CatCat　Brother in 2003

11月29日（土）

雨がしとしと土曜日。どうやら月曜日まで天気は悪いらしく、お休みの方々お気の毒様。あたしゃ働いてますから全然構わないんだけどね、ﾌﾝ。さて、昨晩は幸福だった。その理由はこのカキフライに他ならない。実家の近くでわざわざ買い物の予定を立て、予めリクエストして夕食にこれをご馳走になった。それだけでなく、あまった分を土産にもらい、今日の弁当にも詰め、喜びニバーイ。ああ美味かった、ごち！
最近のニュースで盛んに報道されたので、ご存知の方も多いと思うが、どこぞやの72歳のおじいちゃんが、「青空駐車」の切符を切られて、最高裁まで争い無罪を勝ち取った。エライ、じさま、アンタはエライ！　似たような境遇だった自分としては、もし警察署で違反を取り下げてもらえなかった場合、そこまでやったかと言うと、現実的には無理だから、渋々「前科一犯」を受け入れざるを得なかったと思う。このじさまの勇気ある行動によって、警察のみなさまが日々産み出している「理不尽極まりない」取締りの犠牲者も、少しは減る事を願いたい。
そもそも、この保管法違反＝通称「青空駐車」は。取り締まる対象を間違えると、途端に迷惑極まりない意味不明の罰則となる。また、警察の方々がこの法律をちゃんと理解しないで、乱用していらっしゃるのが問題だ。これ、罰則金を払って、免許の点数引かれれば終わりじゃなくて、有無を言わさず簡易裁判所に送られて、刑事罰を与えられ、しかも4万円も徴収されるのだから、運悪く切られた方はたまったもんじゃない。マイケースについては、3/10、11を参照してください。警視庁の考える「無知も罪」に対し、「罪だと言う事を示さない罪」が勝った。いやいや、今自分で読み返したけど、じさまアゲイン、ホントに頑張ったもんだよ。

11月27日（木）

FM電波の人が11/26は危険日！なんて発表するから、自分は新宿、妻は池袋の高層ビルでビクビクしながら1日を送ったってのに、結局大地は揺れなかった。地震の学会みたいのでは、ちゃんとは認められていないあの方だが、前回もかすったし、予知学会の発表するどの情報よりも具体的なので恐ろしい。昨日は揺れなかったけど、プラスマイナス危険期間である事は間違いないので、もうしばらくビクビクして暮らそうかと思う。
ああ、今思えばニューヨークは地震の心配をしなくて良かった。だけど、その代わりテロの心配をしなければならなかったし、まぁどっちもどっちか。種類は違うが不可抗力により、とんでもない事態となるのは同じだから。までも、地震に悪気はないけど、テロはやっぱり許せない。東京だって狙われてるって話しだし、もし実際に本腰入れて狙おうと思えば、日本ほどセキュリティの甘い社会はないから、いつだってどこだって爆破可能である。ビルのフロントに、いかつい身体つきのガードマンや、レセプショニストを置かないで、化粧バッチリのきれいどころを今だに並べている国なんてここ（か、その他アジア諸国）だけだ。まったく無関係なのに、どこへでもヒョコヒョコ入っていけるなんて、危険過ぎる。ああアブナイねー。

11月26日（水）

隙間快適作戦の続き。このマンションには、隙間の家を撤去したエネミーと、隙間猫たちの味方である自分や、残り物の猫まんまをあげるおばちゃんら、両勢力が共同生活をおくっている。これまで、隙間スポンサーの自分は、残り物の餌は片っ端から与え、夕食の残りを窓から落下させ（失礼）、さらには、壊れた収納ケースを隙間猫の家として設置したり、それを撤去されると、今度は段ボールを加工し都合3軒くらいの建てて（置いて）きた。しかし、一雨毎に段ボールハウスはグチャグチャになり、とてもじゃないけど夜露なんて凌げない。これ実は、自業自得で、家を設置する時はビニールで包んだりして、ちゃんと防水加工を施しているってのに、子猫たちがこの段ボールの上に乗っかって、爪を研いでやがる。お陰で、天井部分のビニールは破け、結果雨が降るとグチャグチャになると言う繰り返しだった。
で、みなさんご存知のように、昨日東京地方はけっこうな雨だった。そして、自分は休みだった。朝市で隙間を見ると、段ボールハウスは既に雨でつぶれ、母猫が降りしきる雨の中、例によって「助けてー」と叫び声をあげた。うーん…と言う事で、先週練馬のリサイクルショップに行った際に、駐車場に捨ててあったので拾ってきた、収納ケースを再度設置する事に決めた。ならば早速、快適内装に取り組もうと、今回はまず内壁に段ボールを貼った。そして、天井と床にはお風呂の蓋として使っていた、銀色の保温シートをはめこんだ。底には新聞紙を貼付け、強力なビニールシートで浸水しないようにカバー。そして冬も本番だからして、広く開いた入り口から少しでも冷気が入るのを防ぐため、可動式のドアをぶら下げた。さらに子猫たちのために、いらないピンクのソックスに丸めたコンビニ袋を詰め込んで枕を作ってあげた。増々雨足が強くなったので、昼前には設置完了。今日確認したら既に4匹とも快適に御利用になられているようだ。今回は、どうか撤去しないでね。

11月25日（火）

そろそろ冗談抜きで寒くなってきた。我が家の窓に広がる、空蝉橋通りの桜並木も部分的に紅葉し、ハラハラと落ち葉を生産し始めた。我がマンションは坂道の途中に位置するので、ちょっと風が吹いたり、雨が降ったりすると、エントランスホールに落ち葉が吹き溜まりやすい構造をしている。どうせなら、落ち葉が隣のビルとの隙間に吹き込んで、隙間の人（猫）たちにとって、自然のベッドとして機能してくれればいいのにと願うが、実際はそんなことはない。しっかりと鉄柵のところに溜まっているだけだった。
その後の隙間の人たちは、寒くなっても相変わらずのペースで餌をねだり続けている。全部で4匹。今やキジトラ子猫の姿を見ることはなくなった。最近のミケ親猫は、4階の窓に自分の顔を発見するやいなや「もー恥ずかしいから止めて！」と、叫びたくなるような猫なで声で、なんかクレクレと鳴く。その声を聞いてしまうと、何かあげない訳には行かず、4階の窓からいろいろ落下させてみるのだが、これがまた下で待ち受ける猫たちの頭や体に命中したりして、思いっきりギャグだ。猫たちは、自分の頭に何かが当たるよりも、バウンドした後に、いかに早く頬張るかの方に神経が行っているので、さほど気には留めていない様子。でも、やっぱりウインナーとかハンバーグとか煮干とかが、猫に命中するのは嫌だなぁ。やれやれ下までおりて与えてくるか…。

11月24日（月）

人間というのは実に矛盾した生き物だと自分を見ていてつくづく思う。それには様々なファクトがあるのだが、とりあえず今日は「紙」に絞って考察してみた。は、紙？と思われるだろうが、38年の人生を振り返ると、要所要所で紙との関わりの濃い生き方をしてきた。まず何といっても、父が製紙会社に長年勤務していた事。自分も21歳くらいの時に、1年半ほど専業でちり紙交換をやり、都内を練り歩いていた事。「奥さん、新聞1ヶ月分でトイレットペーパー2個ね」なんて、毎日懲りずにやってたものだ。その頃は、まだ紙の値段が高かったので、電信柱の袂にに捨ててある雑誌とか、あらゆるものが金になった時代。その後、大量に紙を消費する大企業に勤めた際は、自ら率先して、大量に紙資料を作成していた（それで評価された）。その後、気が付けば出版の源である作家業などもしている。
でも、ここ何年か日本人は林野庁を筆頭に、森林資源を大切にしない民族というレッテル（現実）をはられているのが嫌で、せめて自分だけは紙資源を無駄にしないようにと、新聞はとらない、雑誌は買わない、たまに仕入れるのは図書館のリサイクル、その他は立ち読み、トイレットペーパーやペーパータオルは再生紙、手紙は書かない、鼻はかまない、武富士の女の子には悪いけど街頭で配っているティッシュは受け取らない、原稿を書く時は、再生紙にプリントアウト等々、生活のあらゆる場面で、無駄に消費しないよう努めてきた。
その反面、木のぬくもりってやっぱりいいよねと、生まれてくる子供には、絶対に木のおもちゃを与えよう、なんて妻と話したりしている。そう、都会暮らしは緑が少なくて息苦しいとか言う割に、このように木を伐採した製品を好む傾向もある。ああ、ジレンマ！ゴメン木々！

11月23日（日）

昨晩は、秋から冬のはじめにふさわしいカラーのロシア映画を観た。その世界観は到底理解しうるものではなかったが、破滅的なまでに暗く、重く、ものさみしいロシアの田舎町の風景と、嘆きを奏でるアコーデオンの音色がマッチし、妙に印象的だった。タルコフスキーをはじめとして、ロシア系監督の作品って、毎日は観たくないけど、たまに観ると、普段は眠っている脳の特定部分が刺激されていい。ロシア映画って、そのお国柄、哲学的な事象を題材にしたものが多く、「人間の存在ってなんぞや」みたいな深ーい部分にスポットライトをあてくれるから、自分が今現在置かれた状況等を計り知る上で、大変役に立つ。毎日、会社との往復を繰り返していると、生きる意味とか目的みたいなものを失い、結果麻痺し善悪の区別がつかなくなり、想像できないような凶行に走る同世代が多いから、たまにはロシア映画でも観て、自分が本来何をすべきかについて考えを巡らせて欲しい。
もう1本、観ていなかった「CHICAGO」を2日に分けて観た。意外や意外、ゼタ・ジョーンズはまり役。これまで眉間にしわ寄せながら彼女の演技を観る事が多かったが、この作品では素晴らしかった。ダイナミックだし、実際に性格悪そうだし、少なくともレネ・ゼルヴィガーより唄もうまかった。でも、予感としてこの人今後、老ければ老けるほど、いい女優になっていくんだろうな。特にもっと太っておばちゃんになってからが良さそうな気がした。ボブ・フォッシー本人が生きていたら、眉間にシワを寄せていたに違いないが、こういうリチャード・ギアも初めて観たし、最初から最後までいかにも「アメリカ人受けしそうな」ショービス心ご満悦娯楽大作で、意味不明に楽しめた。

11月22日（土）

いい夫婦の日、みなさまいかがお過ごしですか？　我々夫婦は、昨年、新浦安（ディズニーリゾートの隣）にオープンしたベビーザらス（BABiESRUS）へ、ベビーカー（海外ではストローラー）、ベビーシートやら何やらを買いに小ドライブしてきた。首都高（低）に700円払って行くくらいだったら、ただで下で行くというポリシーのもと、永代通りから葛西橋通りをひたすら真っ直ぐ１時間半ほど直進した、ほとんどどん詰まりにベビーザらスはあった。それにしても浦安辺りの水際は変貌したものだ。ちょっと昔までは、工場とか何も無い埋め立て地みたいのが広がっているだけだったのに、今や通りには巨大マンションや、棕櫚の木が立ち並び、まるで南国リゾートかアメリカ西海岸のような雰囲気。点在する大型スーパーや電気店などは、車で乗り着けるアメリカ郊外型の佇まいを見せ、一瞬我が目を疑う無国籍ぶりだった。
肝心のベビーザらスは、さすがコンセプトがアメリカナイズされているので、いいものをより安くの中に、独自のネットワークを使った、アメリカをはじめヨーロッパの輸入物がラインアップされ、アカチャンホンポ等とは一味違った品揃えとなっていた。広大な店舗面積のため、どの商品も余裕のあるカテゴリー分けに展示方法で、探すのも試すのもストレスを感じなくて好感が持てた。そもそも日本人のブランド好きは、赤ちゃんワールドにも及び、ほとんどのパパママが「アップリカ」と「コンビ」じゃなきゃイヤだとか、間違いないなんて盲信する傾向がある。それはまるでヴィトンやグッチのような扱いだ。確かに、この2大メーカーの商品は機能も、デザインも素晴らしいが、価格までもが素晴らしく高い。ウチは必要最低限派なので、この辺りにはこだわらず、実用的でそこそこのものを探していた。何件も見て歩いたけれど、ベビーザらスよエライぞ、我々にピッタリの商品を扱っているなんて。結局、イタリアはChicco社製のベビーカー（ストローラー）と、アメリカはGRACO社製のベビーシートを安価で購入。どちらも機能面では問題無し、デザインも色もむしろヨーロピアンクラシックで格好いい。部屋に戻って早速組み立て、ファ様を乗っけてみたのだった。

11月21日（金）

今日はやられた。この後ろ頭に、とってもやられた。今日は天気も良かったので、昼頃出掛け、夜7時くらいに部屋に戻ってみると…ん？臭い…、臭い臭い臭い。お食事中の方には申し訳ないが、パッと目をやると、リビングの床の上にゲロらしきものが1点、さらにカーペットの上に水っぽい茶色のシミが1点、トイレを覗くとリッターボックスからはみ出たそういうものが2点、寝室のデスク下に水っぽい何かが4点、コイのおしりをチェックすると、それらの元が思いっきり付着していた。原因は100％昨晩あげたチキンだ。
我が家は昨晩クリームシチューだった。いつものようにコイがクレクレ攻撃をするので、少量与えたのは事実。だけど、たくさんあげた訳じゃない。それに加えて、今朝は珍しく牛乳をお飲みになられていたようだった。我々が出掛けている間に、コイのお腹のは想像を絶する生体反応が起こり、結果として「お腹が痛い」というアピールを含む大惨事に至ったらしい。コイ自身は腹痛は収まり、まったく大丈夫そうだったが、けっこうヘロヘロで戻った我々は、当然それらの処理を真っ先にやらねばならず、何ともダブル疲れた。そして今、このページをアップしようとして、モニタの前に座ろうとしたら、椅子の上にもそういう物体があるのを発見、ああもう！風呂に行って椅子洗う…もーenough is enough…。

11月20日（木）

その後の隙間の住人たち。ここ3～4日の観察によると、どうも一番元気だった、キジトラ子猫の姿が見えず、ファミリーメンバーが5から4に減った。そんなに交通量の激しい通りではないし、凍えるような寒さが続いた訳でもないから、死んじゃったとは考えにくい。この場合おそらく「拾われた」と解釈するのが建設的で望ましい。もし、そうならこの子猫はラッキーだ。家猫となれば、自由は制限されるが、ポカポカ暖かい場所で1日中昼寝している事も可能だし、美味しいごはんだってたらふく食べられる。病気になれば、獣医に連れて行ってもらえるし、結果として3～4年の延命に繋がるのだ。今や外猫の寿命は10年以下だから、そう願いたい。
昨夜は雨が降り始めるとの予報が出ていたので、4匹では手狭の段ボールオアシスの補修と、新しい別宅設置の為、再び隙間に侵入してきた。新しい別宅は、まったく同じサイズの段ボールをビニールで包んで防水仕様とし、底に包装用の厚紙を四つ折りにして重ね、雨よけとして段ボールでひさしもつけてあげた。最近親猫は、自分の顔を覚えていて、目が合うた度、雌猫特有のか細いねだり声で「飯をくれ」と言う。でも、あまり依存されると、野良としての生活が成り立たなくなるので、食べ物は毎日はあげていない。ごみ箱を漁るようなワイルドさはサバイバルに必要不可欠だし。子猫たちは人間を恐れていて、距離感は縮まらない（これは逆に半野生猫として、生きて行く上では重要なこと）。今日は予報通りの雨模様で、気温もぐっと下がった。今までオアシスの上に乗っかって、見張りを続けていた母猫も暖をとっていてくれる事を祈る。

11月19日（水）

今年もやってきましたクリスマスシーズン。この時期、我々夫婦はクレー（粘土）作りに忙しい。今年も例に漏れず、しっかりと取り組んでいる。と言っても、実際に造型を担当するのは妻なので、前半は彼女だけ忙しい構図となる。毎年、ああもう出さなきゃ間に合わない！みたいにバタバタなのだが、今年は、お腹も大きいと言う事情もあって、前もって念入りにコンセプトワークし、絵コンテも作っておいたので、今の所、計画通り事は進み、既に撮影まで漕ぎ着けた。しかも、買ったばかりのカメラの初撮影は粘土なんて、ちょっと笑えるオマケ付き。で、肝心の出来だが、今年の妻は妊婦だけあって、冴えに冴えていた。いつも以上にクリエイティブなモデリング技術が発揮され、驚くほどの完成度…いやいや、参りました。後は、フォトショップの加工と、印刷発注、仕上げまでは自分の仕事。それと同時にメッセージと宛名書きを2人でがんばる。時間があればムービーも製作するので、今年こそ、これを読んでくれているみなさまにもご覧いただける事と思う。
まさに、「戦い」に明け暮れた感もある、2003年もあと1ヵ月ちょい。来月に入ると、年賀状に御歳暮、年末進行に忘年会とかで、日本は必要以上にクレイジーになる。11/26（水）は関東大震災のXデイだとか、不吉な予知もあるらしいし、まだまだ一波瀾ありそうな予感もあり、すんなりと暮れなそうね今年は。

11月18日（火）

人は生まれながらにして、天から授かった道具を手に握っているんだよと言う人がいる。例えば作家の人はペンを、絵書きは筆を、料理人は包丁なんぞを手にしていると言う意味だ。自分の場合、手に何を握っていたかと言うと、間違いなくカメラだ（ただし、左手にはペンとマウスと猫じゃらしも握っていたと思うけど）。物心がちゃんとつく前から、カメラに興味を持ち、父のCanon Ftbを手に、誰かに特別教えられた訳でもないのに、本能の赴くまま操作し構図を変え、まるでそれが与えられた使命のように写真を撮った。その後、写真を本格的に学び始めるまでは、父のカメラを使った。でかかったけれど、シンプルで扱いやすいCanonだった。そして、20歳の頃に、Canonから大好きだったNikon F3に持ち替えた。また、中盤カメラのクオリティの虜になり、Rolleiflexのニ眼もローンで手に入れた。
その後、皆様ご存知の通り、世の中にはデジタルカメラが台頭し、多くの家庭と同じように銀盤カメラは棚に飾られる事が多くなる。最初にPanasonicのパームカムと言うちっこいのの走りを使い、壊れるとFUJIのファインピクスをしばらく使った。そのカメラも壊れたので、今度はCanonのIXY 2.1Mを買い、仕事で必要だからとEpsonとかOlympusの画素数の高いものも試した。で、どちらもあっと言う間に手放し、結局は妻のカメラ兼セカンドカメラとして活躍していたIXYだけが手元に残った。そして今日、もうすぐ産まれるファミリーメンバーの為に、新しいカメラを購入。本当はCanon PowerShot A80（¥35.200）を買うつもりだったのだが、昔から咽から手が出るほど欲しかったけど、高くて買えなかったNikon COOLPIX 5000の中古の出物を発見し、ああ、気がついたらコイの傍らに!!! でもいいや、満足した。

11月17日（月）

先日、隙間の人たち（野良猫家族）のために、収納ケースを加工して、雨露凌げるようなちょっとしたスペースを提供してあげたのは、報告した通り。しかしその後、誰だか知らないが（ビルの管理者？）が、ビルの隙間を清掃し、隙間の人たちのプチオアシスまでもが撤去されてしまった。地面は均され、子猫たちが遊んでいたプラスチックのごみ類までもが姿を消した。その後何日か猫たちは隙間に姿を現さず、人間不信に陥ってしまったのかななんて悲しい気持ちになっていたところだった。
で、2日ほど前、どうせいないだろうなと4階の窓から隙間の人たち（野良猫）を観察したところ、以前はオアシスのあった場所に、5匹とも戻ってきているではないか。でも、その姿をみたらとっても気の毒になった。冷え込んだ夜だったから、お母さんとお兄ちゃん猫に寄り添うように子猫3匹が、おしくらまんじゅう状態で固まって震えていたのだ。うーんこれは、ちょっと、何とかしてあげたいと思い。クローゼットから段ボールを取り出し、新しいオアシス作りに挑戦。ガムテープで補強した段ボールの上からビニール袋をかぶせ、水が染み込まないように加工し、さらに底にあたる部分を段ボール2重敷きにして、またその上に、流しの下にあったボロ布を貼り付けた。問題はその狭さで、まぁ親子5匹が入ることは出来ないけれど、母猫はいつも外で見張っているから、体が大きくなるまで子猫たちは大丈夫だろうと踏んだ。で、夜中にこっそり設置し、部屋に戻って再び観察すると、既に子猫4匹は新オアシスに入居済み、母猫は箱の上に乗っかっていらっしゃった…。よしよしキミたち、なかなか喜ばせてくれるじゃないか。また撤去されるかもしれないけど、その時はもっといいもの作って設置してあげるよ。だからがんばって冬を越したまえ。

11月16日（日）

なんということでしょう！！まさにBefore&Afterで季節が違うくらい、今日は何をどう考えても春っぽかった。久しぶりのポカポカ日曜日、掃除洗濯に励んだ方や、行楽地へ出掛けた方、近所を散歩した方なんかも多かった事だろう。自分の場合、日曜日は仕事です。でも、お昼休憩の間、新宿野村ビルのプレタマンジェの前にある広場で、束の間の小秋日和を味わった。持参の弁当だって、いつも以上に美味しかった。特にチーズの乗っかったハーブチキンがいけてた。上空を飛び交うヘリコプターが多少うざかったが、それはきっとQちゃんが走っていたせいだ（負けたけど）。
さて、昨晩は同窓会に参加してきた。何の同窓会かというと、「英語チーム＆NY元在住者の集まり」である。参加者は会社帰りの自分に、今やオペラタワーの高層フロアにあるベンチャー系企業に就職してしまった双子ちゃんの計3人。久しぶりの2人だが、双子だけに相変わらずとってもよく似ていた。現在過酷な研修中なので、ストレス発散目的で、まったりと語った3時間はとっても楽しかった。やはりバックグラウンドに共通点があると、話は盛り上がる。訪れた多国籍料理居酒屋では、大きなモニタに他国籍とは何の関係もなさそうな、ブリトニー（スピアーズ）のライブ映像が、ずっと流れていたのだが、それを観て「どうでもいいけど聞いた？ジャスティン（ティンバーレイク）はキャメロン（ディアス）と結婚するらしいぞ」とか「アーリヤがいなくなって寂しいよ、どうしてロクデナシばっかり長生きして、死んでほしくない人が死んじゃうんだろう。どうせならボビー（ブラウン）とかR(ケリー）とかいなくなればいいのにね」とか、「そう言えばアーリヤが死んだとき、ミッシー（エリオット）がアーリヤの顔をでっかくプリントしたTシャツ着てたね」とか、そういう黒っぽいアメリカ的な話が普通に出来て嬉しかったりする。隣のテーブルでは、4対4の合コンと、背後では8対8くらいのスーフリっぽい下世話な集まりが催されていたけれども、どちらも今ひとつ盛り上がりかけたらしく、手持ち無沙汰でプカプカ吸いまくるタバコの煙攻撃が非喫煙者の我々パーティーにはキツかった。ま、でもこういう気持ちもシェアできるから仲良いんだけどね。

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