9月30日(火)

タバコを止めてからというもの、居酒屋は、自分にとって実に遥か遠くの場所になってしまった。なんで好き好んであんな不健康な煙地獄に自ら進んで行かなければならないのか…理由はまぁそんなところだ。それにタバコを吸わない者同士が集まると、大体御飯を食べるになり、お酒を飲むにならないのも居酒屋の存在を遠ざける理由だ。でも、日本に戻り普通に勤めていると、居酒屋に於ける飲み会というものはどうも不可避らしく、たとえ10回避け続けても11回目には参加せざるを得ないような状況が待ち構えているのだった。昨晩はまさにそんな状況だった。ここ最近共にチームを組んでいたマイコリーグ双子ちゃんが退職してしまうので、フェアウェルパーティーを開くことになったのだ。
一応チームの親玉である自分が参加しない訳にはいかない。仲間がいなくなるのは正直寂しいし、新しい門出を応援しないなんてサラリーマン倫理に外れる(?)。
そんな訳で元気いっぱいの現役女子大生が幹事となって仕切ったのが「笑笑」2時間飲み放題コースin西新宿。参加者の半分は非喫煙者ではあったが、あと半分がそうでないと、数の論理は成立しない。実際見事なまでに2時間燻煙され、それは部屋に戻った時点で妻と猫兄弟により異様な臭気として認識され、タバコ社会ニッポンの恐ろしさを改めて知ったのだった…ってほどじゃなく、いやいあや久しぶりに味わった「宴会」は、思いの他楽しかった。双子ちゃんは就職も決まり、再び2人揃って同じ会社に勤めることになる。遺伝子の羅列がまったく同じって、ホンとに面白い。この2ヶ月楽しく苦痛タイム(昼の仕事)を過ごさせてくれてありがとう。新天地での活躍を心の底から祈ってます。

9月28日(日)

今年、星の世界を占う先生方は、火であり血であり、争い事のシンボルである火星が大接近するとあって、何かと血なまぐさい好戦的な1年となるような事をおっしゃっていた。それらは、アフガンからイラクへと流され続けた血が証明し、中東和平は益々混迷の極みを見せ、この国だって、猟奇的事件がいつも以上に目立った。自分の星座であるお羊座を司っているのも同じ火星だ。今年は、成功の階段を昇る年とされ、自分の中に眠る未知の才能を意欲的に開拓する。その過程で自分自身のイメージが驚くほど変貌するだろうなんて言われていた。
当初は「ふんふん」なんて話半分聞いていたが、1年の3/4経過した時点で思うのは「当たってた…」ってこと。占い人は他にも「自分の生き方そのものを変える事になるかもしれない」なんて事まで言及していたが、現にサラリーマン暮しをしているここ最近の暮らしぶりとか、モノの考え方は、これまでの10年を振り返ると、全くをもって異なる次元のものだ。そして今も、様々なベーシックな事柄がそれこそうねりをあげて変化しているのを感じている。好戦的な年だからこそ、より自分を愛し、連れ合いを愛し、親兄弟を愛し、猫兄弟を愛し、まわりを愛し、自分を律する事で、もっともっと激動の年になりそうな、来年2月以降に備えるのだった。

9月27日(土)

すっかり秋っぽくなってきた。それは気温とか湿度とかそういうんじゃなく、人々の気持ちが少々秋っぽく枯れ始めているという点で、これは目に見える事象として認識できるわけではないが、言葉を置き換えると、波長として誰も彼もが寂しさを感じているというのを感じるって事だ。この時期、独り身は寂しい。独り寝も寂しい。急に朝晩冷え込むようになると、人肌恋しくなって当然だ。これは猫兄弟にも当てはまり、夏の間リビングで眠っていた彼等が枕元に足繁く通うようになり、昨晩なんかそこで眠っていただけでなく、ゲロまで吐きやがった。ああやれやれ。
さて、北海道の大きな地震は収束の兆しを見せているが、地割れの写真とか津波の話しなんかを聞くと恐ろしい。最近テレビでやっていた「東京直下型地震シミュレーション」を観て思ったが、地震自体はいつか必ず起こるから、問題はその時どこにいて何をしているかに集約されると思う。日々の生活形態、例えばどこに住んでいるか、どこで働いているか、どんな乗り物に乗っているか等も、もちろん影響するが、本当に生死を分けるのは、やはり「運」になる。日々災害に対する備えは大切だ。防災袋とか、いざという時の対処方法とか、そのあたりの基礎知識はサバイバルに役立つに違いないが、起こる前に自分がいる場所はコントロールできない。もし、ニューヨークに住んでいれば、地震は起こらないが、テロがあったり、竜巻があったりで似たようなものだし…。最近話題のFM電波を利用した予報の精度が上がれば、あながちそれも可能となるのだろうが、それもまだまだ先の話である。だから、今は神のみぞ知る、祈る気持ちで暮らしている。

9月26日(金)

四万温泉からの帰り道、故小渕総理の地盤でもある、群馬県中之条町を通るのだが、その町にあるJA沢田(つまり農協)が大枚叩いて企画・運営しているという、薬草とハーブをテーマにした「薬王園 やくのうえん」というテーマパークに家族と共に立ち寄った。HPより事前に仕入れた情報よりも、意外と何もなく、一見退屈そうだったけれど、台風一過のこれ以上ないくらい素晴らしい空の下、この退屈さがけっこう良かった。入場料は大人800円(旅館で割引券を貰ったので100円引き)。70歳以上をシニアと見なす同パークはさすがJAだけあって老人には厳しいなと思ったが、とにかく入場料を支払い中に入ると、そこはまるで…農園だった。
ポツポツと特徴的な建物があり、ハーブやら、薬草やら、手作りパンやら、工芸やら、薬膳やらに的を絞って掘り下げ趣向を凝らしたアトラクション及び展示物がある。それ自体はどれも今いちなのだが、家族みなで気に入ったのは、珍しい、または懐かしい木々が数多く栽培されているエリアだった。なんだか生き別れになった兄弟に何十年ぶりかに再開したかのような種類の、「わぁ」がここでは多く聞かれた。基本的にあくせくしないでのんびりが好きな人にはおススメなので、ココを要チェック
で、薬王園を出て、帰り道にはいろいろな狩りが出来る農園が点在していたが、我々はプリプリジューシーな葡萄を狩らずにもぎたてを購入し、353号線を渋川・伊香保インターに向かった。が、やはり恐れていた事が現実に。直撃は免れたものの、ちょっと前に起こった崖崩れのせいで、353号線は通行止めとなり、否応無しに迂回させられたのだった。そんなこんなで、ようやく辿り着いた関越道だったが、運良くガラガラの為120キロ巡行であっという間に、埼玉までご帰還。夕食に中華をいただき、首都高乗って叔母2人を東京駅でおろしお疲れまさでした。あー楽しかった。

9月25日(木)

昔から日本には「2学期デビュー」とか「夏休みデビュー」みたいに、地味だった子(特に女の子)が、休み明けに突然イメチェンする現象があった。そういう子を見ると、夏休みの間にいったい何があったんだろうと、ドラマティックな展開を想像したりして、その子の風貌や立ち振る舞いの慣れるまでの間、1人楽しんだりしたものだが、今日、職場の休憩室にいる時に気付いた事がある。最近の若い子(特に男の子)たちは、ちょっと見ない間に、豹変する生き物になってしまったという事を。
最近の男の子は、とにかく外見に気を使う。会社なのに芸能人みたいな格好で来たり(今も隣の席にはGacktみたいなヤツが座っている)、明らかにTPO(Time Place Occasion=和製英語)のなってない子がいる。でも、一番驚くのは、女の子ばりに髪型、色、トータルコーディネートされたファッション込みで大きく変貌する事だ。逆はよくあった。例えば大学生が就職活動をする為に、髪を切り、スーツを着るのは吉田拓郎の時代からの当たり前で、驚くべき事ではない。でも、理由不明で旧に豹変=異なるテイストになるのは昨今の傾向だと思う。それが何に根付いているのか、知る由もないが、自らの変貌が周りに与える影響については、てんで無頓着なのも面白い。つまりこれも、利己的とか自己中心的だと言われる世代の傾向なのか、何にしても、つかず離れず観察している分にはとても面白い現象である。

9月24日(水)

小泉改造内閣が発表され、何ら改造が見られない事が確認された今となっては、早ければ10月に行なわれる、解散総選挙の結果も想像するに容易いのだが、いやいや、それでもやはり何らかの変化を求めたいのが国民感情であるからして、何とかしたいぞ、この状況。帰ってきて1年経って、流れみたいなものもわかってきたし、今、自分がいるポジションもおぼろげながら見えてきたけれど、同時に、今の日本においてはなかなか派手なアクションが取り辛いって現実も見えてきた。dでもね、冷遇されるのはもういい加減飽きた。こういった流れを変えるには、ビッグバンが必要だから、政治の世界から変化していただく必要性を感じる。構造改革が必要なのは、政治の世界だけではない、ほとんど企業の上層部の脳内構造も劇的に変える必要がある。じゃあ、例えば民主党が政権をとったら何かが変わるだろうか? 今日の調印で正式に204人を擁する一大政党が誕生した訳だが、実際の政治力とかまとまりとか、肝心の部分は未知数というか、全然見えてこない。最近はよくテレビで活きのいい民主党の若手議員を見るが、それはそれ、これはこれ。魅力的だとか面白いとかと、実際の椅子取りゲームは、ポイントが異なり、結果としてライオン頭の自民党は強いのだ。
でも、でもね、滅茶苦茶になる恐れはあるけれど、自民党的世相に変化が出れば、今、悠々自適にやってる人たちも少しは焦り始め、結果として下々の我々にまで影響を及ぼす可能性があるから…うーん、変化求む。

9月23日(火)

さすが秋分の日、秋を思わせるに十分なほど肌寒く、調子にのって半袖で出掛けた方はさぞかし後悔した事だろう。そういう自分も長袖ではあったが、薄手のシャツのまま出掛けけたせいで、帰りに結構ブルブルした。
さて、今日も温泉話しの続き。他にも素晴らしい温泉や宿はきっとたくさんある。なのに、何故同じ宿ばかり通い続けているのかと言うと、四万温泉「積善館」のその絶妙なバランス感覚に惚れたからに他ならない。江戸の時代は湯治場だったから、今でもその名残りで「ここは癒すための場所だから」と、質素なところは思いきり質素。芸者をあげてどんちゃん騒ぎとか、宴会場で忘年会とか、酔いつぶれてカラオケ二次会とか、そういうノリがここにはない。当然、団体客の存在もないから、ロビーやらお風呂が人でギュウギュウ詰めになる事もなく、下世話さに出会う確率が低い。築100年近い山荘などは、ハッキリ言って隙間風ヒューヒューで寒いし、歩けば床は軋む。でも、月変わり京懐石料理は、どの季節も理知的、及び官能的でこの上なく素晴らしく、また、お風呂も派手すぎず、地味すぎず心地良い。そもそも東京から車で約3時間かけ山里の温泉にわざわざ行く意味は何かと言うと、それはもう間違いなく都会の喧噪を離れリラックスする為であろう。「積善館」の素晴らしいところは、そういう都会の人たち、しかも大人の気持ちをちゃんと理解し、適切に適度に押し付けがましくない態度で提供してくれる所にある。朝食に出たおかゆ。ちゃんと御飯から炊いて、絶妙にヘルシー、それでいて味付けもパーフェクト。シンプルだけど、奥が深いこの温泉を体現しているようだった。

9月22日(月)

雨にもめげず風にもめげず、行って来ました四万温泉。昨日はみなさんご存知のように、台風の影響で未明から雨が降り続き、山道を走破しないと辿り着けないロケーションの温泉が行き先だけに、途中崖崩れとか、そういうのが心配だったのだが、まぁなんとか無事に辿り着く事が出来た。往路、前橋名物(と勝手に決めている)味噌漬で有名な「たむら屋」へ立ち寄り、家族みんなで漬け物類を買い漁る。ウチはたまご、山芋、ホロホロ大根、シソの実なんかを購入。そのまま大雨の中、一般道を伊香保方面に走って、巨大うどん屋「大澤屋」で水沢うどんを食す。味はとても良かったのが、おススメしない。なぜなら、大澤屋1号店は100%完璧に団体客仕様で、だだっ広い大広間には、何故か生前近しい関係だったらしい岡本太郎芸術家の爆発した作品が所狭しと陳列されていて、わけがわからな過ぎるから。山の気温は15度くらいしかなく、釜揚げうどんなんか食べたかったのだが、メニューは限られ「ざるうどん+舞茸の天ぷら」一辺倒…うーん。その後、水沢観音にも立ち寄り、こりゃもう何だっていいやと安産祈願をし、353号線を中之条方面に向かう。
雨は増々勢いを増し、もしこのまま台風が直撃したら、来たのはいいが、帰れなくなるんじゃないかと不安だったが、慣れ親しんだ老舗旅館「積善館」では、いつものようにハートウォーミングなお出迎えをしてくれる。しかも今回はニューフェイスの茶トラ招き猫が登場。玄関にちょこんとお行儀良く座り、愛想を振りまいているではないかいな。後ほど聞いた女将の話では、飼い主が亡くなった為、半野良化していた猫を引き取ったところ、恩義を感じたのか(以来一生懸命営業努力して)お客を出迎えてくれるのだそうだ。うーん、こりゃいきなりこころ温まる話。

9月20日(土)

何と言うことだ!本当に久しぶりの温泉で楽しみにしてたってのに、台風がグングン近づいてきている。明後日にかけて、関東に上陸する恐れもあるというから、行き先が人里はなれた山の中の者にとっては、あんまりいいニュースではない。到着してしまえば温泉自体は楽しめるに違いないが、その往復路でどこにも立ち寄れなくなってしまう。それに、落石とかいろいろ怖い。予定では、群馬県の水沢観音近くでうどんを食い、グリーン牧場でソフトクリームを食い、帰りにはJA沢田が運営している「薬王園」と言う、発音だけ聞いていると、とても怪しい(麻薬の王様みたいなのがいる感じ)が、農協が企画しただけあって面白そうなハーブのテーマパークに立ち寄る予定でいる。しかも、今回の温泉企画は特別なものである。企画したのは母と叔母1だが、「ながいあいだおつかれさまでした」というタイトルのもと、ついにリタイアする父と叔母2へのプレゼントも兼ねているのだ。だから、なんとか、台風に進路を変えてもらうか、勢力を弱めてもらうかするしかない。たのむー。
さて、今日の地震にはけっこうビビッた。職場のあるビルは築何年か知らないが、気がつけば新宿新都心に建っていたほどおじいさん高層ビルだ。たかだか震度4だったのかもしれないが、最初突き上げるような感じで、ゴンゴンゴンと振動がきて、後はユーラユラ実際の震度以上に揺れ続けてくれた。いつまでも収まらない揺れに、このビルまじでやばいんじゃないかと誰もが思ったに違いない。でも、よく考えれば、たぶん免震構造をしているから、逆に揺れなければもっとヤバイのかもしれない。何にしても自宅に防災袋は用意しているが、仕事中に避難を要するような地震に遭わないことを、心の底から祈る。こんなところで路頭に迷うのはイヤだ。

9月19日(金)

やったーっ納品したーっ!これで久し振りにちゃんと眠れるぞーっ!そして週末は家族と1泊2日温泉旅行に出かける予定なので、これで仕事に翻弄される事もないって訳で二重の喜びだ。温泉にまで行って、原稿の直しとかするのは悲し過ぎるもの。台風が近付いてきた影響もあり、相変わらず蒸し暑い毎日、みなさまいかがお過ごしですか? 道頓堀ダイブではついに死傷者が出たり、名古屋では映画の1シーンみたいな爆発事件があったり、各地で誘拐、拉致、通り魔事件が相次ぎ、天気と同じくなかなか厳しいニッポン国であるが、どうか人間であるって事を認識して、もう少し分別ある行動をしようよ大人たち。
そう言えば、一昨日の昼下がり、新宿住友ビル近くでチームの双児と待ち合わせをし、車の運転練習をさせてあげた。2人もアメリカ帰りで、アメリカのドライバーズライセンスは持っているのだが、そのまま日本では使えないから、書き換えをしなければならない。ところがさすがA型国家だけあって、結構うるさい筆記&路上試験が義務付けられている。でも2人は免許をとってから5年間もペイパードライバーで、試験に望む前に、何とか1回は運転しなきゃヤバいぞ、さぁ誰か車を持っている人はいないかと言う事で、白羽の矢が立った訳だ。なにやってるんだか…でもちゃんと運転出来てたから大丈夫、きっとパスできるよ。その日は天気も良く、前を走るタンクローリーに写り込んだマイカーが印象的だったのでパシャ。

9月18日(木)

突然だが、人生はジェットコースターに乗っているようなものだと、これまで何度も書いてきたが、いつまでも落下しないジェットコースターに乗り続けている人だって、この世の中には存在している。あらゆる分野のセレブリティとか、エグゼクティブとか、人前に身を晒すような仕事や地位の人がこれに該当する。
上がったり下がったり忙しい者には、そういう人たちの心中を察するのは難しいが、想像してみると、たいそうプレッシャーに満ちた人生なんだろうなと思う。常に登り続けている訳だから、いつ落ちるか知れない訳でたまったもんじゃない。もー不安でドキドキ。仮に落ちたりしたら、ずっと登り続けていただけに、恐ろしいほどの高見からの急降下となり、富士急ハイランドのどどんぱだってもう真っ青である。だから、どうにかして落ちないようにする事だけに、人生の意義をかける人がいるのは頷ける。
昔、芸能界で仕事していたから、一般的なセレブリティの人々の心中はわかる。一見華やかに見えるライフスタイルだけど、現実はかなりストレスフルである。常にピーンと張り詰めた緊張の糸を保つ事が何よりも大事な彼ら、彼女らの中には、「私は選ばれた特別な人間だから」という意識を持つ人が多い。ある意味、人前に出るように選ばれているのは事実だから否定はしないが、中には私は他とは違う存在だから何をしても良いと思う人たちがいる。時にそういう意識がエスカレートして「わたしは神だ」なんて言い出すと危ない。これは芸能人とかに限った事じゃなくて、作家とか、大企業の役つきの方とか、ね、どなたも一度は出会った事があるでしょう。時に自分のフィールド以外でも、この論理を通そうとする人たちがいるけど、まったく関係のない他人にまでそういうステータスを押し付けるのはやめて欲しい。このような人々は、厄介な存在ではあるが、まぁとにかくすごいプレッシャーで、余裕がないんだねと大きな心で受け止めてあげましょう。

9月16日(火)

今日は気持ち良かった。こういう日に思い起こされるのは、なんと言ってもニューヨークのインディアンサマーだ。ちょうどこの季節、彼の地はこれ以上ないくらい、毎日気持ちいい。空はスカッとどこまでも青く、気温もそれなりに上がるが、基本的にドライなので、木漏れ日の中オープンカフェなどにいるのがまた気持ちいい。特に何かする訳でもなく、犬なんか連れてボケーッしながら、アイスコーヒーでも飲んで、人生についてユラユラ考えたりして…うふふ、そういうの好き。で、今日はちょっとだけそんな感じの天気だったけど、いかんせん働いていたので、余裕のない昼休みの中でリラックスするのは難しい。ああ悲しい事だね。
さて、今日もコイの話をしよう。この画像を見て頂きたいのだが、これは下痢中の姿ではなく、恐がり中の姿である。基本的にコイが天変地異に弱い事はこれまでも書いてきた。特に雷を伴う嵐が嫌いで、ちょっとでもピカッゴロゴロなんて鳴ったら、もう一目散にセキュアプレイス(タマキじゃない安全地帯=四方を低い壁に囲まれたような場所でゴルゴ13の好む場所と考えるとわかりやすい)に逃げ込むのだ。でも、今回隠れている理由は天変地異ではない。なんと、祭囃子だ。ピーヒャラピーヒャラである。特に太鼓の音がどうも恐いらしい。週末にかけて大塚はお祭りだったから、もうコイはずっとソファーの下に隠れていた。そのストレスも下痢の一因だったのかもしれない。でもコイよ、もう秋祭りも終わったから、来年まで太鼓が通る事はないよ、安心したまえ。

9月15日(月)

敬老の日おめでとう。今や日本人の5人に1人は65才以上だと言うから、若い衆にはもっと頑張って国民年金を払ってもらわなきゃいかん。老人と若者の中間に位置する自分などは、けっこう他人事だが、そうだ、よく考えたら笑い事ではない。老後の事なんか何も考えちゃいないんだから。もひとつ笑い事でないと言えば、これは昨晩の我が家の一家団欒の図で、左に義妹、真ん中に自分、右に立ったコイとなる。何で笑っているのかと言うと、この日の食卓にはコイの大好物であるあじの開きが上がり、おかげでコイは自分も貰って当たり前みたいな体勢で、ずっとこのように食卓の角に手をかけて邪魔で邪魔で仕方なかったからだ。
これには続きがあって、本日夕刻戻ったら、思った通り、焼き魚の食べ過ぎで下痢していらっしゃる。それはそれで仕方ない。自業自得だ。下痢すると分かっていて食べた自分が悪い。よしよしなんて撫でてあげてから、夜風が気持ちいい月曜日だったから夫婦2人+0.5人で散歩に出掛けた。大塚駅南口天祖神社の祭りの後なんかを見物しながら、ブックオフに寄って100円の本を2冊ほど購入し、気持ち良く部屋に戻ったところで、悲劇は待ち構えていた。
コイはきっと「こんなに腹の痛い自分をおいて、どこに行ってしまったんだ!」と厳重抗議のつもりか、わざわざ座ぶとんの上に下痢ウンチをエバキュエートしてくれていた…くっさーっ!!! やれやれ洗わなきゃね。悪かったよ…。

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生年月日 西暦 性 

運命がどうしても気になっちゃう〜五行推命運勢鑑定〜で遊べる今年の猫兄弟。数字は半角で入力してください。

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1998       9 10 11 12 1999 1 2 3 4前 4後 5前 5後 6前 7前 7後 8前 8後 9前 9後 10前 10後 11前 11後 12前 12後 2000 1前 1後 2前 2後 3前 3後 4前 4後 5前 5後 6後 7前 7後 8前 8後 9前 9後 10前 10後 11前 11後 12前 12後 2001 1後 2前 2後 3前 3後 4前 4後 5前 5後 6前 6後 7前 7後 8前 8後 9前 9後 10前 10後 11前 11後 12前 12後 2002 1前 1後 2前 2後 3前 3後 4前 4後 5前 5後 6前 6後 7前 8前 8後 9前 9後 10前 10後 11前 11後 12前 12後 2003 1前 1後 2前 2中 2後 3前 3後 4前 4後 5前 5後 6前 6後 7前 7後 8前 8後 9前 猫兄弟のすべて データブック(日本語)  Data Book(English) ヨーロッパ旅行記 ●●● 5/29〜6/15/2000 パリ パリ食べ物 ボルドー ベルジュラック バルセロナ ミラノ/ローマ/地中海… サルディーニャ Email me!   Nyahoo! JAPAN Kimagure Tenshi ● my Profile ● my Homepages promotion .. HandMade ● back HOME Thanks all