムシャお取りになっていらっしゃいました。流石だ！　なんだかんだと逞しく育ってくれているようで、アクシデントはあったけれど、パパちょっと嬉しいです。でも気をつけようね。

9月1日（金）

3週間のご無沙汰です。この8月は、とにかくいろんなことがたくさん重なって、なかなか落ち着いてMacの前に座る事が難しい日々だった。父の葬儀が一段落してからは、妻のおばあちゃん家（群馬）に戻ったり、その帰りに関越で恐ろしい渋滞に巻き込まれたり、相変わらず大塚とさいたまの実家を行ったり来たり、事情があり専業主婦をしたり、突然テレビが壊れたり、香典をくれたHRMちゃんとごはん食べたり、母に新しいPCやデジカメを購入したり、49日法要の手配をしたり、お墓巡りをしたり、イチロウを散歩させたり、とどめにニコちゃんが滑り台から落下して怪我したりと、けっこう慌ただしくしていました。そして、今日もこれからすぐに実家に戻らねばならず、ああ、ちゃんと落ち着いて文章を書く環境におりまっしぇん。なので、またたぶん日曜日にいろいろと書きます。アディオースアミーゴス＆アミーチ！