......本当の発売は1月18日です。先に連動ウエブサイトをお楽しみ下さい



 

1月15日(火)

今まさにこんな心境…吠えている…何に対してかというと、出来上がってきた自分の本に対してだ。あまりの質の悪さに心の底から怒っている。出版というものは一種の総合芸術で、制作過程には多くの専門スタッフが関わっている。多くの才能が集結して凌ぎを削りあって切磋琢磨されクオリティの高い作品が生まれるのが理想的な形だ。が、スタッフの中に1人でも志の低い人間が混じっていると、誰がどんなに頑張ったって全体的な高品質は望めない。つまり清水の中に泥水一滴の法則で、残念ながら今回はまさにそういった形となってしまった。結論から言うと、ドリアンである。ドリアンをご存知だろうか? とげとげゴツゴツでくっちゃーいあのフルーツの王様だ…まさにあんな感じの仕上がりとなってしまったのだ。見てくれは最悪に悪いしニオイもどう考えてもガス漏れ状態だ…でも一度でも口にすればきっと虜になるに違いない…ポジティブに考えるとそうなる。だけどいったいどれだけの人が書店でわざわざドリアンを選ぶだろうか? その確率は非常に低い。冷静に言うとまずカバーが「昭和一桁」である。それほどダサイ。これは著者が言うのだから間違いない。「もともとカバーを取り外して持ち歩くように設計されているんです」と言うつもりだったが、見本が届いてカバーを外してみると中も最悪だった…それだけじゃない、製本がなってなかった…読めることは読めるが、マージン取りが甘いため読んでいて息苦しい。著者が言うんだから間違いない。きっと猫兄弟の読者のみなさまの中にも購入して下さる素敵な方がいらっしゃるに違いないので、今から謝っておきます。「せっかく買ってくれたのに読みづらくてゴメン」。でも1回読み始めれば味(内容+写真)は保証するのでどうかお許しを…ああもーほんとにまいったまいった。

1月14日(月)

才能というものは適材適所(とタイミング)で使わなければ、正しく開花しない代物だ。全然関係ないフィールドで発揮しても、まわりの誰もが気付かなかったりで評価されない…これは虚しい。才能というものは実にトリッキーで時にややこしい。自分では才能がないと思って半ば諦めていたことを、何かの弾みでやってみたら実は物凄く良かったりもする。思わぬ事、これまでやったことのない事…そういう機会に恵まれているかどうかは人間にとって意外と重要なエレメントだ。で、逆に「機会」を提供できる立場にいる人は、もっともっと提供し続ける必要があると常々思っているので、自分も今回提供します。
最近始めた「NY生活ギリギリガイド(上記バナーを参照)」の連動ウェブサイト「トラブルコ.コム」では、月イチ連載という形で「思わぬ形で自分の連載ページをやってみたい人」を募集中。最低限インターネットにつながりEメールのできるコンピュータを持っていることが条件。連載では自らの企画に基づいて「自分のやりたいこと・表現したいこと」を自由(ある程度の制約はあります※)やっていただきたい。「はじめてこわいはせかいのじょうしき」だけど、「はじめのいっぽは don't be hesitate.」でやったもん勝ち。既に何人かの「はじめてホームページ」制作者がページを立ち上げたので、まずは www.toraburuko.com でチェックしてね。

※制約:ニューヨーク、海外旅行、旅、トラブルシューティングに何らかの形で関係のある企画を募集します。

1月13日(日)

妻の友人の旦那がビデオインスタレーションアーティストの Nov Narumi という人で、ソーホーの立派なギャラリーでのオープンニングパーティのインビを頂いたのでテクテクと出掛けてみた。うーんさすがソーホーのギャラリー、馴染みのあるウイリアムズバーグあたりのそれとは違って、実に洗練された空間に贅沢に小さなモニターと小さめサイズのインスタレーションがしてある構成だった…むむむ何ともったいない! そう思ったのは自分だけではあるまい、ほとんどのアーティストが広い場所を求めてさまよい歩くニューヨークの実情であるからして贅沢な話だ。…いずれにせよ普段あまりお目にかかることのない種類の人々が大勢来ていて、ある意味面白かった。南アフリカ、東欧系…年齢層も高くちゃんとした身なりの人が多かったのも特徴だ。で、Nov氏のインスタレーションはその名も「Dog Cam」で、犬の頭に小さなカメラをくっつけて世界各地で撮影した映像作品。これがコンセプチュアルで実に面白い。地域、犬の種類(猟犬、牧羊犬、野良犬)、性格、縄張り=行動形態などによって映るものが異なり、単に犬の視点で云々というよりも、そんな気がじゃなかったのについつい犬の私的な(プライバシー)部分に踏み込んだような気がして、けっこうドッキリ…。ロンドンの野良犬はホームレスのブランケットやら草むらのゴミを漁り、ニュージーランドの牧羊犬は献身的に羊を追い立てていた。興味がある方はこちらまで。 Artists Space:38 Greene St. 3F Tel 212.226.3970 http://www.artistsspace.org

1月12日(土)

本日よりバナー登場。いよいよ来週末に著書が発売となるので、ここに宣伝させて頂きます。とにかく手っとり早いのは連動ウェブサイト「www.toraburuko.com」を見てもらうこと。ぜひぜひ発売前にこの本の独特な雰囲気をお楽しみ下さい。見た目は昭和一桁並にクラシックだけど、中身はうって変わってモダーンで革命的。面白そうだな…と感じたら Don't be hesitate, 書店にGO! それも面倒な方は出版社のウェブサイトで先行予約も受け付けています、でもねー猫兄弟読者のみなさまは、やっぱり書店で買って追加注文が来るように草の根運動にご協力下さいまし。
さて、相変わらずテナント探しが難航している1月のニューヨーク…何人もの女の子が「部屋を見せて下さい」と言っては現れず、たとえ現れても「気に入りました、明日電話します…」と言ったきり連絡がつかなかったりを繰り返してきたが、ここへ来てようやく決まりそうな気配濃厚である…が、これもまだ100%ハッキリ決まった訳じゃない。一昨日も書いたがコミュニケーションがいまひとつスムーズではなく、なんだかつかみどころがないのが原因だ…はやいとこ終わらせたい。
先日、友人のプエルトリ子あらためB子が、録り貯めた「クセのあるテレビ番組」ビデオを送ってくれた。さっそくローディングすると、昔一緒に働いていた安斎さん監修の「空耳アワー」のスペシャル特番…もーなつかしいやらで大笑い。ちょっと下品すぎるののがタマに傷だが久しぶりに笑いのツボを刺激されてしまった。さらにBS2でやっていたらしい細野晴臣デビュー30周年記念番組もなかなか濃かった。久しぶりに見る数々の大物ミュージシャンの方々は、どなたも一様におじさんやおばさんやおじいさんになっていた。そりゃそうだここ10年間まともに顔見てないもんね。中でもけっこうビックリしたのがシーナ&ロケッツの椎名姉御のどうしようもないしゃがれ声…いったいどーしちゃったわけ?

1月11日(金)

オーサンクゴッドイッツフライデー! 早いもので同時多発テロから4カ月経過した。相変わらず空爆は続いているが、オマル師やら何とかラーディンは捕まっていないし、アル・カーイダも壊滅されていないし、中東もカシミールも予断を許さぬ状況だし、北朝鮮は工作船とやらを日本海に送り込んでいて何かしていたりと不安定な状態が続いている。炭疽菌騒ぎは収束の兆しを見せているが、犯人は捕まっていないし、いつまた同じような封筒が送られて来るか誰にもわからない。ニューヨークは表面上は以前のような佇まいを見せているが、観光客数の激減などが及ぼす長期的な影響が懸念されている。テロ後の円安はますます加速し、自分のように円を稼いでいる者にとってはなかなかシビアな状況となっている。また、グラウンド・ゼロには見学者用のデッキが設置され、今や観光客にとって「聖地」化し、長い行列が絶えることはない。要約すると、あれから4カ月経ったけど、何ひとつ解決されていないし、いまだ現在進行形である。
4カ月前の今日、朝8時48分に世界中の人々を震撼させるに十分な惨劇がニューヨークでスタートして、わずか2時間の間に今までのあたりまえがあたりまえでなくなった。この街に住んでいると、目に見えて劇的にモノゴトが変化したのがわかるけど、じゃあ他の国や地域ではどうだろうと思うと、やはり日本などではあっと言う間に「それ」は過去のこととして記憶の彼方に葬り去られ、ワールドカップのフーリガン対策の方が現実的に大問題だったりする…そんなもんだ。でも、世界は確実に変わりつつあって、今はきっと身の回りのそういう下世話なモノゴトに振り回されずに、自分がいったいどういう流れに乗っかっているのかをちゃんと認識しておくことが重要だと感じる。WTCが忽然と消え去る時代となった2002年、まだまだこの先あっと驚くようなことが起こるだろうから、その時に備えておくことも重要だろう。We shall overcome は自分の内面に対峙する時に有効なスローガン、みなさまどうか冷静に対処しましょう。

1月10日(木)

コンピュータデスクの前からリビングルームにふと目をやると、コイがグルーミングの途中に何かが気になったらしく、座ったまま片足あげてフリーズしていた。最近海苔ばかり食べるからかなかなか丸々と肥えつつあるコイは、以前にも増してもさもさしこの季節だっこに最適でよろしい。
さて、スタインウェイのテナント探しのために、普段あまり接することのない二十歳くらいの日本人の女の子や、こっちでバリバリ働いている気の強い女の人(は誰もが苦手)に接する機会が多いこの頃だが、どちらもタフでいろいろ大変だ。まずは前者…まるで身体の一部が発泡スチロールかなにかでできているのではないかと思いたくなるほど、決定的にアンバランスで戸惑うことが多い。一見タフそうだけどそのタフさは我々の認識する、たとえば初対面の人間同士が感じる「アイス」なタフさではなく、あくまでも人間が犬や猫などに接する時に感じる類のタフさに似ている。共通言語を持つ彼女たちとの間に意思の疎通はあるものの、曖昧であやふやな状態しか得られずジレンマを覚える。それはジェネレーションギャップとかそういうものではなくて、コミュニケーションの形態が決定的に異なるのが原因なのだが、実際会って話をしても、即レスしないEメールがリアルタイムでメールボックスに限りなくたまっていくような感覚、つまりプライベートとソーシャライズの間にあらかじめ独特に設定された距離感のおかげで「感触」を得るのが難しいのだ(言ってることがよくわかりませんか? Don't worry, so do I.)。一方ニューヨークでバリバリやっている人は、尖ったナイフのようにアグレッシブなので言葉尻に気をつけないと、簡単に揚げ足を取られるのでビクビクで気を使う…つまりああどっちもどっち。早いとこ適切なテナントを見つけなければ無駄にエネルギーを消費してしまう…。

1月9日(水)

よくよく考えれば早いもので、今年で海外生活9年目になってしまった。9年だ…決して短い期間ではない…実感として一体いつの間にそんなに時間が経ってしまったのだというのが正直なところ。その出発点となった1994年の冬に、パリのボージュ広場にある座り心地のいいベンチで半分途方に暮れながら人生について思いを巡らしていた時、まさか自分が9年後にニューヨークに住んで本を書いたりウェブサイトをデザインしたりアパートを管理したりして生計を立てているなんてアイデアはなかった。とにかくきっかけは何であれ、外に飛び出そうという人にはある程度の決意やら覚悟というものが備わっていてこそ初めて多くの矛盾点に打ち勝って海外生活を続けることができると思うのだが、自分の場合…スタート地点があまりにも混乱しすぎていたので、いまだに「なぜ海外生活しているの?」という確固たる理由が見あたらない。今あるのはすべて後付でくっつけたものに他ならない。日本がキライだった訳じゃ決してない。最終的に代々木の庭付き一戸建てに住んでいたけど、そこの暮らしぶりに不満はなかったし、紺色のイタリアンスポーツカーも3匹の飼い猫も愛していた。それに、きっと近い将来、ゴタゴタが片づいたら日本に戻るつもりでいたからこそ、大した荷物も持たずに飛び出した。結局今もその延長線上にいるわけで、ニューヨークに住んでいるけれど決して根付いているわけではない。長く暮らしたために既に多くのしがらみや制約が発生してしまっているが、明日帰りなさいと言われれば帰っても構わない心づもりでいる。でもこれが帰れない…それが人生面白いところ。ねーファファ。

1月8日(火)

雪は積もらなかったものの、冷え込みは厳しく今朝は気温が氷点下8度まで下がった。と言うのに我が家のロフトベッドは今日も灼熱で、なんとTシャツに布団無しで寝ている。これが健康にいいことなのかどうか定かではないが、日本家屋の冬の寒さを考えればとても幸せなことに違いない…そうですよね?
サンフランシスコでは恒例のMacExpoが行われ、iMacの新しいラインナップが発表された。なぜここにその画像を勝手に貼り付けるのかと言えば、欲しくて欲しくてたまらないからだ。たかがコンピュータであるが、いちお「まいにちつかうもの」であるからして、この形状(まるでライトスタンド)はかなり魅力的である。机の上にこれが乗っかていることを想像するとワクワクする。基調講演でCEOスティーブ・ジョブズ氏は今後10年間を考えた新しい形状と自信満々に語っていた。前回CUBE型のコンピュータがこけたので丸みを帯びた形状には懲りたのかなと思っていたが、どっこい思い切り丸かった…やっぱりアップルって凄く無茶で独創的だ。性能的にも1年前の5,000ドルはするコンピュータに引けをとらないどころか、むしろ優れていたりする。くっついてくるソフトウェアもパーフェクトなのに、お値段据え置きなんて許せない。自分が使っている2年半落ちのG4なんて今やiMacにも思い切り劣る時代になってしまったと思うとショックでもある…iMovie 2もバージョンアップされずに相変わらず付属してくるので、これで本体の売り上げが伸びて、MacintoshでDV編集をする人が増えて、結果的に著書が売れて、印税がガポガポ入ってくれば言うことなし…なんてね。

1月7日(月)

朝起きてみると一面の…雨だった。雪が積もっているのかなと期待していたのだが、どうやら気温が下がりきれなかったために雨のまま終わったようだ。ちょっとだけがっかり。
さて、「すっぽかし」だ。最近見ず知らずの人間からすっぽかされることが妙に多い。これだけ頻発すると、自分がそういう目に遭いやすいという考え方ではなくて、単純に割合として質の低い人間(日本人の若い女)が増加しているという残念な結論を出さざるをえない。とにかくアパートを見せてくれと自分から電話をかけてきてアポイントメントを取った後、待っていると現れないパターンが多いのだ。そういうこともあろうかと電話番号を控えているのだが、かけるとたいがい留守番電話、メッセージを残しても当然コールバックなし…。こういうことを平気でやり続ける子たちは、たぶん他でも同じようなことを繰り返して生きてきているのだろうから、社会にとって実に迷惑な存在だ。こういう目に遭っても最近は怒ったりすることもない。ただひたすら失望感ばかりが増す。日本に住んでいなくても日本の当たり前と共に飛び出してくる子たちの振る舞いに国の実情を感じる。自分が二十歳くらいの時はどうだったかなと思うと、やはりこういう類のソーシャルすっぽかしは少なかったように思う。これは誰がではなくあくまで確率の話だ…30人のうち10人がこういうことをする日本は確実に変わっている…まともに教育をされない世界的に勘違い甚だしい子供たちが迷惑な大人に育ちつつある。誰かが「それはいけないことですよ」といちいち定期的に情報をインストールしてあげなければ、いつまでもこのままである。彼女たちの頭の中は本当にPC的だから面倒でも繰り返しそれを行わなければいけない。今度出る本はそういう気持ちを込めて書いているので、日常的に「すっぽかし」をしている子…読めーコンチクショウ! 日本の常識は世界の非常識よ。

1月6日(日)

もうすぐ結婚するともだちカップルとチャイナタウンにある有名飲茶屋、その名も New Silver Palace へディムサムをしに行った。基本的に飲茶というのは体育館みたいなだだっ広い店内を、おばちゃんがカートを引いて回っているので、呼び止めて自分の食べたい小皿を取るシステムになっている。よって席に着いたらすぐさま「食べ始める」ことができるため、お腹が空いている時や、元々せっかちな性格の人にはもってこいだ(まさに我々夫婦のためのものだ!)。さらに2人で行っても大して楽しめないが、4〜5人以上のパーティだといろいろつまめて楽しい。それにしてもがやがや賑わう銀色の宮殿は向こう側が見えないくらいだだっ広かった。帰りにマーケットをうろうろし、既に出回り始めたアメリカンチェリーやらお茶(ジャスミンウーロン)、干しマンゴー、鮭、太刀魚の切り身、米、めんつゆ、プリプリの鯖2尾を購入。特に鯖はともだちのススメもあって、夫婦どちらも未経験の「しめ鯖」を作るためにゲットした。で、部屋に戻って、まともに魚をさばけない我々(特に自分=生魚の扱いがこれ以上ないくらい苦手だ…)は悪戦苦闘しながらもどうにか鯖をしめ、ついでに煮付けも作って純和風な夕食を楽しんだ。妻よ、よく頑張ったエライ!
今日の夕方からスノウストームがやってくるメトロエリア、明日の朝までには10センチ近い積雪が予想されている…雪が好きなので何となくうきうきしている。

1月5日(土)

こんな季節にファン(扇風機)を買う自分も変わっているのだが、なにしろ我が家のロフトベッドは四六時中アッチッチなヒーターの(パイプの)近くにあるために、サーキュレーターを使って空気を回さないとTシャツでも寝苦しい状態になる。ところが先月スタインウェイ時代から使い続けてきたメイドインメキシコの怪しい扇風機が壊れたために、仕方なく汗ダラダラで眠っていた。と言うのも、季節はずれの商品だけに近所の雑貨屋や電気屋などではなかなか手に入らなかったから。という訳でオンラインショッピング。小さいけれどパワーのありそうな Holms のターボファンというヤツを12.95ドルで見つけて、早速注文したのがクリスマス前。順調にいけば年内に配達されるはずだったが、いつまでたってもUPSはベルを鳴らさない。これはちょっと…と思い電話すると、案の定ショップがアパートナンバーを書き忘れたために、マイファンは哀れにもウエストビレッジのUPSの倉庫で年越しをしていらっしゃることが判明。来週月曜日に再配達しますという話になったが、昨晩も汗だくだったので我慢できずウエストビレッジまで取りに行った。
久しぶりのローワーウエストサイドはテロの影響をモロに受け、元々寂しい雰囲気のエリアなのに余計寂しくなっていた。1996年に自分の事務所が入っていた 65 Morton あたりも相変わらずガラーンとしていてグリニッジから見えていた立派なツインタワーの姿はもちろんなく寂しい限り。でもあの頃のストラグルが思い起こされ妙に懐かしい気分になった。ファンは思った以上に強力な風を作りだし、お陰で久しぶりにぐっすり眠れたそんな金曜日。

1月4日(金)

アメリカ軍がアフガンで再び大規模な空爆を再開。一握りの悪い思想の持ち主をやっつけるために、何億ドルもの武器を投入して成果があるのかわからないような攻撃を続けることに意味があるのかどうか誰もが疑問に思っている2002年のアメリカ…にも関わらず、それを言っちゃいけない風潮はなお健在。どうやらオマル師やビンラーディンやザワヒリの死体がゴロゴロと出てくるまで、協調路線を保ち大人しくしていなければならないらしい。ニューヨークのブルームバーグ新市長はジュリアーニ路線を継承していることをアピールしつつも、「自分はちょっと違うんだよ」を早くから意識的に臭わせてる感もあり(決して好感は持てないが)ある意味期待している。話し方や声の質にジュリアーニのようなカリスマ的パッションはないものの、頭の中は相当高いレベルでシステマチックに整理されている人であることが伺える。流石にニューヨークの厳しいビジネスワールドで億万長者まで成り上がっただけのことはある強者だ。
さて、サンライズマートでちょっとだけ切れた自分だったが、昨日もう1度めげずにトライして見事チラシを貼ることに成功。ふふふザマーミロ! と言いつつもテナント探しは始まったばかりで予断を許せない状況だ。なにせテロ後、極端に日本人若者の数が減少し入居募集者がパッタリいなくなったので、ちゃんとしたテナントを見つけるのが至難の業となっている。今はよっぽど運が強くなければまともな人はやって来ない時代なのだ。今回はどうなることやら。

1月3日(木)

この際ハッキリ言おう、イーストビレッジにある日本食料品店のサンライズマートがキライだ。今に始まったことじゃない、実は初めて行った時からキライだった。その最たる理由は店員の接客態度にある。とにかくやる気ないダラダラの言葉尻悪し。実はそのお店のオーナーを知っている。彼は限りなく無愛想な日本人のおっちゃんで、それがおそらくキャラなんだろうけど、アンタとにかく口の聞き方がなってないよ! アンタのそのキャラが店全体に悪影響を及ぼしているんだよー。昨日は朝っぱらからけっこう最悪だった。サンライズの掲示板は学生の多いエリアだけあって人気が高いのだが、毎朝開店前に並んで期限切れとなったチラシのスペース分だけ貼れる早い者勝ち方式をとっている。この日もスタインウェイのアパートの入居者募集チラシを貼ろうと開店前の10時45分に店まで行ったら、まだ誰もいなかったので余裕だなと思っていたら、実はエレベーターが壊れていて、別の入口から店内に入ることが出来、それに気付かない自分は後から来た者どもに実はどんどん抜かされていた。で、おかしいなと思いようやく発見した入口から上に上がると、順番は5番目…そこでおっさん登場。「今日は4枚ね、アンタ駄目だよ貼れないよ、ふふ…」。ぬ? なんだその「ふふ」は! もームカついた。

1月2日(水)

元旦は思いもよらずBRONXで過ごした。朝起きて特に二日酔いもなく、テレビをつけてブルームバーグ新市長の宣誓式やら初演説をぼけーっと観ていたがどうも面白みに欠け、仕方なくワシントンウィザースのゲームにチャンネルを変え、ジョーダンの健在ぶりにはまっていたが、それが昨晩の録画だと気付いて急に冷めていたら、妻からブロンクス動物園へホリデイライト(美しいイルミネーションで飾られた動物園を特別開放している)を見に行きたいとのリクエスト。それはつまりマイナス10度の風が容赦なく吹きつけるだだっぴろい場所に何時間も出っぱなしになりましょうと言うことで、かなりの覚悟と厚着が必要だったが思い切って生まれて初めての「夜の動物園」行くことにした。
で、結論から言うと、ラッキー! まずは入口の係員が入場料(8ドル)を徴収せずに入場させてくれた(理由は不明)。寒さのために表には孔雀やガチョウや変な鹿などしかいなかったが、屋内のネズミ館ではいつ行っても寝ているだけだった夜行性の彼等の元気な姿を観察することができ、サル館でも活発に動き回る可愛らしいマーモセットやリスザルを見ることができた。夕暮れ時のイルミネーションは思った以上にロマンティックで、寒さを打ち消すべく飲むマシュマロを浮かべたホットチョコレートがまた美味で、暗闇の中迷い込んだ子供動物園にいた羊や山羊たちはフレンドリー。さらに普段はピクニックエリアの芝生には何故かトナカイとラクダが放されていて、特にラクダは愛嬌があって近づいてきては人間たちに撫でられていた。そういう自分も生まれて初めてラクダの鼻を触ったのだが、これがまるでマシュマロのようにふんわり柔らかかったのでビックリ。帰りに入場した地下鉄に近い側の出口が閉められていたために、ブロンクスの物騒な真っ暗闇の道をさまよい歩く結果となったが、何とか駅にたどり着き、マンハッタンに戻って友人と合流してお雑煮を食べようと目論んだが、待ち合わせがうまく行かず、結局コリアンタウンでゴブドルビビンバとパジュンを食べヒリヒリしながら帰った。とにかく夜の動物園は思ったよりzooっと良かった。

1月1日(火)

明けましておめでとうございます! 昨年がターニングポイントだったとするならば、今年は過渡期にあたるので当然いろいろ荒れることが予想されるし、モノゴトのバランスはそうそう簡単に取れるものではないからして、まだまだ忍耐の時は必要だがみなさん頑張りましょう。諦めずに希望を持ち続ける、たぶんそれしか我々にできることはない。個人的にはまだまだたくさんの驚くべき事柄が通りの角からニュッと顔を出すのだろうけど、必要以上に過剰反応しないで冷静に見極める努力が必要だと考えている。
冷え込み厳しかった大晦日。昼間はチャイナタウンでジューイッシュカップルに年越しヌードルをご馳走になり(これがポイントだ、うふふ…)、夕方から友人宅にお呼ばれして(これもポイント、うふふ…)、もうこれでもかと浴びるほど飲み(にごり酒やシャンペンやワイン)食い(激美味生ハム、サラミ、串焼き、筑前煮、黒豆、なます、紅白蒲鉾、ローストチキン、ホタテサラダ、自家製サルサ、etc…デザートの手作りパンナコッタ…)し、録画しておいた紅白歌合戦をジューイッシュ、アメリカ人、ドイツ人、日本人という変な組み合わせで一緒に観た。正しくは最初の10分ほどはヘンテコ文化論で盛り上がったが、それ以降は誰も観ていなかった(飲んでいた)。11時頃になって背後に中だるみの演歌が流れる中、ホストが年越し蕎麦を茹でてくれたのだが、その雰囲気は忘れかけていたリアル大晦日を思い起こさせた。本当はその後アッパーウエストの友人のレストランにお邪魔してカウントダウンをする予定だったが、かなり酔いが回っていたのとあまりの寒さにめげ、結局大人しく部屋に戻り、テレビで残りの紅白を飛ばし観したりタイムズスクエアの模様などぼんやり眺めながら妻と2人で厳かに(という表現がとても適切でないニューヨークの年越し)迎えたのだった。そしてお雑煮とおせちを…と行きたいところだがそんなものはなく、帰国できなかった我々のために親切な母がメールで送ってくれたバーチャルおせちを目でいただく我々なのだった。そんな訳でみなさま今年も猫兄弟をよろしくお願いします。

「クリスマスプレゼント」 Quick Time
 この人ほんとにサンタなの?
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I had a Dream like thisQuick Time
 オマケ…本当にこういう夢を見ました
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生年月日 西暦 性 

運命がどうしても気になっちゃう〜五行推命運勢鑑定〜で遊べる今年の猫兄弟。数字は半角で入力してください。

 

これよりまえをよむ

 

1998       9 10 11 12 1999 1 2 3 4前 4後 5前 5後 6前 7前 7後 8前 8後 9前 9後 10前 10後 11前 11後 12前 12後 2000 1前 1後 2前 2後 3前 3後 4前 4後 5前 5後 6後 7前 7後 8前 8後 9前 9後 10前 10後 11前 11後 12前 12後 2001 1後 2前 2後 3前 3後 4前 4後 5前 5後 6前 6後 7前 7後 8前 8後 9前 9後 10前 10後 11前 11後 12前 12後 猫兄弟のすべて データブック(日本語)  Data Book(English) ヨーロッパ旅行記 ●●● 5/29〜6/15/2000 パリ パリ食べ物 ボルドー ベルジュラック バルセロナ ミラノ/ローマ/地中海… サルディーニャ Email me!  Nyahoo! JAPAN Kimagure Tenshi ● my Profile ● my Homepages promotion .. HandMade ● back HOME  FastCounter by bCentral Thanks all