3月14日(火)

ウチの娘さんは2才と1ヵ月で、まだまだちっちゃいトドラーなのだが、いやはや始まってしまったぞヤダヤダ症候群。一般的に2才というのは大変なお年頃だと、これまで何度も書いてきたが、それらはあくまでも見聞であって実体験に基づいたものではなかった。でも今、我が家は確実に体験中。
とにかくもー朝から晩まで何をするにも「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダ」。別に特別な理由があるわじゃない。でもやっぱり何でもヤダなのだ。大変な反面、確実に自我が芽生えている証拠なので嬉しくもあるのだが、それにしても時に度が過ぎるとさえ思えてしまう。特に夕刻、保育園から戻り夕食の支度をしている間がどうにもこうにも大変らしい(妻談)。今は運良くパパっ子ピリオドなので、直接の被害は妻が被っていると言っても過言じゃないのだが、まぁこれも誰もが通る有限の成長過程だろうから、今はじっと耐えて、感情的にならず知恵を絞って乗り切りましょう。

3月13日(月)

今日は忙しかった。休み明けで、しかもアニエスヴイ(アニメ好きのもう1人のSVのこと)が有給休暇だったからだ。サイトアップやら書類の整理やら質疑応答やらデータ入力やら、いつもはやらなくてよい仕事がわんさかであっという間に日は暮れて、家に帰ればニコちゃんがかなりグズり倒したらしく、顔を泣きはらしていらっしゃった。今25時を周りようやく落ち着いた。
今日は、WBCについてちょっと触れたい。元々高校野球部だしヤンキース好きだけど、この大会に関しては趣旨が胡散臭いので全然興味が持てなかった。案の定、昨日のアメリカ戦で胡散臭さが具体的に露呈してしまい、世界中の多くの野球好きが激しくガッカリしたに違いない(馬鹿らしいのでビデオも見ていない...)。日本の論調は的を得てないものが多いので、東海岸のオピニオンリーダー「ニューヨークタイムズ」は今回の件をどう見ているのかと言うと、国際化を目指すベースボールが国際大会で最初の「起こってはならない悪夢を」最悪のタイミングで起こしてしまった。いつか起こることは予想できたが、まさかあんなタイミングで引き起こされるとは残念でならない。と、どちらかと言うと大会運営に対し批判的ではある。一般的にアメリカのメジャーでもあんなことは起こりえないし、そもそも国際大会なのに審判がアメリカ人で構成されている事自体、国同士が威信をかけて闘う場に相応しくないのは明らか。米国主体である限り、公平な運営なんてあり得ない。だから、ベースボールはいつまでも広まらないんだろうなぁ。ただただ悲しく残念...。

3月12日(日)

これを書いている日曜の朝10:30頃、表通りではけたたましい騒音と共に道路工事が行われている。ハッキリ言うがかなり迷惑だ。すべての元兇は焼き鳥屋のオヤジにある。隣接するこの狭ーい土地に、8F建てのホテルが建築計画であることをを知ったのが昨年の9月頃。以来、住環境は激変。マンションの入り口には、いつもパイロンが置かれダンプやらの重機やガラの悪い工事関係者が常駐し、朝から晩までもの凄い騒音と悪臭を放つようになる。土曜日も工事は行われ、部屋に留まるのが困難になった。日曜日には、たぶん法律でそう決まっているのだろうが、水道やらガスやら電気やら電話やらの工事を行って良いらしく、休む間もなく地域住民を苦しめる。
朝、東向きの窓からさんさんと降り注いでいた日射しは、8F建ての白い壁により完全に遮断され、薄暗く湿った空気が漂うようになり、壁にはうっすらとカビが生えたりしている。通りが見渡せたベランダ隣には画像のように、オレンジ色のタウンホテルというセンスも遠慮もない看板が取り付けられ眺望を奪う。それだけじゃなくて、夜になると当然だが明かりが灯り寝室はオレンジ色に染まる。焼き鳥屋のオヤジはただ金が欲しかった。その土地を手放す際に、誰が所有しどんな建物が建つのかまでは知らなかったのかもしれない。でも、何度も足繁く通いオマエの焼く焼き鳥を購入した見返りがこれかよ。都市生活する以上、逃れようのない悲劇なのかもしれないが、オヤジの顔を思い出す度、虚しくなる今日この頃。今はただ、7月の引っ越しまで我慢するのみ。

3月11日(土)

NY帰りのREちんとサンシャインシティ2Fのスターバックスで待ち合わせ。お土産にお願いしていた品々を受け取る。100錠入りのALEVE、PORTORICOのヘーゼルナッツコーヒー2ポンド袋、オリジナル版ELMO's WorldのDVD、あああああありがとう!特に袋の側から既に香り立つヘーゼルナッツの懐かしい香りにゃ涙ちょちょ切れです。さっそく朝起きて入れたてのアロマ楽しませていただきました。味覚レベルでNYを思い出せて感動。Thanks again.
さて、本日土曜日はお天気も良く、風邪気味なのに部屋でじっとしていられないニコちゃんのために、埼玉の実家までBMWを走らせた。近くのお蕎麦屋でお昼をとるためにテクテク歩く道すがら、あちこちに春の訪れを感じることが出来ちょい幸せ。梅の花、雑草の花、花粉症、ピヨピヨ飛ぶ鳥、スキップを試みる娘。どれもこれもちょっとナイス。実家ではいつもの通りイチローが待ち構えていて、もの凄い勢いでじゃれついてきたので、最初はおっかなびっくりだったニコちゃんだが、昼寝をしてからは調子が出たのか、ずっとイチローと遊んでいらっしゃった。帰る前には自分が食べていたハーゲンダッツのアイスクリームを画像の通りシェアしまくっていて微笑ましかった。退屈しなくて良かったね。

3月10日(金)

昨日はニコちゃんの通う保育園の卒園式で、ちっちゃいクラスの子たちもこの日のためにお遊戯を練習し披露してくれるとのことだったので、有給を取って夫婦で見に行った。運動会でもそうだったのだが、姿を発見すると泣いちゃうのでなるべく見つからないようにしてくだいとのお達しがあり、それなりに努力はした。しかし、この日の式はただでさえ狭いスペースで行われており、ビデオや写真を撮ろうと立っていれば隠れる場所なんて存在しないのが現状。思ったとおり、ニコちゃんの所属するリス組の演目開始前に見つかってしまった。せっかく何週間も練習してきたらしい「ガラガラドン」だったが、結局ニコちゃんは「パパーママー!」と大泣き状態となり、先生に抱っこされてばかり・・・あああ娘よ、本当に人がたくさんいるところ向いていないのね。それでも、1年前から比べればたくさんの人間に囲まれても平気になったし、先生に言われたとおり自分の足でちゃんと歩いて移動できるようになったし、ああ成長成長父さん感動した。また来年もチャンスはあるから、その時はちゃんと練習した歌や踊りを上手に披露できるよう祈ってます。
卒園式の後は、これはチャンスとばかりに、いつ行っても閉まっている(か混雑している)、つけ麺の元祖としても有名な東池袋「大勝軒」へラーメンを食べに行った。初めてなので、一番有名なメニュー「特もり」というつけ麺(650円)を注文。しばらくして器いっぱいに盛られた麺と少し甘酸っぱいつけ汁が登場。いやぁーねぇーこりゃいやとにかく麺が美味い。ツルツルシコシコで適度な弾力あり、まるで歯茎みたいな食べ心地(褒めてます)。11時過ぎなのでスムーズに入れたけれど、帰りに外に出たら驚くほどの列が既に完成されていたのでビックリした。

3月7日(火)

見よこのヤル気のなさ。上野動物園のパンダたちはよっぽど居心地が悪いのか、ワシントンはスミソニアン動物園のパンダと違って寝てばかり。しかも、あんまり気持良さそうには見えない。やはり考え方の違いなのか、見せ方に問題があるのか、もしくは見に来る方に問題があるのか、何にせよもっと覇気のあるパンダでいて欲しいものだ。
さて、そんなことを思っても真面目に考えちゃいけないとされていたのだが、昔、電通で働いていた頃ふと思ったことがある。日本人のクリエイティブ&クリエイターって何だろう。アメリカやヨーロッパで暮らしていると、正当な結果=数値の持つ重要性を身に染みて感じることが多かった。例えばCMなど、どんなに面白く芸術的なものを作っても、その商品自体が売れなければ好評価は得られない。企業は販売促進目的で広告宣伝費を確保し、代理店なりプロダクションを通して大枚はたくわけだから、そんなのあたりまえだ。どんなに面白いものを作っても、商品が売れなければ即クビをきられるのは日常茶飯事。でも、日本ってちょっと違う。そこに自らの芸術性とかを求めようとする人が意外と多いだけでなく、企業側も「そういうものか」とどこかで納得している節があり、その風潮は今もなお生き続けている。あなたたちがお金払ってあなたたちの商品を売ろうとしているのに、もっとしっかりしてちょーだいと思います。

3月6日(月)

ん?ちょっと怪しいけれど、一昨日も書いた通り、これが徳井家の春の風物詩「マスク女がストローラーを押す図」。本日東京は正式に春一番が吹いて、昼間なんか17.6℃まで気温が上がった。そうなると、ああ妻よ気の毒なのよ、ますます飛散(悲惨)するんだろうね杉さま。この画像を撮影したのは、上野にある国際こども図書館の前。この図書館、都の歴史的建造物にも指定されていて、妻のススメで初めて訪れたのだが、それはもう溜め息が出るほど立派な建造物だった。1階にあるカフェテリアも全席完全禁煙で非喫煙者の自分にはとっても居心地が良く、展示物やこども図書館部分もなかなかの充実っぷり。そして何と言っても歴史的建造物の保存と再生をテーマにしたリニューアルがお見事。でもこのテーストどこかで見覚えが...あ、やっぱり安藤忠雄なんだね。うーん、Good Job! 日本の宝ですな。
さて、本日は次の職場の責任者と2度目の会合を持つため、退社後にJRで渋谷へ。南口のドトールかなんかに入って、会社の環境やら人間模様やら仕事内容を熱くコミュニケーション。みなさん大阪人だけあって、よく喋りなさる。しかし、これくらいオリエンテーションしてくれると、入社前の不安も軽減され、またその日までにどのような知識を学習すべきかなど、目星がついてひじょうによろしい。今までと違って責任も重大だし、忙しくなりそうだけど、頑張ろうと言う気になった月曜日。

3月5日(日)

朝から天気が良かったし、ニコちゃんがゾウを見たいとおっしゃるし、気がつけば妻がオニギリをこしらえているしで、激混必至の日曜の上野動物園へ行って来た。実は朝から偏頭痛の種がいたから、外出に気乗のりしなかったのだが、こんな状況では出掛けるしかあるまい。でも、思った通り午後になって激しく発症してしまい、非常に使い物にならない状態となり、動物なんて何を見たのか大して覚えちゃいいない。それでもズキズキ痛む頭に印象的だったのが、一時話題になり今や誰も見向きもしなくなったハシビロウコウ。とにかく動かないことで有名なこの鳥だが、今日も全然動いてなかった。じっーと檻を見つめていたのは頭が痛くて動けない自分くらい。この鳥もじっと何かに耐えているように見え親近感を覚える。
この他、オオアリクイの檻の前ではスタッフのおじいさんが、懇切丁寧にオオアリクイの生態についてレクチャーしてくれた。頭痛だったのであまり覚えていないのだが、彼等の天敵はジャガーで、襲われた時には2本足で立ち上がって、普段はひっくり返して隠している前足の爪で威嚇することとか、実は静岡生まれの日本人(アリクイ)であることとか、本当は1日にシロアリを3万匹食べるのだが、それ自体が輸入禁止なので仕方なくドッグフードを溶かして与えているので、もう本当にアリクイとしてどうなっちゃてるのかよくわからないこととか、まぁ関西弁でいろいろ教えてくれて印象的だった。それにしても日曜の上野動物園、恐ろしいほどの混雑で、どこの地方からやって来たのか不明な奇妙な日本人の方々も多く、見ていて動物以上に面白かったと付け加えておこう。

3月3日(金)

と言えば、ニコちゃんにとっては雛祭り、猫兄弟にとっては日向祭り、で、徳井家では祖父さんの命日だ。小学校1年生くらいの時に亡くなったお祖父さん。中学時代の度重なる脳震盪のお陰で、子供の頃の記憶が部分欠落しているのを除いても、祖父さんとの具体的な接点を思い出すことは出来ない。両親の話では、たいそうな変わり者だったらしく、近所では「ヨーグルトおじいさん」として有名だったそうで、近所の孤児院みたいなところに毎朝ヨーグルトを配っていたらしい(当時の朝日新聞にその話は取材され記事として実際掲載されていた!)。でも、そうやって周りの面倒は見たけれど、亡くなる前の何年かは病床に伏せていたらしいし、孫とはあんまり遊ぶ機会はなかったらしい。うーん、きっと面白いじいさんだったんだろうなぁ。
今日は、次の仕事の為にいろいろ学習に励んだ1日だったが、やっぱり机上の付け焼き刃的知識なんて経験に比べたら取るに足らないのだなと感じる。しかも、自分の場合「直感」に突き動かされて生きているので、今回の転職にしたって、細かいことをじっくりと頭で考えての動きではなく、あくまでも「こころ」主導によるものだ。現実的に準備をし始めると、色々と不都合と言うか修正点と言うかが浮上してしまうのは致し方のないこと。でも、きっと大丈夫だと直感的に思えるから大丈夫に違いない。それに、しばらくの間錆び付いていた「パラボラアンテナ」が始動し始め、チラホラとではあるが有益な情報(指令?声?)が舞い降りて来るのを感じるようになったのは素晴らしいこと。これ、自分にとってもの凄く大きなinner movementなんです。

3月1日(水)

3月になりました。毎年この季節になると、花粉症のシーズンとなり、我が家でもティッシュ消費量が激増するのだが、先日、ついに妻から「帰りに西友でティッシュを買ってきて!」との悲鳴にも似たリクエストがあり、ああ季節の風物詩なのねとひとり納得している。(実は増加原因は花粉症だけにあらず、ニコちゃんが気まぐれに引っ張ったり破いたり、たまにちゃんと鼻をかんだりするからなのが笑える)。ちなみに自分は未だ花粉症発症せず。とってもラッキー。
さて、今月は昼の仕事や育児をこなしつつ、WEBディレクターとは何ぞやとかDVDオーサリングのフローについて勉強をするのが仕事となっているのだが、家に帰ってお子ちゃまがベッタリな状況ではやっぱり落ち着いて本を読んだり、WEBで調べ物をしたりするのは難しい。どうしても集中したかったらトイレに逃げ込むか、もしくは朝早起きするかしかないのが現状だ。しかしだ、4月から働こうとしている業界は、朝遅くて夜帰れないのがあたりまえ。今のうちにニコちゃんに目いっぱい接しておかないと、また昨年の9月のように「寂しさゆえのこの人ダレ?」みたいなグレちき状態になること必至。それじゃパパ辛いわー!でも確実にそうなりそう・・・ああ今から複雑、ちょこっと子離れせねば。

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