8月12日（木）

更新まで随分間があいてしまったが、月曜から今日までは朝から晩までなんだかんだと忙しく、こういう事をする時間がまったくなかった。今週はホンといろいろあって、精神的にも肉体的にも疲れ果てた。今日も、夜約束があったので、部屋に戻ったのは10時近くとなってしまい、さらには珍しくなかなか寝付けない娘さんをあやしているウチに、たっぷりと深夜に突入。眠くて眠くて仕方がないが、もうすぐ2時で、と言う事はオリンピックのサッカー中継があるはずなので、頑張って更新なんかして、眠気を撃退しようと努めている。。。でも、正直果てしなく眠い。30代中盤までは、完璧な夜型だった自分が信じられない。執筆活動を始めた際に、朝の健康的な思考を取り入れようと、強引に朝方にしたのだが、どうやらスッカリ定着してしまった。
ここ最近のニコリーノは、父ちゃんが仕事でいないのをいい事に、ガンガン成長している。月齢6ヵ月ともなると、このようにハイハイ直前のヘコヘコを始めたりしていて、そろそろ家庭内の安全対策をいろいろと施さなければならない時期に突入。コード類を隠したり、コンセントにキャップ被せたり、ゲートを作ったり、机の角にクッションつけたり、引き出し開かなくしたり、毎日こまめに掃除しなくてはならなくて忙しい。つまり、今以上にこのページを更新する時間は限られたものになっていく。一刻も早く英気を養わなければ。

8月8日（日）

ああ今日も暑かった。そして今日はいつも以上にいろいろあった。画像は、埼玉の実家で飼う事になった生後6週の黒パグで名前はまだない。両親が犬を飼うなんて話は昔からあった訳ではなく、この1ヵ月くらいで急に沸き上がったもので、その1番の理由は退院したばかりの父に「犬の散歩」によって、強制的に適度な運動をしてもらおうという事と、Unconditional Loveを存分に分かち合い、ヒーリング効果 の発露を期待すると言うものであった。本当は父の誕生日プレゼントに「サプラーイズ！」なんて、やる予定だったが、何ぶん生体であるからして、本人の好みを抜きにコソコソ進めるにも限度があり、先日ついにカミングアウト。本日、渋る父を伴い、足立区竹の塚にある大型ペットショップ「コジマ」へ行ったのだった。
で、コジマの駐車場で嫌な感じの会社員が乗る、買ったばかりのミニバンのバンパーをうっかりこすってしまい、悪態つく会社員のせいで結局警察を呼び実況検分なんかする羽目になり、そうれはもう今さらどうこう言うつもりはないのだが、とにかくそのペットショップにこの黒いパグはいた。父は基本的に柴犬が好きらしいのだが、どうもマンションの室内で飼う感じじゃないし、70過ぎて引きの強い活発な犬を飼い始めるのはけっこう大変だし、どうかなぁなんて悩んでいたところだった。でも、前の晩父によくよく聞いたら、実は犬は何でも好きらしい。そんな訳で、その女の子の黒パグを誰もが一目見て気に入った。胸がキュンとしてしまった。父だけは遠くのペンチに腰掛け、他人事のように振る舞っていたが、ホントは気になって仕方ないっしょ？ 親子だからそれくらいはわかるのよ！ とにかくお盆あけ彼女はやって来る。なんか楽しみ！

8月7日（土）

あれから4年が経過した。今でも犯人が誰だったのかは不明だが、当時3才だったコイが何者かに左頬を噛まれ大出血。かかりつけの獣医はマンハッタンに立地し、急を要する状況だったから、近所のアラブ人街にある獣医にコイを連れて行った。先生はアラブ人のハッサン先生で、勿論何を言っているのかよくわからなかったが、取りあえず全身麻酔をかけられ頬の毛を刈り3針縫った。
その後しばらくは口を開きたがらないコイと毎朝晩格闘して、抗生物質を与え傷が化膿するのを防ぎ、最終的にいろいろ含めて400ドルの治療費パンチと共に傷は癒えた。で、お金はどうでもいい、問題はこんなひどいこと Who did it? である。これは今でもハッキリせず、当時の状況から考えて、自分でぶつけた10％、巨大なラットが出現した20％、またはファファが噛んだ70％、の3つに1つと結論づけた。その後、兄弟仲を観察しつつ今に至るが、ファファがコイに対し、攻撃的な姿勢を取った事は一度もない。だからたぶんあれはラットの仕業だったのかなぁ。疑ってオゴメンねファファよ。

8月5日（木）

隣人のことなんて、実は某かの事件が起こるまでは、実態が掴めないなんて話、世間では日常的な出来事と思う。事件が起こった後に、TVのインタビュー等で「いやぁ普段いい人だったんですけどねー」なんて語られるのは決して珍しい光景ではない。今、サッカーアジアカップを契機に、お隣中国庶民の反日感情が高まりをビジュアルとして見せつけられ、個人的にけっこう驚いたりもしている。また、これほどまでに、広く世間に認知された事例が、近年そうそうなかったと言うのもある。
今現在も、会社でよく話すのは1人はハーフチャイニーズの女の子だ。彼女は上海生まれで北京語を上手に話す（らしい）。ニューヨークにいた頃も、中国人は同じアジア人同士、とても身近な存在であり、その歴史や人柄や食文化には少なからずとも魅力を感じていた。その気持ちは今も消して揺るがないけど、それにしてもここ最近のナショナリズムの高まりには危険な匂いを感じる。大国なだけに、唯我独尊なだけに、争いごとが好きな民族だけに。今の日本では、暴力には米国抑止力が自動的に働くが、中国はそのあたりの統制が危うい。今やロシアはただの隣国だし、米国は距離感を保っているし、毛様もトウ様ももう健在ではないのだから。ああ、なんかちょっと心配だなぁ、お隣さん。

8月3日（火）

昼の職場にいる、現役大学生や20代の子たちとお昼ご飯なんかを一緒に食べていると、よく質問されるのが「バブル」ってどんな感じだったんですか？だ。1990年に終焉を迎えた、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損祭りだが、残念ながら当時小学生だった彼等が、直接的な恩恵に授かれる訳もなく、今ひとつピンと来ないし、あり得ない話のオンパレードに戸惑うのだそうだ。
「どんな感じ？ 例えば何年間も給料をおろさなくても生活して行けるとか、毎日タクシーで往復出来るとか、毎日大勢で飲んで騒いで何万も払い払われとか、今日100円だったものが明日は1万円になっているとか、逆に1万円が100円にしか思えないとか、経費を使わないと上司に怒られるだとか、働かなくても生きて行けるとか、仕事は幾らでもあるし、転職も思いのままとか、価値のないものほど重宝されるとか、かな」と言っても、「ウソでしょ」って顔しかしない。たぶん本当に嘘だと思っているのかもしれないが、言ってる事は本当に本当だぞ諸君。彼等は景気が上向きになって来たから、もう1回バブルになりますかね？なんて期待を込めるが、うんにゃ、あれはもう絶対にあり得ないでしょ。だって、あれは100年に1度くらいの盛大な馬鹿祭りだったからね、と大人ぶって嗜める。でも、実際は、当時いい事も悪い事も含め、思い切り青春で渦中だった自分だからして、もう1回バブル来ないかなぁと期待してたりして。。。みんなそうでしょ？

8月2日（月）

最近寝不足だ。もちろんこの娘さんが夜泣きをしたり、朝早くから起きて何やら騒いでいるという理由もあるが、それ以外にも冷房病を避けるため、けっこう早い時間にエアコンの切タイマーを設定しているというのもある。真夏でも朝方ともなると、それなり気温は下がるものだが、今年の夏は異常だ。8月はますます暑くなるなんて予報も出て、ますます憂鬱な夏嫌いの私。
最近猛暑にうんざりしている他にもうんざりしていることがあって、それは日本の警察機構の相変わらずの無機能ぶりだ。兵庫県で7人が惨殺される悲劇が起こったばかりだが、日本の警察及び行政機構って、どうしても「事後」でなければ動かない事例がほとんどなのは言うまでもない。しかし、ここ最近続いている幼児虐待や桶川のストーカー事件なんかの教訓は、どこにも生かされていないのか？ そう、大して生かされていないのです。つまり、日本の警察は当てにならないから、自分の身は自分で守る、欧米社会並みのセルフディフェンス概念が必要となってくる。ますます住み辛い国になりつつある我が祖国。