12月31日（金）いちねんいろいろありました。

ホンといろいろありました。我が家では、2月にニコちゃんがhello worldし、ますます賑やかになったと同時に、人生そのものも新たなるステージに突入した。これまでのあたりまえは全てアジャストメントが必要となり、赤ちゃんを中心とした新たなあたりまえに徐々に慣れつつある。得たものが大きい場合、失うものも大きいのが常だが、赤ちゃんの存在はそれでもなおあまりあるほど偉大なものだと実感している（多少自由がなくなったって、楽しく暮らして行けることを再認識）。やりたい仕事はぜんぜんうまくいっていない。実際、時間もないし、夜11時には睡魔に襲われる。だけど、昼間行っているオムツ代稼ぎは思いも寄らずうまくいき、責任あるポジションを任され、毎朝7時に起きてお弁当をこさえ、満員の山手線に揺られて都庁の隣のビルの高層階にあるオフィスに出向き、必要以上に翻弄され疲弊している。でもやっぱり、ニコちゃんのことを考えると、がんばろうという気になる。子は偉大、子は鎹。
その他、家族周りにもいろいろあって、そのいろいろは形を変えつつも、なお進行中であり、予断を許さぬ状況。ウチの実家にはイチロウという名のやんちゃなパピヨンがやってきたし、いろいろありました。また、親類や近しいおともだちが少子化社会に対抗し、多くの赤ちゃんを誕生させた印象的な年でもあった。
一方世界に目を向けると、OBBF（大バカブッシュファミリー）のお陰て、世界秩序はますますワヤワヤとなり、今やアメリカ人は世界の嫌われ者と化している。当然と言えば当然だが、アメリカ人の多くはこの事実を知らない。何が問題ってそれが問題なのだ。嫌われてますよ、アメリカン人のみなさん、目を覚まして下さい。そして、日本もブッシュの飼い犬小泉傀儡政権が続いているので同じくワヤワヤだ。主体性のかけらもないし、自衛隊が活動しているのはどこでも非戦闘地域だ。実は北朝鮮なんかどうでもよくて、問題は中国と日本が敵視し合わなければならないほど、バランスがとれないアジア情勢にあるだろうし、来年は下手すればアメリカのハードランディングの流れに付き合わされ、世界中が今以上にヒィヒィ言わされるのかもしれない。そして、先日の津波もそうだったように、大きな地震が起こるだろうし、異常気象のお陰で自然災害も猛威をふるうことだろう。でも、でもね、恐れる事なく、地に足つけて、しっかり前を見据えて進んで行きたい。それが我々人類（庶民）にできる、唯一の選択なのだ。そう、来年も自分らしく生きましょう！

どうか2005年もcatcatをよろしくおねがいします。

12月30日（木）

先日も限界まで残業し、ようやく１人仕事納めをしてきたのだが、所謂シフト制の敷かれている会社って、引き続き職場で年を越すような人もいるわけで、「なんだもう帰んのか、明日もよろしくね」なんてワーカホリックな目で見られる。これこれ一緒にしないでくれ、オレは保育園入園目前のニコちゃんと掛け替えのない時を過ごすのよ。バイバーイ。
さて、我が家は今日から少し寂しくなった。いつもなら、猫兄弟と共に実家に戻り年を越し、そのまま猫兄弟の面倒を見てもらって、群馬のおばあちゃん家まで行くというパターンなのだが、今年は残念ながら勝手が違う。埼玉の実家にはイチロウが控えているのだ。別に猫兄弟と一緒にしても問題はないだろう。問題なのは無理やり両親に世話をお願いしなければならないこと。家犬のイチロウはやんちゃで実に手がかかるので、今年は世田谷区は松原にお住まいのおともだち宅で預かってもらう事になり、今日、日が暮れてからクネクネ一方通行を迷いつつも、無事送り届けてきた次第。久し振りのドライブにファファは喜んでいた感もあり、おともだちも相当の動物好きっぽいので、おまえら、どうか愛されて素敵な新年を迎えてね。ああそれにしても寂しいなぁ。

12月28日（火）

あっと言う間にクリスマスも終わり、誰もがバタバタ師走的になったかと思ったら、スマトラ島沖で巨大地震が発生し、今のところ2万人以上が犠牲になるなんて、年の瀬にあまり素敵なニュースではない。津波の映像を見るとただただ恐ろしい。あんなものが何の前触れもなく押し寄せて来たら、あの辺の華奢な家はひとたまりもないだろうし、人々はなす術ないだろう。今はただ犠牲者の冥福を祈るのみ。これ以上揺れないくださいね、地の神様。
さて、我が家の年末も相変わらず忙しく、カードの宛名書きが終了したと思ったら、今度は妻の社会復帰に向けた再就職も決まり、やれ研修だ保育園探しだと気を抜く暇もない。今日も、本当は夜遅くまで働かねばならない日だったが、妻が研修になってしまったので、早退して帰って来た。しかしながら、保育園入園目前のニコちゃんと過ごす時間は貴重で、べったりくっつき一緒に出歩いたり、遊んだり、お昼寝したり、楽しかった。ああ子育てって素敵よね。

12月25日（土）

ニコちゃん初のクリスマスは、埼玉の実家でチキンも飽きたしたまたま北海道から直送されて来た、タラバガニでね、と、家族みんなで祝う。すっかり青年犬に成長したパピヨンのイチロウにも、カマンベールチーズやら手羽先やらレタス？を与え、ニコちゃんにも大きな苺を一粒分食べていただき、はち切れんばかりのお腹でBMWを運転し家路に着く。ああ苦しい。。。ああでもこの満腹感は幸せの証。ああクリスマスってステキだねニコちゃん。来年くらいになると、サンタについても少しはわかるようになるかもしれないね。
で、大塚に戻ると、義妹が首までスッポリコタツに入って、DVDを鑑賞中。今日返却しなければならなかった、「プリズナーオブアズカバン（ハリーポッター）」を自分が返却するから、観させてと言うので託したら、映画が始まって20分くらいで、ステキなまでに熟睡なさっていた。結局。ビデオ屋の閉まる深夜1時までに観られたのは、最初の20分と最後の方の10分だったらしい。朝起きると、DVDは返却されていたから、彼女はほとんど観ていないにも関わらず、寒空のもと駅まで返しにいったのね、ああそれもまたクリスマスのひとつの過ごし方。てなわけで、さぁ明日から大晦日に向け、最後の仕事スパートだ、頑張るぞ！

12月24日（金）

今日は普通に仕事に出たが、ニッポンのクリスマスイブの人間模様って、やっぱり面白い。今現在、スーパーバイズしているユニットには100名以上のスタッフがいて、朝9時から夜11時までの間、常に40人くらいが着座している状態となっている。その半分を占めるのが今時の大学生で、IT関連デスクワーク主体という職務柄、けっこう高学歴なホワイトカラーワーカー志望者が集まって来ている。東大、一橋、学習院、早稲田、明治、中央、法政、立教、東京外語大、理科大とよりどりみどり。で、彼氏彼女のいるいないは、今日この日にシフトが入っているかいないかで分かれるのだから、たまらない。中にはどう見てもシングルなのにも関わらず、早く帰らな帰らなければならないよう装ったり、話題がその事に及ぶと辛辣な表情を浮かべたり、現実逃避したり、またイブの夜にわざわざシフトを入れて、自分はavailableである事を何気にアピールしたりと、ふふふ青いねキミたち（でもいいね）。
で、我が家はニコちゃんにとって初イブであったが、まだよくわかってないので、ユナイテッドアロウズでニットのベストを仕入れ、妻にもタートルネックのセーターをプレゼント。むろん喜んだのは妻に他ならない。その後、軽くチキンを食し、ハリー・ポッターアズカバンの囚人→Our favorite actor, Gary oldmanを堪能し深夜心地良く眠る。メリークリスマス！

12月23日（木）

ファファの思い出。まだ生後4ヶ月くらいだった頃、NYはアメリカ人のともだちのところにファッ様を預け、10日間ほど帰国した事があった。その家にはちょうど壁の色を塗り替えている部屋があった。ともだちの話によると、当時好奇心旺盛だったお子ちゃまファッ様は、その部屋のペンキ缶が妙に気になったらしく、黄色いペンキの中に、思い切り顔を突っ込み、耳まで真黄色になってしまった。しかも運悪くそれは油性のペンキで、かと言ってシンナーとかベンジンみたいなもので拭く訳にもいかず、結果として、ちょっと乾かしてから、ハサミで顔の毛をジョキジョキ切るという画期的な処置が行われた。日本からNYに舞い戻り、ファッ様に会うのを楽しみにしていた自分が、飛び上がるほど驚いたのは言うまでもない。流石だ。
それから、これは一部で有名な話なのだが、アメリカの古いガス台（オーブン付き）って代物は、常に種火をキープするために、微量のガスが漏れているのは有名な話である。電気でカチカチなんて上等な仕組みではなく、ひじょうにプリミティブだ。ファッ様はいつも好んで、そんなガス台の上でお眠りになった。理由は不明だったが、とても居心地がいいらしく、いつでもレンジのまん丸い枠の中で同じように丸くなっていた。たぶん、ガスも思い切り吸っていたに違いない。これも流石だ。でも、そんなファッ様が大好きです（双子ちゃんも好きだって）。

12月20日（月）

え？なんだって！このページを1週間も更新出来てないなんて、よほどの事があったに違いない。と、思いきや、実は日々いろいろ忙しく、特に期限の迫ったクリスマスカードの印刷、手書き、発送等に追われ、家に帰ってから何も出来ない状態。加えて、仕事は忙しいし、忘年会はあるし、ウチでクリスマスパーティーはあるし、妻はギックリ腰になるし、もう年末ってクレイジービジー。
さて、そんな年末におめでたい話題を。まずは本日20日、ファファがめでたく8才の誕生日を迎えました。昔からおじいちゃんっぽかったファ様だけど、やっとこさ実年齢が追いついて来たって感じで、ますます元気にグブグブッガスピーギューグルルプスーといびきをかいて下さい。いろいろ言うけど、我々はそんなファファが大好きです。そして、先日19日、クリスマスパーティーが終了し、おともだちが帰ってしまった後に、ニコちゃんが突然記念すべき初歩き。初めの1歩はわずか50センチほどだったけれど、間違いなく彼女にとって偉大な1歩となる事だろう。その後は調子に乗って、何度も歩こうとし、バランスを崩してはいろんなとこにいろんなとこぶつけ、もーギャーギャー騒がしいったらありゃしない。だけど良かったね、12/19日曜日、月齢10ヶ月と9日で、大きなステップです。