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2月14日(土) 春一番の吹き荒れたポカポカ陽気の土曜日、病院への道すがら、デート中のカップルを数多く見かけたのだが、とにかく一刻も早く病院に行って、赤ちゃんの顔を見たくて見たくてたまらなかったので、ずいぶん後になって今日がバレンタインデイである事に気付き、納得した。とにかく、今の自分は赤ちゃん命(もちろん妻もケアする)。寝ても覚めてもちっこい顔が脳裏に浮かび、ニヤニヤしてしまう…ああ赤ちゃん、赤ちゃん、赤ちゃん…Love。 で、午前中は、車庫からBMWを引っ張り出して、ベビーシートをがっちり取り付け、目前に迫った退院日にむけて準備万端整った。生後100時間未満の赤ちゃんは健康で、グビグビと元気一杯母乳をお飲みになり、ぐずったり、泣いたり、ねんねしたりを繰り返しながら、スクスク順調に育っている。ああもう可愛くってたまらない、どーしよー。 |
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2月13日(金) 今日の赤ちゃん。生後3日ともなると、何となくクシャっとしていたのがピーンとしてきて、顔形が幾分整ってきたように思える。いやんかわゆい! そろそろ目の周り辺りが黄色っぽく(黄疸?)もなって来た。相変わらず、ねんね、泣く、おっぱい、泣く、おっぱい、ねんね、ぐずる、おっぱい、おむつ、ぐずる、おっぱい、ねんね…みたいな感じで忙しい。昨晩もこんな調子だったらしく、妻は結構グロッキーだった。また、おともだちも何人かお祝いに来てくれて、ありがたい。どうも遠くまでありがとねみなさん。今日は赤ちゃんにとって、おそらく歴史的な瞬間が…自分がおむつを代えていた時に起こる。ふと何かがポロリと落ちたので、ん? と良く見ると、へその緒…気付かなければ、そのまま紙おむつにくるんで捨ててしまうとこだった。すぐにナースコールをし、おへそを消毒してもらったら、看護婦さんが「ウチは桐の箱に入れたりとか、そう言う事はないので、ご自分で用意して下さいね、ハイ、ポトン」と、へその緒を手渡され戸惑う…。めでたいのだろうか? めでたいに違いない。その辺にあったガーゼにくるんで、取り敢えずバッグのお大事もの入れに突っ込んだ。そんな事をしているウチにあっと言う間に面会時間は終了、今日は大山駅から義妹と2人で電車で帰った。 (二昨日のお産ドキュメントのつづき→)出産後はどうなるのかと言うと、助産婦さんが呼びに来てくれるまでは「お預け状態」で、まるで丸椅子に座った闘争心溢れるボクサーのような気持ちだった。途中、助産婦さんが「元気な女の子ですよ。すごく可愛いですよ。」とおしえてくれたけど、産声だけ聞いて元気そうなのはわかった。また、女の子だってのは、99%わかっていたので、やっぱりと言う感じ。 |
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2月12日(木) お見舞い(お祝い)に病院に来てくれた皆様方、ありがとうございます。今日も夕方から病院にいたけど、いやーん赤ちゃん可愛い! 寝てる姿も、おっぱい飲んでる姿も、泣いてる姿も、しゃっくりも、ゲップも、なにもかも可愛い。あ、でもウンチにはびっくり。産後1〜2日は胎便と言って、お食事中の方には申し訳ないが、まるで「ごはんですよ」か「蕎麦味噌」みたいな、緑がかった黒い不思議な便が出る。噂には聞いていたが、なるほどこれはちょっと驚くかも。昨日はいる間だけで、2度もしていらっしゃった。胎便は、幼児の最初の便で、羊水と粘液とうぶ毛(赤ちゃんの体を覆っている細い毛)、胆汁、皮膚や腸管から排出された細胞を含んでいるのだそうだ。うーん生命の神秘。今日はここまで。 (一昨日のお産ドキュメントのつづき→)午後3時頃になって、お産が重なり助産婦さんたちも医師も忙しいらしく、早めに分娩室でスタンバイしててねと言う事で、本当は旦那衆は分娩室には入れないのかもしれないが、結果的に分娩室で立ち会う。南西の方角に面した分娩室には、火曜日が大変良い天気だった事もあり、あたたかな午後の日差しがさんさんと降り注ぎ、お日様の香りに満ちていた。まるで、干したてのお布団みたいに、ふんわり、ほんわか、思わずニコニコしたくなるような、とても優しい日射しだった。 |
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2月11日(水) まず初めに、お祝いのメッセージをいただきありがとうござました、みなさま
THANKS & KISSES。
都立病院では、出産翌日午後より母子同室なので(忙しい!)、初抱っこにワクワクしながら、東武東上線大山駅で両親と待ち合わせ、義妹も加わって面会へ。妻は興奮してあまりよく眠れなかったとの事で、午前中におっぱいマッサージの指導(これすごく大事なのです)、昼食を挟んで、授乳等母子同室指導を経て、4人部屋の窓際でグッタリしていた。そしてBabyは妻のベッドの傍らに、このようにいた。生まれたての赤ちゃんって、猿みたいであんまりかわいくないと思っていたし、実際猿みたいだったけど、いやぁ…うふふ、可愛い!ああ可愛い。 |
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2月10日(火)晴天 本日
午後4時15分、3,160グラムの女の子が誕生しました。母子共に健康で、安産であった事をこの場を借りてご報告します。名前は、実は昨年から決めてあるのだけど、まだ出生届を提出していないので、ふせておきます。以下お産のドキュメント。 |
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2月9日(月) コイはもともと前足が器用だ。ファファと較べても格段に良く動くし、人に何かをねだる際のインデックスツールとしても活用している。例えば、食べ物が欲しい時、コイは左前足でマイ右肘を押さえ、右前足でマイ手首をシュッシュッシュッとかく。これが基本動作で、コタツに入りたい時、出たい時もアレンジしてクイっとやる。餌皿からカリカリをかき出して、ドリブルしわざわざ追いかけて食べる。転がしてやると、前足でピタッと止め、すくって食べる。とにかく器用なのだ。そして、最近のお気に入りの遊びが、画像の「紙玉キャッチ」である。時に驚くほどジャンプして空中でキャッチしたりもするのだが、何度か繰り返すと自分から飽きてしまい、キャッチした紙玉を自分でリリースして今度はドリブル遊びを始める。こういう気紛れな所は実に猫っぽい。 |
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2月8日(日) この変な生き物は、天日干し中の抱き枕の上で変な顔をして、両前足をビヨーンと前に伸ばし目を細め御機嫌だったらしい。でも、とても彫の深い四角い顔で、意味がよくわからない。気持ちいいのだろうか?
ホントに…。 |
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2月7日(土) ジャネット・ジャクソンのパイポロ事件については、今さら語るまでもないのかもしれないが、何故か毎年、スーパーボール中継だけは観る機会に恵まれ、今年も例に漏れずしっかりあの瞬間をライブで観てしまった。P・ディディーとネリ−の掛け合いを観て、相変わらずだなぁなんて思っていたら、鬚面のジャスティンが出てきて、終わり間際にあれだ…ありゃわざとだった。個人的には完璧に(元々胡散臭い)MTVの演出だとしか思わなかったし、実際ジャネットもMTVを庇うようにして、自分でやったと謝罪しているからして、本当にそうだったのだと思うが、どちらのアーティストも個人的に好きなので、こんな事でケチがついて、ちと残念だ。笑わないで欲しいのだが、特にジャスティン・ティンバーレイクは、ブリトニーと共にクラブディズニーに出ていた頃から注目し、インシンクデビュー後も、コヤツは只者ではないし、実際に格好いいとずっと思っていた。むしろ好きだ。ジェームズじゃない方のキャメロンにたぶらかされ、結婚するなんて話にもなっているが(たぶんしないと思うが)、グラミーにも多部門でノミネートされているのに、ホンと、馬鹿な事したもんだよ。善玉はいつまでも徹底して善玉でいてくれなければ、世の中成立しないのだ。それにしてもキャーっジャスティン。なんで日本で人気ないのか不思議。 |
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2月6日(金) 今日は男女のリレーションシップについて考えてみたい。時に男女関係は磁石の+と−の関係にも似て、何かの弾みで磁場が変わってしまうと、突如強力な力で反発し合い、冗談みたいにくっつかなくなる事がある。また、最初からくっついていなかったけど、第三の中性的磁石を介する事で、本来反発し合う磁石がくっついたりもする。一般的にそれは家庭とか子供とか世間体とか、呼び名はいろいろだ。ただし、この場合も、ひょんな事で簡単に元に戻ってしまうケースもある。そうなってしまうと、何をどんなにあがいたって、関係性は決して元の鞘には収まらず、表面的にどんなに繕ってもどうにも収拾がつかないなんて悪循環に陥ってしまう。しかし、人間は社会的な生き物だからして、眼前の不和を見て見ぬ振りをし、ストレスを溜め込みながらも、リレーションシップ以外の何某に、生きる希望を託し、頑張るパターンが多い。これは男尊女卑の昔から培われてきた日本的な「耐え忍ぶ」美徳の為せる技でもあるが、これには当てはまらないまでも、一般的なサラリーマン家庭なんかは、自然とそうなる運命にある。旦那は外で仕事+男の付合い、妻は家事に子育て教育に習い事+女の付き合い、共有事象は意外と少なく、寝室は別々で擦れ違いが増すのが代表的なパターンだ。一見コンサバティブでも、リレーションシップを考えると、常に危うい状態だと言える。 |
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2月5日(木) 本を出版すると言うのは、一種独特なイベントであるに違いないと、昔からずーっと思っていた。だから、1冊目の著書を出版した時は、どんなものかと期待大だったのだが、ニューヨークに暮らしていた事もあって、本屋の店頭に並ぶ様とか、そういうのを目撃する事もなく、ハッキリ言って何の実感もなかった。2冊目はニューヨークに関するものだったので、ニューヨークの紀伊国屋とか旭屋書店にどどーんと平積み、またはディスプレイされたりして、ひたすら小っ恥ずかしく逆に実感等は沸かなかった。また、プロモーションのお陰で、日本の雑誌や新聞にも書評が載ったりもしたし、発売から2年経った今でも、大手書店で見かけるし、たまにブックオフで100円で売ってる事もある(これは何となく複雑)。でも、実感があるのかと問われると、やっぱりない。そんな事では実感というのは沸かないものらしい。これは、過去にTVコマーシャルとか、映画とか、ミュージックビデオとか、テレビ番組なんかを制作し、実際のOAを見た時の感覚と同じで、成果物というのは、やはり自らの手を離れた瞬間、物質としての愛着は消滅すると見た。 |
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2月4日(水) まずはお知らせから。浜松在住のクリエイターおともだちの
暗中M作
さんが、ちいさな白黒の絵本を出版する事になり、この度、出版記念オープニングイベント”暗中M作映像&HIROMINOX”を開催することになったそうな。彼女とはyoume.さんのページで、ちょっとした共同作業
をやったり、今や更新されていない(すみません)toraburuko.com
にもページを持っていてくれた間柄。唄あり踊りありで盛り沢山らしい(嘘=本当は映像、音楽満載のイベントです)ので、お近くの方は是非エキジビションにGOGO!
ちなみに、イベントが行われるのは socket28
で、日時は、3月13日(日)20:30〜22:30 入場無料。 |
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2月3日(火) (';')まだ生まれていません。もうちょっと、たぶんもうちょっとだけ冬が深まると、小さな命が大きな声で
Hello World …
感動し、そして、気がつけば今年も春が訪れるのです。 |
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2月2日(月) これがファッちんの大切な大切なミルクボウルだ。ボウル自体はアメリカもので、クリスマスプレゼントとしてお友だちから頂いた。内側には猫の絵が描いてあってけっこう可愛い。ファッちんにミルクを与える場所は、キッチンの餌場ではなく、いつの間にかリビングルームの電気ストーブの前に定着してしまった。これは毎朝コタツで朝食を取る人間を、ミルクくれくれ攻撃から防ぐ目的でもある。これ、実は朝食時の我が家の悩みだ。例えば、牛乳パックごとコタツの上に置いたりすると、この世のものとは思えない恐ろしいスピードでミルクを平らげたファッちんが上がって来て、テトラパックの由縁たる注ぎ口に、スリスリ目ヤニをくっつけ「ミルクくれくれ」とせがむのだ。これはたまらん。だから、ちょっと離れた場所に置いたボウルにミルクを何滴か注ぎ、ファッちんをまき、コタツから下りてもらおうと言う訳なのだ。ふふ、どっちも間抜けだ。 |
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2月1日(日) 世界の先進国である割に、日本というのは後進している部分が数多く存在する。今日読んだ毎日新聞の記事の1つに「<犬猫収容施設>麻袋に保管、日当りなし 環境劣悪すぐ病気に」というのがあって、その後進ぶりに思わず溜息が漏れてしまった。もともと犬猫畜生の観念は、特にアジアで古くから培われてきたものだから、なかなか一掃されないのだろうけど、食べるにも困る、第3国ならまだしも、日本は仮にもGDP世界2位なのに、あまりにも扱いがなってなくて恥ずかしい。世界の潮流に反し、一気に反国際化しているのが現状だ。 |
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これよりまえをよむ
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