1月13日(金)

今日読んだネット上のソースによると、ニッポン人30〜34歳のフリーター男性が5年以内に結婚できる確率はわずか17.5%に留まるのだそうだ。住む場所こそ違うが、自分はまさにこのカテゴリーに納まっていたわけで、貴重な17.5%の1人ということになる(しかもバツいち)。こういうのを聞くまでもなく、日本社会ってますます不健全の不健康方向に移行しているのは確かで、今やギミックなしの男女の健全な出会いの場はなくなったと言っても過言ではない。日々の暮らし振りからしても、シングルライフを謳歌できるよう、あれやこれやと手が打たれているのが現状だから、独りでもぜんぜん困らないのでなおたちが悪い。
今、結婚に限らず、この国ではいったん学生から新入社員時代を経て、何かの弾みで歯車から外れてしまった者は、ゴロゴロと下り坂を転がり続けるしかないということになっている。ここ最近のこの国の流れを見ると、どうしても90年頃のバブル期のシーンを思い出す。それは、誰も彼もがクレイジーにイカれているという類似性ではなく、極端に勝ち負け&貧富に両極化したり、名前を付けてカテゴライズしたがる風潮にある。世の中の価値観は、ますます自分のそれとはかけ離れつつあり、特にヒューマニズムの観点において顕著だ。アジャストメントを迫られる今日この頃。

1月12日(木)

群馬県は前橋市に住む人なら誰でも知っていると思われるみそ漬けで有名な漬物屋、それが「たむらや」だ。前橋市内にわずかに3店舗のみのこのお店、どこかのデパートに出店したり卸したりもしないらしく、戦略的にローカルさを保ったまま安定した「味」を提供し続けるのであった(と言いつつも、随分と整理されたWEBサイトが存在し、ネットショップはかなり盛況なようで、たぶん店舗での売り上げを遥かに凌いでいるように思われる)。たむらや製品は、いろいろと美味しいのが、妻の実家に戻るたびに必ず購入するのが「山芋のみそ漬け」。えっ山芋?という感じだが、ちゃんと山芋なんです。北関東特有の濃い目の味付けが、あっさり&シャクシャク食感の山芋にぴったりで、これ何度食べてもほんとに絶品。賞味期限が1週間なのがちと残念ではあるが、他にも卵とか西瓜とかメロンとか、なんでもかんでも味噌に漬けちゃって、で、結果としてどれもこれも特徴的で美味いので素晴らしいんですな。SO、アンタら「加減」の天才や。興味のある方は、騙されたと思って、ぜひ味噌漬けをご贈答にでも利用してみて。かなり喜ばれること間違いなし。URLは、http://www.tamuraya.com/

1月10日(火)

近ごろのニコちゃんは妙にダンス好きだ。しかも、変な動き満載でたまらなくカワイイ。このお年頃になると、どこのウチのお子さまもそうなのであろうが、とにかく無躊躇に音楽に合わせ体を動かすのが好き。または、そう言うことをしているテレビとかビデオとかDVDとかあろうもんなら、画面を食い入るように見つめ、真似して一緒に踊るのが好き。ウチの場合、NHKで言えば「日本語で遊ぼ」「いないいないばぁ」「お母さんと一緒」辺りで、ビデオでは「しまじろうの一緒に踊ろう」やら「アンパンマンの英語で遊ぼう」、DVDでは「BABAR」やら「セサミストリート系」となり、昼間は保育園でお気に入りの先生と一緒に歌ったり踊ったりしている。先日も、駅前のブックオフでニコちゃんの為に絵本やらビデオを物色&購入していたら、突然これ以上ないくらい大きな声で「大きなクリの木の下で〜」と「大きな太鼓ドーンドン、小さな太鼓トントントン」と「いーとまきまき」を歌い踊り始めてしまい、実に対処に困った(あああ恥ずかちぃ!)。でもね、本人はきっと楽しくってしかたないんだろうなぁ、いいねぇ...娘っ子よ。

1月9日(月)

3連休なんてあっと言う間。でも、気分はすっかりback to the oshougatsu だからして、明日から仕事再開だと思うと何だかとっても憂鬱だ。耳鼻咽喉科にエイっと勇気を出して行ってみたのが幸いし、しつこい咳と鼻炎はすっかり影を潜めつつある。が、まだ薬を服用中の身なので結論は出さない。薬を止めた途端、またぶり返すかもしれないから気は抜けない。そんなコンディションではあったが、日曜日は激混みのサンシャイン国際水族館へ行き、寒風の中アシカのショウを観たり、逃走したのでスッカリ有名になったアリクイを観てきた。今日は今日で、ニコちゃんがどうしてもブランコに乗ると言って聞かないので、車に乗っけて駒込にある妻が幼少の頃からご利用の、こじんまりとした公園にあるものにブラブラ揺れて来た次第。
そう言えばみなさまにご報告が遅れましたが、気がつけば昨年の12/20にファファが目出たく9歳の誕生日を迎えました。最近ではメッキリご隠居みたいな生活振りのファ様だが、NYの小さなイーストビレッジのアパートにキミを連れ帰ったあの日から、既に9年も経過したなんて信じられないよ。今朝もニコちゃんに足を踏まれてビックりしてたみたいだけど、我々も決してキミをないがしろにしている訳じゃなく、そうやってご隠居みたいに日向ボッコしたり、突然ゲロはいたりしてくれる姿を、いつだってなくてはならない家族の一員として優しい気持ちで見守っています。どうかいつまでも元気で一緒に暮らそうね。

1月7日(土)

(つづき) まぁ子どもと年寄りが多いのは当然であろうが、なんだろう、もしかするとこの病院だけがそうなのかもしれないが、やけにオープンである。みな鼻が詰まっているからせめて風通しくらいは良くしておこうということだろうか? だって、休み明けで混雑する待合室からは、診察室が丸見えで、診察台に座って鼻の中に変な器具(だいたい変な音出して吸う機能のモノ)を差し込まれている人たちの様子がよーく見えるのだった。
自分の番が来て、恐る恐る診察台に座り問診開始。先生に「初めて」であることを告げ、症状を細かく説明して、観察してた通りの変な器具を、今度は自分が鼻の穴深くに差し込まれ(そんなに痛くなかった)、ついでに喉、耳の奥底もチェック。どうやら急性の鼻腔炎らしく「では、鼻腔には穴が開いているのでそこに何かを差し込んでどうにかします」と、説明を受けてもわからないことを言われた後、ちょっと麻酔しますからと、フレキシブルな綿棒みたいのをわかりやすく鼻の穴深くに差し込まれ、「そのまま待ってて下さいね」とのこと。フゥーと診察台に初めて落ち着いてふと気づくと、待合室から鼻をたらしたガキがニヤニヤしながらこちらを見ていた。くぅぉのー! そんなこんなで滞りなく診察が終わり、ガラスでできた玉を鼻にはめてチューブから薬を吸引したら、あーら不思議、ずいぶん鼻の付け根辺りが楽になった。でも、激冷えの春日通りを家まで歩く間、鼻水が今まで以上にいっぱい出て来てちょいと困る。うーん、耳鼻咽喉科、まるで狐にでもつままれたような体験だったよ。

1月6日(金)

風邪が治らない。ちゃんと病院に行ったし、その際はレントゲンまで撮って、変な影のないことを確認し軽い気管支炎と診断されて薬を処方して貰い、それをちゃんと服用した。確かに一時的に咳は止まるけれど、今度は鼻水が止まらなくなるので、市販の鼻炎用カプセルも飲んでみた。今、会社でこれを書いているが、鼻水は一時的に止まるものの、恐ろしいほどの枯渇感に見舞われ、まるでサハラ砂漠のど真ん中で水を欲しているよう。思い起こせば、インフルエンザの予防接種をしてからどうも調子が悪い気がする。人によっては「合わない」場合があると、接種前に説明は受けた。が、そんなもの射ってみないとわかるわけないじゃないか!未だに注射左腕は痒いし、なんだかソコハカトナク怪しい。段々とモニターを見るのが辛くなってきたので、今日はこの辺にしておきます。
で、妻のススメもあって、会社を早退し40年目にして(物心ついてからは)初めての、GB in COW つまり、耳鼻咽喉科へ行って来た。ビギナーの自分にはどこの病院がいいのか皆目検討がつかなかったので、ニコちゃん行きつけでうまいと評判の新大塚駅前の病院にしてみた。いやぁ、今日は長くなってしまうので明日また書くが、耳鼻咽喉科って不思議いっぱいで、妙に好奇心がそそられた。

1月5日(木)

仕事始めで会社に行ったが予想通りまったく仕事モードにはなれず...の割に、自分だけ妙にたくさん仕事があって、年明け早々大空回りしながら何とか夕刻までにやるべきことはやった。それにしてもこの冬は寒い。この築30年超の大塚の家に2002年の夏に越して来てから、都合3回ほど冬を越した訳だが、今年が間違いなく1番寒い。猫兄弟もそう感じているらしく、毎晩枕元にやってきては朝まで一緒に眠っていく。今は2つの布団に大人2人、トドラー1人、ペルシャ猫2匹が一緒に寝ている状態だ。貧乏人は寒い冬は正当的に体寄せ合って凌ぐしかないのだ(おしくらまんじゅうだ!)
さて、今年の暮れ&正月もいつものように北関東を練り歩いた。埼玉でボケーッとしながら年を越し、元旦に外環経由関越に乗って前橋まで里帰り。2日間で都合30人近い親類に顔合わせをして、お節料理を食い散らかし、お年玉を配り歩き、採れたての無農薬栽培新鮮野菜をお土産にUターンラッシュを避けるように3日午前中には猫兄弟の待つ埼玉へとんぼ帰り。ああこれじゃやっぱりゆっくり休まるはすもないよね。ところで、群馬ではニコちゃんの"Mon Oncle"が、スクスクだけどちょっとヘンテコに成長していて笑えた。お互い2才近くで自我も芽生えた難しいお年頃故、よくオモチャの取り合いで衝突し、決して相性は良くないようだったが、ま、次に来る時はもっといっぱい喋れるようになって、ちゃんとお姉さん(本当は姪だけどね)してあげようぜニコちゃん。

1月4日(水)

新年明けましておめでとうございます。本年もcatcatをよろしくお願いします。思い起こせば、昨年は更新がままならぬ生活だったというのは実はたぶん言い訳で、なかなか「書く」余裕がないような「らしくない」生き方をしていたのは確か。今年はもっといろいろ書きたい。でも、2006年の今年は著名な疫学やら厄除け大師によると「男の42歳=本厄」らしいので、どうなるのかはわからない。楽しいことを書くことになるのか、はたまた困ってしまって何も書けなくなるのか、ふふふ、人生って面白いよね。兎に角、そんなことばかりに影響されてここまで生きて来た訳ではないのであまり気にせず(佐野厄除け大師にはアウトレットとラーメン食べがてら詣ろうと思っているが...)、もう少しキャパを上げ目の前に迫り来るヨシナシゴトをしかと書き綴っていきたいと思っています。どうかみなさまも戌年だけにワンダフルな年をお過ごしくださいまし。

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