4月14日（木）

怪しい。。。その佇まいはスターウォーズに出て来る、確かタトゥイーンという砂漠の星でロボット売買して暮らす人々のよう。でも、これは 紛れもなく風呂上がりにバスローブを纏うニコちゃんだ。腰の落ち具合といいなかなかいい雰囲気を醸し出す我が娘よ、今日は夕方からグズグズだったから、早めに寝かしつけようとしたのに、寝たフリなんかしちゃって、ほとんど騙されたよ。寝てるもんだとばかり思って、ふと振り返ったら暗闇で仁王立ちし、ニコニコしながら両手を振り回していたのでマジ驚いた。何者？
今日は天気が良かったので、朝からたまった洗濯に追われ、午後になったら同じ具材を使い切り方だけ変えて、ニコちゃんにはコーンクリームシチューを、大人には容赦なく辛いカレーを作った。ニコちゃんは、まだ14ヶ月児だというのに、とにかく恐ろしいほどの食欲の持ち主なのだが、今日もシチューを大きめの茶碗に2杯ペロリと平らげ、まるで妊娠8ヶ月くらいになってしまったお腹を両手でポンポン叩きながら、ウロウロしていた。その様はどこまでもオッサンで、別の言い方をすれば自分ソックリだったりする。ああこの先どうなるんだろう。でも、いっぱい食べてくれてありがとう、作りがいあるね。

4月12日（火）

いつの間にか、個人の日記やらはブログと呼ばれるようになり、ブロガーなんて言葉も飛び出す始末。ドメインを取得するとわかると思うが、アメリカだけ.comの後に何もつかないのは、インターネットがアメリカ発祥だからである。だからこのブログに関しても、元々はアメリカの個人主催ニュースグループなんかが、好き勝手な事を頻繁に好き放題更新してリンクしまくって、コメント書いてみたいなところから始まっているのが、拡大解釈された感があるが、本当は数多いリンクと短いコメントが基本だってみなさん知ってました？ だからこのcatcatはブログではありません。catcatはあくまでも一個人の写真歳時記です。日本のブログの解釈ちょっと間違ってると思う。下のリンクのとおり、ここは1998年の3月から始まっているけれど、よーく探すと1996年の11月くらいからの記述があり、それはまだボストンに住んでいた時からのもので、毎日ほとんど欠かさず、足掛け9年目に突入したなんてunbelievable。最初はニコちゃんみたいに小ちゃな体だったけど、日に日に発育し今やこんなボリュームにまで成長。継続は力なり。最近はページを見に来る人も減ったけれど、この先も更新しまくります。

4月11日（月）

中国の反日デモが勢いを増しているようだが、若い人民のみなさん、どうか偏った愛国主義教育の犠牲にならないでね。せっかくインターネットを使える環境になるのなら、もっと冷静に井の中の蛙してないで、World Wide Web 世界を見ようよ。世界で中国がどのように位置づけられ、どのような在り方をしているのか理解しようよ。一部の行き過ぎた右翼に煽られて、石や卵を投げつけたり、窓ガラスを割ったりする暇があったら、なんで自分の国には共産党しかないのかとか、台湾との関わりとかよく考えよう。また、胡錦涛さんが、どうして反日デモをおさえようとしないのか、そもそもなぜ集会自体が許されるのか考えてほしい。もしかして自分は政府に洗脳されていないかどうか、一度くらい疑ってみてはいかが？
今日は比較的に珍しい月曜休だったのだが、朝の地震でビビって起きたけど、このお天気では特にどこにも行かず何もせず、ただただ空蝉橋通りの桜が雨風に煽られ無惨に散って行く様を眺めて暮らした。気温も下がって来て、ああこりゃ花冷えですね。ニコちゃんも少々体調が悪いので、いつもより長めに眠っているようだ。なんだか空虚な1日だった。

4月9日（土）

コイとニコちゃん、仲良く並んでお花見の図。今、我が家の窓辺は1年で1番ゴージャスなのだが、空蝉橋通りの桜も、強い風にあおられてそろそろヒラヒラと舞い落ち、そうなると今度は坂下にあるウチのマンション方向に大量の花吹雪が押し寄せてきて、まるでピンクの絨毯を敷いたみたいになるから何ともくすぐったい。風と共に花びらは舞い上がり、小汚い北大塚銀の鈴商店街（ピンサロ街）を、JR大塚駅方面に向かってヒラヒラと彷徨って行く。ふと通りに目をやると、大塚名物ピンサロの前には「花びら3回転」とか妙にシンクロした看板が出ていたりして笑える。でも、せっかくの風情が台無しだ。ところで、この「花びら◯◯回転」の意味は、ピンサロ等の風俗店で、制限時間内に席に何人の女の子が来るのかを回転数で表したものであるが、どうもサウンドお下品ですな。
さて、本日ニコちゃんは熱を出してしまい、おウチから出られず、今もいつもより大きめの寝息を立てながらお休み中。ちょっとした風邪みたいだが早く治ってね。それから、昼の職場では、先日より英語チームの新人にマンツーマンで指導する日々が始まり、気がつけば前以上に忙しい日々となっている。

4月8日（金）

やっぱりこの季節になると、日本って美しい国だなとつくづく思う。桜の醸し出す「情緒」は、日本固有のもので、海外に桜の木が植わっていても再現出来るものではないほど一種独特なものだ。現に、ニューヨークにも桜はそれなりにあって、この季節になると美しい花を咲かせていたけど、心の奥の方の小さな骨がリンリンなるような感覚は沸き上がってこなかった。でも、日本の桜は違う。こう、いい具合に懐に響くのだ。春の暖かな風が吹いて、桜吹雪が舞い上がる度、細胞の深いとこ、またはDNAのナノレベルで言葉に出来ないような心地良さを感じる。リンリン。だから、今日も食事を済ませた後、ニコちゃんを片手に抱いて、空蝉橋通りの桜並木を歩いた。こういう官能的な時限つき風景は、赤ちゃんの脳の成長にも特別良い影響を与えるに違いない。
さて、新しい保育園に慣れようと必死のニコちゃんは、木曜日にはついにフルタイムで過ごす事に成功。おやつも食事も完食で、お昼寝もちゃんと出来ている。もうこれで一安心。この核家族時代に、母子が孤立する事は、赤ちゃんの成長を考えると決して良くない訳で、早くから集団から多くを学んで欲しいとの願いのもと、けっこう早い月齢からニコちゃんを保育園に送り出した。ちょっと早いかなぁなんて、最初は気が気じゃなかったけれど、洞察していく内に、飛躍的に成長していることを認識。よく他の子から風邪を貰ってはくるが、今のところ保育園ライフは非常に意義深いものとなっている。
最後に、昨晩、桜並木を眺めながら洗濯物を干していたら、知らない内にファファがベランダに出ていたらしく、そのま気づかずにサッシを閉め、結局朝起きてベランダで変な物音がし発見。野宿させてゴメンよファファ、許しておくれ。

4月6日（水）

珍しくも徹夜して、朝方眠ったまでは良かったが、今日は保育園までニコちゃんのお迎え予定だったので、無理矢理起きて、妻とともに初めて公立の保育園に出向き、すれ違う人々全員に「おはようございます」をして、保育園でのドロップオフとピックアップの段取りを半ば強制的に学んだ。生憎、倒れてしまいそうなほどの偏頭痛にも襲われていたので、ちゃんとは覚えられなかったが、取りあえず夕方4時のお迎えに控え、一旦部屋に戻りアリーヴを規定の倍錠服用し、甘えん坊のコイと共に4時間ほど眠る。
そうそう、レポートが遅れたが、4月頭より、3ヶ月間お世話になった私立の保育園から、公立保育園にニコリーナは編入を果たしている。前が悪かったからという理由では決してなく、むしろアットホームで非常に良かったので移りたくなかったくらい。ニコちゃんも居心地良かったみたいだし、保母さんたちとも仲良くやっていた。よく面倒を見てくれていた1人の保母さんなんて、ニコちゃんとの別れが寂しくて号泣してくれたくらい。ただし、長い目で見ると、公立に入れるチャンスがあるのだから、私立に通い続けるのは金銭的にも各種条件的にも厳しいという決断だった。前にも書いたが、今のご時世、公立の保育園に入園するだけでも至難の業なのだ。ウチはラッキーにも1つ引っかかったので、現在慣らし保育中と相成っている。明日くらいからレギュラースケジュールで1日を過ごす予定。今日初めて迎えに行ったけれど、流石に適応力高く、馴染み始めていらっしゃるご様子。ガンバレ娘よ。

4月5日（火）

ウチの奥さんは、半分外資系の公認会計士とか税理士のいっぱいいる会社で働いているが、外資の血が濃いだけあって、パートタイムステータスにも関わらず、待遇の良さが目立っている。例えば先日、千鳥が淵辺りで花見が開かれたそうなのだが、とうぜん会費制等ではなく、レストランでの食事代全ては会社持ちである。まぁそれだけならば驚きはしない。驚いたのは花見の夜に妻が手にして戻ったiPodシャッフルである。これ貰って来たよと、黄緑色のパッケージを見た時には、あ、ビンゴか何かで勝ち取ったのか、でかした！なんて思った。が、よくよく聞いてみると、バイト、パート、インターンを含めた全員が「これ1つずつお持ち帰りください」という流れでもれなく渡されたんだそうだ。no way 普通あり得ないっしょ。。。何と言う大盤振る舞い。正社員入れて50人はいて、正社員はシャッフルじゃなくて普通のiPodだったらしいから、うーん、羽振りいいのですね会計士ワールド。うらやましいぞ。それ以来、山手線でコレ使っているが、軽いしランダムだしでなかなか面白い製品です。

4月3日（日）

今日は、天気予報がウソついて、結局1日中良い天気だった。実家に泊まりがけ戻っていたので、家族揃って公園までお散歩に行ったのだが、ポカポカと気持ち良く、こんなことならもっと遠出すればよかった。見かける桜も2部咲きだったのが、今日の日和で5部くらいは開いたのではなかろうか。大塚に戻って来たら、いつも通る桜並木が、出来損ないのポップコーンみたいな状態で淡いピンクの花弁を開いていた。思わず、駐車場からみなで夜桜見物しながら部屋まで戻った。やっぱり風情があっていいねー。部屋では30時間ぶりくらいに会うファッちんが、いつものようにゲロの花を咲かせていらっしゃったが、まぁ小規模なものだったのでほっとする。今日のニコちゃんは、昼寝も夕寝もロクにせずに、頑張って遊んでいたので、風呂から上がって寝かしつけに入ったら、ものの3分くらいで落ちた。よっぽどお疲れだったのね、どうかグッスリおやすみなさい。
さて、前にも述べたように4月に入ってから、生命あるものが一斉に活発に動き出し、世の中一気に華やいで来た感がある。やっぱりいいね春って。自分も昼の仕事のポジションが変わったり、ニコちゃんの保育園が変わったりで、物理的にも精神的にも、けっこうなアジャストメントしなければならない状況なのだが、春眠暁を覚えずなのか、眠くて眠くて仕方ない。部屋に戻っても睡魔に勝てず、いろいろとこのページでも表現したいことあるんだけど、脳が言う事を来てくれないので、今日も実はもう限界。明日またトライするべし。